31.7.09

サイクリング

先日のサイクリング時の写真を紹介しましょう。

7月27日午後(曇り時々雨)

家から出発するので、行ける距離は限られているが、まだ行った事のない町を目指す。

先日紹介した箱型風車のあるBouwelと言う町だ。

自転車道路から行くので、自然豊かなルートを楽しめる。

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いつものように運河沿いのサイクリングコース

道路わきにあった実のなる木が気になるので、近づいて、もぎって口にしてみた。

やっぱりプラム(梅)だ!春に遠目には、桜の様な花を咲かせていた木々である(桜と梅と桃、識別方法があるが難しい)

丁度、熟して食べごろだったのでおいしかった!スモモほど酸っぱくなく、少し甘みも感じられたが、いかんせん実が小さい(親指の頭くらい)ので、多く食べようと思うと時間がかかる。(そんなに、食べなくていいってか?)

10個ほど、収穫してリュックに入れた。

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ベルギーの道端に生える、雑草の花のきれいさにはいつも感心する。

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大運河、大きな船(砂利運搬船など)も運航する。

そして、自転車ルートマップにあるポイントの案内板。

P1330124

事前に自転車ルートマップで、計画を立てて、ルートのポイントと距離、所々の目標物を、名刺大の紙にメモしておくと便利。

出発したら、道を間違えない限り、再びマップを開くことはない。

ポケットからこの紙を出して、確認しながら自転車を止めることなく進む事が出来る。

左は前回のルートで、右が今回のルート

P1320979 こんな農道?にまで石畳を敷いてエライなぁ・・・・

日本なら文化財級なんだけど、ベルギーでは当たり前にあるので、どうという事もない。

しかし、これが自転車ルートになっていて、ガタガタガタと、ケツを痛めるから、みんな石畳を避けて、走っている事が分かるね。P1330012

発見!ビールの原材料ホップだ。

つぼみで、まだ花は咲いていない。

運河沿いには結構自生しているので、10月頃には収穫できる。

こんな感じのサイクリング、ホントは小さな町を、3か所ほど通過しているので、町の違いを見るのも楽しみなのだが、ブログ記事にするとかなりの、長文になるので、いずれと言う事で・・・。

近頃、お尻(ケツ)が自転車のサドルに慣れてきたのか、以前のような激痛がなくなったね・・・不思議。

足の方も、疲れを感じるのは最初の30分くらいで、2時間3時間と、こぎ続けると、ランニング・ハイ状態を起こしているのか、勝手に足がこいでいる状態になるので、景色を楽しめるようになる。

僕は、ランニング、ジョギング、マラソン・・・・すべて嫌いです。

テニスで2時間走りまわるのは苦でもない。

自転車もいいなぁ

もっと、はまってみたいスポーツだ。(僕の場合、スポーツとは言えないかも)

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30.7.09

老人たちのサイコロゲーム

先日、妻の両親の家での昼食に招待されたので行って来た。

トマトスープに、マッシュポテト、ハンバーグに、クリーク(さくらんぼ)ソースがけ・・・、ソースは甘かったが、たくさん作ってあったので、おかわりまでしてしまった。

(ベルギーでは、今年のサクランボは豊作過ぎて大変なんだそうだ)

昼食しながら、義父もビールを1杯飲むので、付き合う。

昼食の後は、小昼寝にも付き合う・・・・・

Photo-28

ベルギー天気の空(雲バックの中に、また雲がある)

昼寝の後、午後3時ごろから、ご近所の年寄りたち(80歳以上?90歳のおばちゃんも)が次々と家に集まりだした。

何が始まるんだろうと思っていたら、大きなテーブルを囲んで座り、六角形の(お盆のような)木箱を真ん中に置き、その箱の中にはサイコロが3個入っていた。

そうか、サイコロゲームが始まるのか?僕はルールを知らないので、席を外れて眺めるだけにしようと、決め込んでいたが、「簡単だからあなたも入りなさい」と、全員(9名)からのラブコールがあり、テーブルに付いた。

まずはスコアラー(採点係)が、全員の名前を紙に書き得点表を作る。

僕の名前は分かりやすく「Yukiです」と答えておいた。ついでに「日本から来ました」とも・・・。

ルールは3個のサイコロを転がして、上を向いている目の数の合計で得点するのだが、特別なのは1は100点、6は60点になる、3個ぞろ目と、4・5・6連番はボーナスポイントがある。

