在ベルギー日本国大使館というところ
その中に「広報文化センター」という、日本文化を紹介する場所がある。
大使館への用事と言うと、領事部への各種書類の申請や取得だと思うが、僕は在留届と運転免許証の翻訳証明をしてもらっただけで、これまで2回しか用事はなかった。
「広報文化センター」には去年のクラリネットコンサートの時も行ったし、あとはブリュッセルへ行ったついでに時間があれば、日本語の新聞や雑誌を読むために立ち寄ったりする事もある。
今回は昨日も書いたようにKatrienの友人夫婦が揃ってベルギーまで来て、リコーダーのコンサートを開くと言うので行ってきました。
タイトルは「日本の古楽器・芸術とヨーロッパの古楽器の架け橋」
日本の古楽器=琴、和太鼓 芸術=バレエ。 ヨーロッパの古楽器=リコーダー(Blokfluit)という組み合わせ、出演者はオール鹿児島県人。
まずは威勢のいい和太鼓から、「薩摩川内おどり太鼓」
太鼓はブリュッセル日本人学校からの借りものと言う事だったので、本来の音は出ていないと思うが、出演者の元気の良さで来場のお客さんに受けていました。
来場者は日本人が1/3くらいで、あとは日本が好きなベルギー人と言ったところか。
ドラマ仕立ての踊り付き太鼓演奏
「薩摩川内おどり太鼓」だからねぇ「踊りたい子」もいる。
薩摩川内は「さつませんだい」と読むそうで、僕はカワチと読んでいた。
このメンバーでNHK大河ドラマ「篤姫」の挿入曲の太鼓の音で参加したのだそうだ。 「日高千代子バレエスタジオ」の皆さん。この衣装で「桜」をイメージしたダンス披露した。床がじゅうたんでバレエには向かなかったかもしれない、ベルギー人はバレエを見る目は厳しいと思ったが「ブラボー!」の声も上がるほどだった。
リコーダーをずっと片手に持ち、慣れない英語で出演者たちの紹介や通訳までこなす吉嶺氏(詳細は吉嶺史晴のブログで)、彼は汗だくの感じだったがベルギー人に受けていた。
リコーダーと和太鼓のコラボレーション
最後の演目で、琴とリコーダーの演奏でバレエにて「鶴 (鶴の恩返し)」を演じたのですが、とても良かった。
琴の演奏者が、ベルギー着までの長旅で体調を崩してしまい、演奏できなかったのが残念でした。(琴の音はCDでカバーした)
鹿児島からの使節団の皆さん、ありがとう!
太鼓の指導者(会長)の有馬さんがとても元気な方で「娘と孫、親子3代で来ました」と喜んでいました。
使節団の皆さんは6日間しかベルギー滞在がないそうで、その間に演奏活動もあるし観光する時間は少ないと思う。
僕は演奏会に行く前にブリュッセルのグランプラスを観光してきました。
ブリュッセル市庁舎
市庁舎と向かい合って建つ「王の家」現在は市立博物館
ビール博物館などがある広場南側の建物群
ブリュッセルはLier市からは電車で45分くらいかかるので、「行ったついでに何かを見る」のが習慣になっていて、教会や公園めぐりをしている。
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