Momoの大脱走！

木曜日の昼、もも太郎コンビの散歩はKatrienが担当した。

いつものコースを歩いて、池を越えて川沿い自転車道まで来ていて、あとは自転車の来ない芝生の散歩道があるので、Momo、太郎ともリードを外して自由に歩かせていたらしいが、遠くの方で大型犬の吠える声が聞こえると、Momoがすぐに反応し、その方向へ耳を集中していたら、もう一度その犬の声が聞こえたので、Momoは何かを確信したらしく、その方角へ猛ダッシュ！

こうなったらKatrienの呼び戻す声など、全く聞かない　・・・　ものすごいスピードで、今来た道を引き返し、いつもの遊歩道へ　・・・　太郎は太郎で、Momoと反対方向へ走り出したので、Katrienはとりあえず太郎を捕まえる事に集中し、僕に電話　「Momoは遊歩道の方へ走り出して見えなくなったから、ちょっと家から出てきて探してくれないか」　。

僕もさっそく家を出て、遊歩道から、みんなのいる方向へ向かう。

すると、すぐに自由に遊んでいるMomoの姿が見えた　・・・　相手はMomoが大好きなネルソン君。

Momoが小さい時から遊んでもらっている相手で、飼い主も好意的な人なので、ひと安心　・・・　Momoはここから逃げる事はない　・・・　しばらくしたらKatrienと太郎が来た。

ネルソン君の飼い主の女性は「Momoはどうやって来たかわからないけれど、突然現れたのよ、ビックリしたわ、大丈夫ですか」・・・　「すみません、Momoは遠くでネルソンの声を聞いたので、走って来たんです、ネルソンはベスト・フレンドだから」

躾としては、飼い主の命令を聞かず逃げ出すのはいい事ではないが、気持ちはわかる。

 思いを遂げたMomoちゃん　・・・　満足そうだ。

クマ太郎はネルソン君が嫌いで、吠えるのだ　・・・　なので、ネルソン君の飼い主からは敬遠されている　・・・　複雑な関係なのである。

ウチのアパートの近くの遊歩道の脇に、よく観葉植物が捨てられている場所がある（ホントは違反だけど）　・・・　綺麗な間は部屋で飾って、時期が過ぎ弱って来ると、そこへ捨てられるのだ。

 しかし、捨てられた植物は、ここで元気を取り戻し、花を咲かせているのもある。
こういうのを見ると、植物にとって、人間の住む部屋の中がいかに不健康なのかわかるような気がするねぇ～

お昼ご飯はパスタ・ボロネーゼ（のつもり）

晩ご飯は軽く野菜サラダ～　中心の下には、シャケときのこの醤油バター焼きが隠されている。
ドレッシング要らず。

 わが家も「キリスト降誕小屋」を設置しました。
毎年恒例とはいえ、人形は同じものを遣うが、小屋の形や飾りなどは毎年、その日の思い付きで作っている。

日本で言えばお正月の鏡餅みたいなものだろうか　・・・　ん～、何に例えればいいのだろうか　・・・　クリスマスは基本的にキリストの誕生を祝う神聖なものなのだ。

僕はベルギーに来て初めて、そう思ったのだった。

最初の都市のクリスマスイブの夜、一番近い教会のイベントに（Katrienも一緒に）参加させてもらった　・・・　午前零時を待って式典が始まり、キリストの誕生を祝う　・・・　式典が終わると、参加者が集まり、コーヒーやワインを飲んで「われら同一教区（隣組）、われらキリスト教徒」みたいな親睦会になっていた　・・・　もちろん僕はキリスト教徒ではないが、拒みはしない。

日本で暮らしている間は、クリスマスは何となく、「正月前の洋風なイベントを楽しむ」みたいに、商業主義の広告に釣られて、誰かにプレゼントをあげたり、ごちそうを食べたりしていたのだと思う。

これは、天使のステンドグラスの裏側に、ロウソク立てがあり、そこにロウソクを点すとこんなにキレイになる　・・・　リサイクルショップで1ユーロで買った商品。

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