それをまず1周まわして、最高得点者に1ポイントを与える。勝者が決まるまで、何回もそれを繰り返す。

先に10ポイントに到達した者がそのゲームの勝者になる。(さっきのボーナスが出たら3ポイント与えられる)

P1240246

両親の家の庭からも風車(塔型)が見える(3月15日撮影)

最初の1周め、僕は5番目くらいにサイコロを投げたが、なんと!いきなり5・5・5のぞろ目ボーナスポイントで3ポイント獲得。

その後も快調に1・1・6(260点)が2回出たり、高得点続出、同点プレーオフで2回とも勝ち、まわりを驚かせ、あきれさせた。

「あーぁ、あなたは日本人だから、サイコロ振るのは上手でしょう?」と、僕の向かいに座っていたトニーじいさんは言った。

結果、ほかが5ポイントに行かないうちに、僕だけ突出して10ポイントに到達、ゲームオーバーとなった。

優勝してみんなから拍手をもらったが、ほかに褒美はなかった。(お金を賭けていた訳でもない)

ま、お年寄りの遊びだね、3個のサイの目を合計(1と6に変化をつけている)計算する能力が必要。頭のさびてない人は、瞬時に答えを出す(僕の義父も早かった)。

計算がおぼつかない人は、「3・2・6」とか言って、人に計算してもらう(65点だ、3・2・5は10点)サイの目が読めない、目の悪い方も参加していた。

週に一回くらい、日時を決めて、お茶を飲んだり、ビールを飲んだりしながら、こんなゲームを楽しんでいるようなのであります。

おばあちゃんたちは、カードゲームが好きなようだ。

ついでに、ベルギー(フランスでも見た)ではペタンクというゲームが、結構一般的(子供から年寄りまで)なゲームとして、あちこちにゲームスペースがある(テニス場にもある)

ペタンクと言えば日本(沖縄)では老人のゲームと思っていたのだが、こちらでは普通に社交場の遊びとして、行われている。

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29.7.09

ベルギー天気の空

時々出てくる「ベルギー天気」

これは自分なりの解釈なのだが、厚い雲が垂れこめ、いつでもにわか雨が降る状態だが、なかなか土砂降りにはならない。

時々、雲の切れ間から、陽が差したりもする・・・・

写真的には、光量不足に悩まされる事になる。

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先日のサイクリングの日がそれだった。

朝は快晴かと思ったが、午後には厚い雲に覆われ、にわかに暗くなった気がした。

「どうせなら、その雲の風景でも撮るかー」と言う事で、雲も意識しての風景写真を撮ることにした。

上はトウモロコシ畑とポプラの並木

ポプラの木は、農地の境界に、風除けとして植えられている事が多い。

フランダース地方の特徴的な風景だ。

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ボゥウェル(Bouwel)の町にある箱型風車

余談 : 風車はオランダ語でモーレン(Molen)と言うが、英語ではウインドミル(Windmills)と言う事が最近分かった。

そう言えば、ソフトボールのピッチャーが腕を風車のように、大きく振りまわして、下から球を投げる投法を「ウインドミル投法」と言っていた。

ちなみに僕は、沖縄では草ソフトボールチームの「ウインドミル投法」のピッチャーとして活躍?していた。

あの頃、何も知らない僕は、ウインドミルさんが編み出した投法だとばかり思っていた。(自分で、なるほど!と、思わず笑ってしまった)

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牧場と、どす黒い雲と、薄明かりの差す明るい雲

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運河側から見た、町の中心にある聖グマルス教会の塔

やはり、雲が幾重にも重なった見えて、風景は暗い。

もうちょと、明るく映るレンズの付いたカメラが欲しいなー!

と思わずにはいられない、ベルギー天気のサイクリングだった。

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何が見えますか?

