31.10.16

アントワープで食材買い出しついでに・・・

27日(木)午後からアントワープの街へ出て、食材買い出しのお使いへ行ってきた。

往復4.20EURの電車賃がかかるので、ついでに街歩きも楽しむのがいつもの事である。
美しいアントワープ中央駅の内部や外観を見られる ・・・ 利用できるだけでも感動モノではあるが ・・・

駅を離れて少し歩く ・・・ ショッピングストリートへ!

ショッピングストリートを歩くといっても、僕はそんな処で買い物をするような人間ではない(おしゃれ関係には縁がないから)

レストラン通りを通り過ぎて ・・・

レンタル自転車も利用せず歩き続け ・・・

ファッション関係の多い界隈も通り過ぎ ・・・

ルーベンスさんのお家の前を通って ・・・

目的地はここ!
地元カフェ「OUD ARSENAAL」

この1杯のビールを飲みに来たのだ!

店独自のハウスビール Oud Arsenaaltje (2EUR)この店で一番安いビールだが、旨いし、ここでしか飲めないので、いつもこれを注文する。

店のオーナー(男性)がカウンターにいるときは、僕が入ってくるのを見たら、すぐにこのビールを注いで待っている(笑)

 典型的な庶民カフェの雰囲気が好きだね。

観光客目当ての料金設定ではないので、その他のビールを飲んでもお得感がある ・・・ お客さんは地元常連さんが多いが、週末は観光客も多くて、立ち飲みでにぎわっているカフェだ。

1杯のビールを飲み終えて、トイレ利用もして、来た道を引き返す ・・・ ルーベンスの家の庭を覗き見~。

ショッピングストリートに出たら、さっきまでいなかった大道芸人がいて、人垣ができていた。

背中にドラムやシンバルを背負って、大小のギター2台持ち、縦笛も2段重ねのサンポーニャ、足には多数の鈴を付け ・・・ ギターの下には自分と同じ衣装を着た人形が2体ぶら下がり、ご主人に合わせて腕を振っている。

すべてがどう連動しているのか理解するまでに、多少の時間がかかった(笑)

これは面白いぞ~!
それに、演奏もうまかった ・・・ 大道芸にしておくのはもったいない ・・・ そな気がした。

video



中央駅が見えてきた ・・・ 手前にあるのは軍用車両 ・・・ ベルギーはいまだ、テロ脅威度評価レベル3を維持しており、軍服で自動小銃を持った兵隊が警備に当たっている。

さて、ここからが食材買い出しのお使いの始まり~

まずは中華街を通り抜けて、アラブ街で魚の調達!

鮮魚の中から、アジ、サバ、イカの切り身!

 中華街に戻ってきて ・・・

餃子の皮、ニラ、豚の挽肉、キャベツなど調達する。

中央駅に戻る。

駅内部、何度見ても感動するのもであります。

写真アルバムはこちら→ Antwerpen, 27 Okt 2016



家に帰ったら、魚の鮮度が落ちないうちに調理に取り掛かる。

アジの三枚おろし

アジのたたき!

 
サバの三枚おろし


 しめ鯖にする!

調味料をそろえて ・・・

キャベツとニラ、ネギのみじん切りを混ぜて塩もみする。

水気を絞った後、豚挽き肉と混ぜ合わせて、調味料で味付けをする。

中身の出来上がり~

餃子の皮の準備 ・・・

餃子包み ・・・ 54個包んだ!

一仕事終えて、乾杯!

先日、個人醸造所のテイスティングから購入してきた、非売品?の希少価値ビールだ。

11月1日に、Katrienのファミリーを招待しての食事会を主催するので、試作をしたりしているのである ・・・ 餃子はそのまま冷凍して、当日に使えるようにしている。

翌日、しめ鯖を使った寿司を作って食べた!

一番怖いのは食あたりなので、自分で試してみる(をい、大丈夫か?) ・・・ 何とか大丈夫だったみたい(笑)

サーモンはいつもは生サーモンを使うのだが、今回、ベルギー人のためにはスモークサーモンを使おうと思っている ・・・ あとはベルギー人になじみのボイルエビや北海小エビ、マーチェス(ニシンの塩漬け)を使おうと思っている。



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アントワープ ホテル宿泊

29.10.16

リネン博物館

さて、前回記事にしなかった「リネン博物館」の話。

僕は特に服飾やおしゃれに興味が無いので、関心は薄いのだけど、嫁のKatrienは日本(東京)滞在時に、沖縄の伝統的織物である「芭蕉布」に興味を持ち、それがきっかけで沖縄移住をして、数年で僕と知り合い結婚までしたという事だから、無関心と言ってもいられないよね(笑)

自然の中の植物から採れる繊維で布を織り、それが人間が日常的に身にまとう服になるのだから、考えを巡らす人にとっては「当たり前」では済まされないのである。

僕の実姉は沖縄で、洋裁店を自営しているので、行けば布の話をよく聞かされる ・・・ 「日本の古布(沖縄の布地も含めて)は味があって、今でも十分におしゃれとして通用する」と言って、昔、着物として使われていた古着を探し集めている。

