18.5.16

アントワープ Antwerpen

「聖霊降臨の日」というキリスト教の祝日だった月曜日(16日)、アントワープへ行くことになった。

ブルージュ在住の飲み友Aさんが、仕事休みなのでアントワープ見物をしたいというのだ ・・・ ご一緒しなければ(いつもブルージュではお世話になっている)

 僕は電車でアントワープへ向かう。

とりあえず、一人歩き~ぶらり ・・・ 予定の時間に余裕があったので、聖カロルス・ボロメウス教会に立ち寄り、中へ入ってみる。

僕はキリスト教徒ではないが、教会は門戸を開いているので、慣れれば躊躇することはない ・・・ 都会の中でも静寂な場所、荘厳な雰囲気に包まれるのもいいものだ。

宗教画を鑑賞し、彫像を眺め、建築様式も観察して、この国の歴史に思いを馳せることができる ・・・ 同じ教会でも僕は何度も訪れている。


その聖カロルス・ボロメウス教会から、すぐの所のある「カフェ、クイントンマセイス(Quinten Matsijs)」

ここで、ブルージュのAさんと落ち合うことになっていた。


アントワープのビール「ボルケ(通称)」を注文して、ふたくちほど口をつけたところで、Aさんが表れた ・・・ さすが几帳面な人だ ・・・ 遠いブルージュからくるのに、ほとんど誤差がなかった(笑)


ブルージュからこのバイクで来たのだ!

ヤマハ製1300㏄(新車) ・・・ 僕はバイクには疎いので、型式とか聞きもしなかったが、2気筒エンジンで、車重が300㎏もあるんだと ・・・ 僕と同じくらいの体格であるAさんが、そんな大型バイクを操っているというのが信じがたいが、「シートも低いし、スクーターみたいなもんですよ」 だって?

僕なら跨って、スタンドを外したとたんに転倒だろう(笑)

そんなAさんと、クイントンマセイスのマダムQさんと、久しぶりの会話を楽しみながら、ひと時を過ごした後、「ちょっと、アントワープ見物しますか!」 と、バイクとヘルメットは店に預けて、野郎二人で街へ出る。

 カフェを出て、道順から言って最初に出るのは市庁舎のあるフロートマルクト ・・・ 広場にあるブラボーの噴水も勢いよく水を噴射している!

ブラボーの噴水とギルドハウス群

市庁舎に夏の間だけ掲げられる万国旗。
実は万国旗というわけではなくて、アントワープ港と取り引きのある国の国旗らしい。

市庁舎を横に通り過ぎて、スヘルデ川の港の方へ向かうと、多くの人で賑わっていた ・・・ この日は、食のフェスティバルで「フードトラック・フェスティバル(foodtruck festival)」だったらしい。

スヘルデ川の展望台から(川じゃなくて)大聖堂を展望する(笑)

 フードトラック・フェスティバルだから、ミニ貨物車から ・・・

大きめの貨物車まで ・・・ トラックというより、「屋台村」だね(笑)

ステーン城前まで大賑わいだった!

ステーン城から見る旧市街、肉屋のギルドハウス方面。


屋台村!

このイベントが「フードトラック・フェスティバル」であることは帰宅してからアントワープのイベントを調べてみてわかったことだった ・・・ そんな風に、無計画なぶらり歩きもまた楽し(笑)

旧市街へ戻り、「30種の樽生ビールがある!」 というキャッチコピーのカフェ「Gollem」にも入ってみたが、店内を見物するだけにとどまった(笑)

30種類の樽生を売りもにするのはいいが、チャンと管理できるのかねぇ ・・・ 下手に珍しいものを注文したら酸っぱい(古い)ビールが出てきそうで怖いねぇ ・・・ 「樽生はやっぱり "売れ筋" を飲んだ方が無難だな」 という結論に達するわけでアリマス(笑)
 観光客の多い通りを歩き、 ・・・ Aさんはアントワープの「手」のクッキーを買い求めた(奥さんへのお土産?)。

「中世の小道」と言われる

 ロマンチック?な場所を

野郎二人で通り抜けて


さりげなく大聖堂を楽しみ ・・・ 

カフェ、クイントンマセイスに戻り、Aさんはコーヒーを、僕はビールを飲みなおす。

Aさん、バイクでブルージュへ帰るのであまり、長居はしなかった ・・・ 「次回は夏休みにゆっくりできるように来ますよ」 と、いうことで、夏休みにはもっといろんなカフェ巡りをしましょう!

その後、僕は一人でアントワープの街歩き~ぶらりを楽しんだのだった。

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アントワープ ホテル宿泊

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