我が家(アパートの4階)のテラスの前は、森の様である

野鳥たちがさえずり、風のある日は、木々の枝がざわざわと音を立てる。

雨の日も、木の葉に当たる音が聞こえる。

そして今、もうひとつの音が聞こえる。

パラパラパラと木の葉に当たりながら、何かが落下していく音だ。

その音源を探し当てることに、興味がわいてきて、落ちていくゴミのようなものの上の方へ辿って行くと、木の枝が動いているのが分かる。

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  さて、この写真から何が見えるでしょうか?赤銅色のセイヨウブナの木の葉に「保護色」の様に溶け込んでいる動物。

P1330099

それはリスです。

両手を使って、ブナの木の実(左側に見える)を割って食べているようだ、そして殻を落下させている。

30mくらいの大木なので、その殻が地面に落ちるまでに、いくつもの葉っぱや枝に当たるので、パラパラパラと音が良く聞こえるのである。

P1320823

去年の10月頃は木の実はすべて、地面に落ちていたので、いつもリスは地上で見ていた。

それを拾って食べていたのだが、今の時期は、まだ実は落ちないので、木に登って食べるしかないのだろう。

P1320823

30mほどの高さで、細い木の枝先まで手を伸ばして、収穫している。「よく、落ちないものだ」と感心しながら、曲芸を楽しんで、写真を撮った。

かわいいリスです・・・・家では飼わないが、外に居る我が家のペットのようなものだ。とても楽しませてくれる。

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28.7.09

初めて箱型風車

ベルギーに来て、風車は何度か、何ヵ所か見ているが、今までは全部レンガ造りだった。

観光ガイドブックなどで見る、あの箱型(木製)の風車はまだ見た事がないなあ・・・・と、思っていたが、最近買って来た2冊目の「自転車ルートマップ」(ついに、もっと遠くへ足を延ばす)で、箱型風車を発見!

さっそくルート作成、計算によると距離が17kmある。

その他の周回も入れると38kmくらいの計画だ。

朝から天気が良かったので、さっそく実行したサイクリング。

オランダ語ではサイクリングの事をFietsen(フィッツン)と言う。自転車はFiets(フィッツ)

P1320918

午前は天気が良かったが、計画作成して出発するのは午後になった。

アパートの玄関を出た時に雨が降った・・・

「ベルギー天気だ・・・」そんな事であきらめては、ベルギーでは1年の2/3は、何もできない事になる。

フィッツン決行!

出発前に、自転車の後輪ブレーキを強めに調整して、試乗もして「良好」と思っていたが、どうも、何もしなくてもブレーキを引きずっているようで、いつもよりペダルが重く感じた。

(巨人の星で、伴宙太がタイヤを引いて、うさぎ跳びをしているようなものだ)

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風車にたどり着くまでに、雨が降ったりやんだりで、びしょ濡れになるほどではなかったが、写真的には暗い風景と、ベルギー天気の空を多く写す事になった。(後日紹介しよう)

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目的の箱型風車はボゥウェル(Bouwel)と言う町にあった。

どうやら個人所有のようで、きれいに整備された庭にあり、外からも見えるが、中には入れない。

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下の台と、羽根の付いている家のようなものとは、軸でつながっていて、上の部分は、やはり風向きによって回転できるようになっていた。

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26.7.09

ミックスダブルス、負けてしもうた

今日は僕の、腰痛快気祝いの、ミックスダブルス大会出場

隣町のテニスクラブRanst(車で10分) Photo-22

カフェ席の一番前のコート(いわばセンターコートだ)

相手は、地元クラブ所属の夫婦で、クラスが2つも上の中級者。

「まー、厳しいが悔いを残さないように、思いっきりやろう!」

と、挑戦の気持ちで試合を始めたが、意外と接戦になり、第1セットを6-4で取ってしまった。

あわよくば、勝てるかもと思った第2セットを2-6で落とし、相手の調子を上げてしまった。

第3セットも、流れを引き寄せきれず、3-6で落としてゲームセット!

Photo-23

腰痛全快なので、よく動けたし、相手のボレーやスマッシュを接近戦で返したり、遠くのボールを拾いまくったりで、観客も楽しませたと思う。

「勝者のおごり」のビールをもらい、話をしていると、彼らも第1セットの意外な展開に驚いたらしい。

僕らはクラスは下で、今年から参加するので過去データなし・・・

(ベルギーテニス協会では10年以上もさかのぼって、会員の過去成績と、今シーズンの全対戦データをインターネットで検索できる・・・スゴイ!)