姉は古布をリメイクして洋服を仕立てている ・・・ 沖縄の「かりゆしウェア」を涼しげに古布で仕立てるのが人気であるらしい ・・・ 中には気に入りの古布持参で注文する人もいるとか。

という事で、僕も布地に対して全く関係のない人間という事でもないのである(笑)

前回の記事で少し書いたが、Katrienが母親と16年ほど前に行ったリネン博物館(Vlasmuseum)へ行くことになった。

リネン博物館と言っているが、原語では「ブラスミュージアムVlasmuseum」で、Vlas とは亜麻の事である。

Katrienは、コルトレイク郊外にあるミュージアムを約16年ぶりに訪ねてみたが、どうも様子が変だ ・・・ 学校という事になっているよ!

日曜日だったので、もちろん休みでドアは閉ざされている ・・・ 近くにカフェがあったので、Katrienが聞いてみたら 「あら、ミュージアムは2-3年前に移転したんですよ、今は町の中心部にあるわ」と住所を教えてくれた。

僕が持っているベルギー観光関連の本でも、この古いミュージアムが紹介されているので、つい最近の事なのだろう。

コルトレイクの町の中心部、レイエ川のほとりに近代的な建築でテキスタイルマニアを迎えてくれるのは、名称も変更になった「TEXTURE」 ミュージアム。

名称変更から分かる通り「リネン」や「亜麻」の歴史だけにとどまらず、近代的な素材や作品にまで範囲を広げている。

Vlasmuseum の閉館から2年の準備期間を経て、2014年にオープンした新しいミュージアムだ。

Katrienは、昔のミュージアムは昔の建物で、等身大の人形たちが作業している姿も見られたから良かったんだけど ・・・ と、ちょっと残念そう。

しかし、今は近代的設備で、今まで見られなかったものまで見る事ができる。


 これがリネンの原料となるブラス=Vlas(亜麻)

亜麻の構造

昔の製造工程の器具たち

機織り機

リネンのレース編み(やや荒い)

リネンのレース編み(細かい)


日本で見る機より無骨な感じだね。

年代とともに器具も進化していく ・・・

 リネンの素となる亜麻繊維(意外と柔らかい)

「ik kies VLAS」  ・・・ 「私は亜麻を選ぶ」という、昔の広告

この後、産業革命によって機械化のスピードは早まっていく ・・・ その初期の大型機械も展示されていたが、機械の仕組みに見入っていたせいか、写真を撮っていない。

ま、いいのだけど ・・・ 機械化以前のフランドルの歴史と人々の暮らしぶりがわかれば、ミュージアムとしての役割は果たしている(言い訳か)

中世の頃、レイエ川に沿った西フランダースの各地で亜麻栽培が盛んであり、その頃はかなりの重労働だったが、町は大いに栄えた ・・・ とくに、ここコルトレイクの町で産出されるリネン生地は高品質で縫製技術も優秀だった事で知られていたらしい。

あまりにもリネンで恵まれたので、次に来た羊毛産業には移行せず、そこで止まってしまった ・・・ 今でも、コルトレイクの最盛期は15世紀だったと云われている。

前回の記事で書いた「金拍車の戦い」勝利の地でもあったしね。


突然、ワイングラスの写真になる。

いやね、この「TEXTURE」 ミュージアムは、先程言ったように、複合施設になっていて、レストランもあるし、展示会場もある ・・・ 3階部分ではテキスタイルに関する展示会があったが、地下ではデザイン関係の展示室があり、その呼び水として「無料ワイン試飲券」なるものを、配っていたので、それをもらい地下室へ行ったのだ。

僕はベルギー産の白ワインを頂いた ・・・ フルーティーでなかなか美味かったよ!
ビール天国ベルギーのワインとはこれ如何に ・・・ 地球温暖化により、寒冷地だったベルギーでもブドウ栽培が出来るようになり、ワイン地帯になるかもしれないんですよ皆さん!

喜ばしい事とも言えないような気もするが、温暖地が北上しているという事でしょう。

デザイナーがイラスト制作中!

作品 ・・・ 等身大なので、それに沿って体を預ける事もできそうだ。

 という事で、ほろ酔い加減でミュージアムから出てきた(笑)

このミュージアムは入場無料!

ベルギー観光旅行 ・・・ 観光地を訪ねて美しい景色を見て、うまいビールを飲んで、美味しいスイーツを食べて、フランスより美味しいと云われるフランス料理を堪能して、ワッフル、フリッツ、チョコレートもたらふく食べて ・・・

その後どうする?

という所まで来たら、ベルギーの深部(歴史)を探索する旅もいいと思う ・・・ ベルギーという国がなかった時代のヨーロッパを旅する事ができます。


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