地元リールのクリスマスマーケットに行ってきました。
田舎町リールのマーケットは3日間だけのマーケット。
都会のブリュッセルやアントワープ、有名なブルージュ、ゲントなどは1ヵ月ほど開催され、多くの観光客が訪れるが、リールでは観光客はほとんど来ないので、それくらいでちょうどいい ・・・ 周辺の小さな町から訪れる人はいるだろうけど。
人混みの中を歩くのも犬たちのトレーニングのひとつだからと、楽しみながら歩く。
広場に立てられたクリスマスツリー ・・・ 本物の生木のモミの木 ・・・ ベルギーに住み始めて最初のクリスマスには生のモミの木がたくさん使われることにビックリした ・・・ 大きなモミの木から、商店街の通りにも小さな木がたくさん飾られる。
「キリスト教国、すべてがこんな状態だったら、かなりの森林伐採になるんじゃないか」と心配したほどでだった。
市庁舎前の広場 ・・・ 一応ここがメイン会場で、他に2カ所の広場でも行われている。
やはり前日の雨で、この日に集中したのか、多くの人出でにぎわっていた ・・・ 木の小屋と白いテント小屋。
クリスマスの時期だけ登場する可愛い家は、リール独特の「キリスト降誕小屋」 ・・・ 昔のバー(飲み屋)を再現していて、中には等身大並みの人形たちがいる ・・・ カウンターにマダムがいて、客は5人だったかな? その中には赤ちゃんを連れた夫婦もいて、それがヨゼフとマリア、イエスを表しているらしい。(犬たちを連れているので、内部には入らず)
リールの市内には、各教会で大なり小なりの「キリスト降誕小屋」が設置され、屋外には教区の住民たち手作りの小屋もあり、なかなかユニークな趣向を凝らしているので、この時期になると「キリスト降誕小屋探検ウォーキング」も開催されるほどである。
小屋の後ろには羊小屋があって、本物のヒツジたちがいる ・・・ 毎年同じパターンで続けられているが、さすがヒツジの町リールで、これは欠かせない。
タロ君が挨拶をする。
小屋で温かいグリューワインでも飲みたかったのだけど、犬たちに引っ張られて、先へ先へと進むしかなかった ・・・ 途中、柴犬連れの家族と出会い、もも太郎コンビとの挨拶をして、飼い主たちとも立ち話をした。
商店街のイルミネーションは、今年から新調され、赤ちょうちんがポイントになっている(笑)
河畔の街路樹にもイルミネーション。
第2の広場(F.Timmermansplein)
第3の広場は時計台のあるジンメル広場 ・・・ ここは周りにカフェの多い広場なので一層賑やかだ。
音楽の音もガンガン響いて、自然に若者たちが集まる広場となる ・・・ 「グリューワインを飲みたいのだけど・・・」 犬たちが大音響を恐れるので、足がその方向へ向かわなーい。
そこから、元の市庁舎の広場へ戻る通りはレストラン通りで、やはり大音響を流す店があり、もも太郎コンビは前に進まない。
グリューワインがぁ~ ・・・ 遠のいていく~
静かな道を選んで歩くと ・・・
静かすぎるじゃないかと思いながら歩いていたら、行き止まりの道だった。
賑やかな広場を避けて遠回りをして歩いたので、結局、僕のお目当てだったグリューワインを飲むことはできず、涙を呑む ・・・ くぅ~
途中、またテニス仲間の夫婦と出くわして、しばしの立ち話。
わが家にもクリスマスツリーが出来たよ~
もちろん我が家のツリーはプラスチックで~す!
家飲みクリスマスビール!
初めて見たので買ってきたビール ・・・ クリスマスビールにしてはフルーティーな香りがした。
冬らしく煮物です。
ゲントのトリプル
あまり有名ではないビールかも知れないが、このラベルが気に入っているので、見かけたらつい買ってしまう ・・・ ま、味もいいけどね。
クリスマスマーケット in LIER は3日間の内、僕らが出かけた土曜日だけが雨が降っていなかったという事になり、出店業者には残念な3日間だったのかな。
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