中級者にとって過去データなしの、新規参入が一番怖いのだという。

ま、今日は勝って、胸をなでおろしたので、機嫌が良かったが、負けていたら相当落ち込むだろうな・・・。

格下に負けると、ランキングポイントを大幅にマイナスされるからね。

僕らにとっては、負けても失うものはないし、上のクラスのペアに、そこそこ戦ったから、ちょっとは自信につながった敗戦であった。

「次に、もう一回やったら僕らが勝つ!」

という目標を持って、練習に励もう!

(注:当然ですが、写真に写っているのは、僕らの試合ではありません)

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25.7.09

ベルギーでテニス

テニスネタが多すぎて、すみません

今日も、新しい週のテニス大会が始まって、今日はKatrienのシングルス1回戦、「来なくてもいいよ」と言われても、応援に行くのが僕の勤めである。

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車で15分、隣町Duffelのテニスクラブのコートは、屋外のカーペットコート。

日本では見た事がなかったが、ベルギーでは、結構新しいところで見かける。(水はけはいいし、冬でも使える)

日本にあったオムニコートの赤土版か、こういう荒い目のむしろの目のようなカーペットに、砂をまいてある (・・・って、テニスをやった事のない人には、まったくわからない事です)

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と、そんなコートで、がんばるKatrien

イージーミスがなく、なかなか好調でした。

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相手は20代くらいの若い子

まだ、初心者らしく、長いラリ-もあったが、最初にミスをするのは彼女であった。

結果は6-2,6-0でKatrien勝利!

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別のコートでは、上のクラスの試合もあり、プロかと思うほどの試合もあった。

イヤー、ホントに、ここではテニスのテクニック以外は、プロと何も変わらない・・・・テニスの道具、ウェア、体格、顔立ち?

こんな人と試合をするのかよー・・・て、感じ!

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テニスクラブは、サッカー場と隣り合わせの所が多い。

サッカーも人気スポーツだから、各町にサッカー場がある。しかも、3-4面あるのが普通である・・・・きれいな芝だ!

(注:牧場ではあーりませんよ!)

ああ、明日は久しぶりに僕が(Katrienと)出場する、ミックスダブルスの大会がある。

どうも、相手は手ごわそうだ(上のクラスの人)

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24.7.09

アパート代をタダにする方法?

いつまで続くか「ベルギー天気」

今日も、どんより曇った空から時々陽がさしたりしている。

日陰に居て、風が吹くと肌寒い感じで、陽が差す場所に居ると「夏かな?」と、思ったりするが…よくわからんベルギーの夏。

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今日のタイトルは、この間のKatrienの友人たちとの会話から・・・・

日本を離れて、ベルギーに戻った友人の話は、興味深かった。

彼女は、ベルギーに戻ってまず、アパートを買った。(ここではアパートは、日本でいうマンションのように買ったり、売ったり、貸したりは自由である)

買ったアパートをリフォームして5年間住んだ後、近くにもっといい物件があったので、そのアパートも買って引っ越してから、元のアパートを売りに出したら、買った金額と、リフォーム代を足した額と同じくらいで売れたのだという。

彼女は5年間住んで、買った金額がそのまま戻って来たのだから、5年間タダで住んでいた事になる。

こんな、うまい話はそうそう、ないだろうが・・・

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でも、購入金額と賃貸金額を考えたら、20年くらい賃貸する額で、購入できるのだから、収入が安定している人は、若い時に買ってしまった方がいいだろうね。

彼女いわく「自分が本当に住みたいと思う物件を買うのよ、そうすれば、売るときに、そこに住みたいと思う人が必ずいるから、高く売れる」のだそうだ。

ベルギーは国自体が小さいので、都会から離れていると言っても、そんなに辺鄙な所って、あまりないと思う。道路網も発達しているしね。

しいて言えば、車がなくても生活できるよう、駅に近いとか、公園、スーパー、学校が近い、静かな環境などが、いい条件となるか・・・。

ベルギーに来てから、よく目に付いていたものが不動産広告である。

上の写真のような「売ります・貸します」の広告が新聞や、フリーペーパーなどに数多く出されている。

と、言う事は、みんな結構、買ってはみたが、それ以上の物件があれば、そこへ行ってしまうんだろう(彼女のように)、土地に縛られない自由があるので、家やマンションが、一生に一度の買い物と言う認識自体がないんだろうね。

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22.7.09

夏に空から氷が降る!

ベルギー独立記念日の昨日(21日)

天気が良く、夏日和でテニスで汗を流してきて、昨日のブログ記事も書いた後、午後6時ごろだっただろうか?

今でも夜の10時前まで明るいベルギーだが、その時、外が、にわかに暗くなり、風が吹き始め、妙な雰囲気になって来た。

テラスの軽い花鉢が、強風で倒れたので、軽いものを部屋の中へ移動していたら、雨も降りだし、あっという間に大雨。

「こりゃー、まるで沖縄の台風だな、、」と、Katrienと外を眺めていたら、テラスの床に落ちた雨が、コロコロと跳ねるので、よく見たら氷だった!

「あられだ、あられ、すごーい!前回のものより大きいぞ!」

はしゃいで、カメラを持ち出し、風も強いのに窓を開けて、写真を撮った。

1センチくらい(5ミリ以上はひょうと言うらしい)の大きさのもあったなぁ、外に出ていて、これに当たったら痛いだろうなー、車も傷がつくだろうなぁー、などと考えていた。

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夏に空から氷が降ってくるとは、ありがたい話のようでもあるが・・・

前回は3月25日の記事を参照してみてくだされ。

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金蓮花の芽が、風で横に傾いているプランターの土の上に、氷粒が見えるだろうか?

外気温が20℃超えていたので、すぐに溶けたが、結構大きかった!

それに、ベルギーに来て初めて、停電した。

15分くらいだったが、Katrienのテニス大会へ、出かけようとしているところだったので、エレベーター使えないよね(非常階段があるからいいが)、地下車庫のシャッター開かないよね(手動で開けられるか分からない)、大会の会場までの地図をまだプリントしてなかった、FAX電話機が使えない、ノートPCは使えても、モデムが駄目だからインターネットが見られない、電磁調理器では料理も出来ない・・・・

停電時の不都合を、いろいろ考えている間に、復旧した。

日本でも、山口県の集中豪雨で、大変な被害があったようですが…、ベルギーのTVニュースで見た。

そんなドタバタの後、何とかアパートを脱出して、テニス大会へ挑んだKatrienだったが、プロ選手のような15歳の少女に0-2で負けてしまった。

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21.7.09

アントワープでパスタ

今日(21日)は、ベルギー独立記念日

1830年にオランダからの独立宣言し、1831年7月21日にレオポルド1世を国王として迎えた日なのだそうだ。

首都ブリュッセルではいろいろ、イベントがあるようだが、僕らはLier市で単なる休日と言う事で、のんびり過ごし、テニスもみっちり練習できた。

昨日の晩(20日)、Katrienが、日本滞在中の旧友(ベルギー人女性)2人と、久しぶりに会い、食事をするというので、僕も一緒に出かけた。

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アントワープ中央駅の1番~4番ホーム(地上階)から、駅のホールへ入る入口。

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駅から 歩いて25分くらいで、アントワープ大聖堂前に到着。

大聖堂と市庁舎の間のカフェで、落ち合い、しばらくそこでビールを飲んでおしゃべり。

2人の友人は、Katrienの日本滞在中の友人と言う事で、日本語も上手で良かった。

僕はレフェ・ブラウン(Leffe Bruin)を飲む。

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  オープンカフェの席から見た、アントワープ大聖堂(ケイタイのカメラでの撮影です)いつ見てもデカイ!

昨日は月曜日だったので、カリヨンコンサートの日で、20:00ごろから1時かあまり?カリヨンが鳴り続けた。

ちょっと、得した気分。コンサートと言うからには、何かの曲を演奏しているのだと思うが・・・、僕には解からず、ただ心地よい鐘の音を聴いていたのである。

ノートルダム大聖堂、アントワープ大聖堂、とも呼ばれたりするがオランダ語では(Onze-Lieve-Vrouwkathedraal)と書くので、聖母教会かと思ったりするが、この教会備え付けの日本語ガイドブックには「アントワープ大聖堂へようこそ」と書いてある。

よくわからん!

Photo-0016

大聖堂広場から、ひとつの路地に入ったところにある、パスタ専門店で食事することになった。

僕は、スカンピー(エビ)入りのカレー味にした。

ベルギーのパスタは、おいしくないとの評判もあるが、いろいろあるんでしょうが、僕の注文したパスタは、麺が名古屋きしめんか、沖縄そばのような、幅広の麺で、カレーソースに絡められ、スカンピーが5-6尾乗っている。

皿の両脇には、ナイフとフォーク。

例によって、ベルギーではパスタをナイフで切ってから食べる?

僕はフォークだけで食べようとしたのだが・・・・パスタは固めのソースに絡められているので、クルクルクルっと、フォークで丸める事が出来ない。

「それじゃ、切るしかないわい」と、ナイフで、パスタをスパ、スパ、スパッと切り分けてから、フォークで刺して食べるのでありました。

だからって、おいしくない訳ではない。

十分おいしかったです、スカンピーも。

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もうひとつ、得した気分になれたのがあった。

ベルギー国鉄の乗車券、いつものLier駅の窓口で「アントワープまでの往復お願いします」オランダ語で(アントウェルペン ヘーン エン テルフ アシュトブリーフトゥ)と言うと、「3ユーロ40です」といわれ、支払ってからチケットをもらい、見ると「WEEKEND」の刻印。

いつもは、往復5ユーロ(675円)が、ウィークエンド料金で3.4ユーロ(459円)に割引されていたのである。「うれしぃー・・・!!差額の1.6ユーロありゃー、カフェでビール1杯は飲めるガネ(突然名古屋弁)」

ウィークエンド割引がある事は知ってはいたが、初めて適用されたチケットを手にしたのであった。

しかもこのチケットは、翌日まで有効なのである。

要するに、土曜日に出かけて、目的地で1泊してから翌日帰る事が出来るのである(通常は当日限り)

日本国鉄でも、こんなのありかな?僕は沖縄で、電車もなかったので、その辺の事情が分からない。

Katrienたち、旧友同窓会はおしゃべりも弾み、最終電車(23:34)で帰って来た。

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20.7.09

バカンスシーズンとテニス

ベルギーは土曜日(18日)から、本格的にバカンスシーズンに入ったようだ。

と云うのも21日(火曜)がベルギー独立記念日で祝日となるので、連休を取りやすいからだろう。

(普通)20日以上の休みの事をバカンスと言うらしい・・・

日本じゃ考えられない?

労働者の当然の権利として、有給で20日間(以上)の休みをもらい、家族と共に、心身ともリフレッシュして、次の1年(11ヶ月?)の仕事にとりかかる。

素晴らしいじゃないか、ベルギー、人間らしいぞ!

人間、好きな事をしている時が、一番幸せなのだ!

Photo-60 と、言う事で、バカンス初日(土曜)に、大会が行われている、テニスコート(となりの町)に集まった皆さん。

幸せそうです。

Photo-70

あのバーバラ女子も、幸せを求めて、テニスコートに居るのでありました。

彼女は、ダブルス(奥の方)で勝利した。

Katrienも、シングルス3回戦を戦ったのだが、負けてしまった。

負けた時の悔しさはあるが、それが次の試合へ向けての、活力の源になるのだ!Photo-9

そして、日曜日、わが所属クラブのSAS(サス)に、練習に行くと、だーれもいない!

そう、みんなバカンスへ行ってしまったのだー

バカンス地でテニスをするか、大会のあるテニスクラブに遠征しているのだ・・・、僕とKatrienは、ここで地道にトレーニングを、2時間行ったのでありました。・・・エライ!(と、自分でいう)

そういえば6月の終わりごろから、スーパーのチラシや売り場では、旅行カバンが目につくところにあった。

何も知らない僕は「何で近頃、やたら旅行カバンが多くなったのだろう?」と、不思議に思っていたものだ。

今頃「そうかバカンスと言うのがあったかぁー」と、納得しているのである。なにしろ初めてのバカンスシーズンを経験するので・・・。

Katrienの兄姉たちも、兄夫婦は南フランスへ・・・姉夫婦はオランダへ行ってしまったので、僕が両親宅のランチへ招待される事になったのであった。

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