30.11.12

Mechelen・Carrefour・Lier

今日もメッヘレン(Mechelen)へ行ってきた。

道すがら、街の様子を見ていると、今朝は霜が降りて、路上駐車の車はガラスに霜が付いていて、それを落とすにに苦労している人の姿もあった。

農地の牧場の草も霜で白くなっていた ・・・

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メッヘレン快晴!

冬の快晴は気温が下がるのがベルギーだ・・・今日は寒かった!

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マルガレータの宮殿の庭。

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メッヘレンからの帰り道、カルフール(Carrefour)でお買い物 ・・・ Katrienに頼まれたヤギのチーズ、ハツカダイコン、トイレットペーパーなどを買う。

家に帰って、トイレットペーパーを開けて、棚にしまおうとしたら、とてつもなく幅の広いトイレットペーパーなので驚いた!

普通の2倍くらい幅のあるトイレットペーパーなので、折りたたんで使うのかな?

と、、考える前に気がついた ・・・

「こ、これは ・・・ キッチンペーパーではないか!」

頼む! ・・・ カルフールよ ・・・ トイレットペーパーと、キッチンペーパーを近い場所で売らないでくれー!

こんな、アホな買い物をするのは僕くらいのものなのか?

P1360260夕方、暗くなる前に散歩タイム。

P1360263川沿い自転車道 ・・・ 今日は霧深かった。

P1360271池の中の小島。

P1360272突然、「クヮー、クヮー、クヮー」と、大きな声を出しながら鳥の群れがやって来た ・・・ カナダガンだ!

P1360280池に残っていたカナダガン。

P13602789月に楽しませてもらったホップも変わり果てた姿に・・・

P1360290川沿い自転車道から、市街地に帰ってきたら、ちょうど街灯が点灯された。

P1360291聖グマルス教会。

P1360292旧穀物倉庫。

P1360297今日はなぜか、教会の鐘楼からカリヨンコンサートらしき音楽がずっと流れていた。 ・・・ 売店で缶ビールを買ってきて、外のベンチに腰掛け、しばらくその鐘の音を楽しんでいたのだが ・・・ 寒かったァー(多分、その時の気温は1-2℃ ・・・ やっぱり帰ろう!

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家に帰って、夕食は焼き芋 ・・・ じゃなく、ふかし芋だ!

オレンジ色の芋は、沖縄では「チンクヮー・ンム」(かぼちゃいも)というが、それに近い ・・・ オランダ語でも Zoete Aardappel (甘いポテト)と言うくらいだから、甘い!

これにですね ・・・ 同じくカルフールで買ったアンチョビ(塩辛)を乗っけて食べると ・・・ 懐かしい沖縄の味になるんですねぇ~・・・。

沖縄では焼き芋にスクガラスを乗っけて食べる習慣がある(あった・・・というべきか、近頃の若者は知らないようだ)・・・ 豆腐にスクガラスというのは、今でも居酒屋の定番メニューである。

「長寿県沖縄」を支えてきた現在の80歳以上の方々が、若い頃(第2次世界大戦前)肉類は盆正月、大きな祝いの時しか口にできず、普段の主食は芋だったという。(沖縄では干ばつや台風の影響で、ほとんどコメは収穫できなかった)

栄養豊富な粗食 ・・・ 芋。

戦後生まれの60代以下の世代は、アメリカ治世下で食生活の欧米化が進み、今や生活習慣病の巣窟にはまっている沖縄 ・・・ 早死にが多い!

おっと!

・・・ 話がそれてしまっているが、そんなことを思いながら、時々、芋だけの食卓という日を設けている。

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29.11.12

今日はアントワープ!

午後から空き時間ができたので、アントワープでぶらり~

近頃テニスに行く時間が少なくなったので、時間を見つけてはウォーキングということになっている ・・・ お腹につく脂肪が気になり始めているのだ。

リールの街では慣れすぎているので、もっと刺激のあるアントワープの街で歩数を伸ばそうという目論見である ・・・ 歩数計をつけてのウォーキングは楽しい ・・・ 「この道を行こうか、行くまいか・・・」 悩むと、歩数計が「行け!」 と、背中を押してくれるのである。

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ま、そんなことでアントワープぶらり~

P1360167St. Carolus Borromeuskerk、教会に入ってみた。

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教会の中の主祭壇の前で、室内楽のリハーサルをしていて、素晴らしい音楽を聴くことができた。

教会内は静かで、反射音も多く、小さな音でもとても響く ・・・ 荘厳で重厚な音楽になる ・・・ 僕は後ろの方の席に座って、1曲を終わるまで聴いた ・・・ 素晴らしい!

本当なら前の方の席で、楽器の直接音も聴こえるあたりがベストポジションかなと思ったのだけど、リハーサルなので、じっと構えて聴くわけにもいかないので ・・・ 1曲聴いて引き揚げた。

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それで、アントワープ聖母大聖堂の前に来たら、大きなクリスマスツリーが立てられていた!

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大聖堂前の広場にある「ネロとパトラッシュ・友情の碑」の周りを観光客が取り囲んで、ガイドが熱心にフランダースの犬の物語を説明していた。

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市庁舎前にもクリスマスツリーが立っていた!

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クリスマスツリーって、こうやって立てるんだ ・・・ ツリーを立てるためのマンホールの穴があったなんて、初めて知ったぞ!

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スヘルデ川沿いの広場も、クリスマス・マーケットの準備が整っているようだ。

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大聖堂に戻ってきたら、ツリーにイルミネーションが点灯されていた!

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「Burning plague」というカフェ、初めて見かけたが、面白そうなので入ってみた。

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店内は古きアメリカン調である ・・・ 天井にバイクがぶら下がっている。

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ベルギービールはもちろんあるが、アメリカンなバーボンやウイスキーのボトルがカウンターの後ろに並んでいる。

店内の壁にはハーレー・ダビッドソンのポスターなどが飾られ、「イージー・ライダー」世代のたむろする場所のようだ ・・・ そんな風貌のお客も何名かいた。

P1360213再び市庁舎前のフロートマルクトを歩く ・・・

2012-11-29 18.26.30そして、帰る前にはやっぱりこのカフェを訪ねなければ、と、

アントワープで一番古いカフェ・QMカフェ。

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前回飲み損ねた Winter Koninck を飲む!

今日は、マダムQさんはお休みの日だった。(スタッフ・ウィム君とスーさんは、大忙し!)

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帰り道もアントワープの街を、裏通りを歩いたりしたが、ほとんどイルミネーションの取り付けは終わっているようであった。

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劇場

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中央駅の横に月が・・・ 今日は十六夜か ・・・

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順調にリールに帰ってきた ・・・ リールにも月が ・・・

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聖グマルス教会と月 ・・・

と~っても寂しく感じるが、この時まだ 19:50 だよ。

あ、今日の歩数計10,000歩超えた!

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28.11.12

突然アムステルダム!

と、言っても8月に行ってきたアムステルダムの写真が未公開だったのに気がついたので、UPしておこうと思っただけの事。

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8月、大阪、沖縄、スイスから姪っ子たち3名がベルギーに集合して2週間過ごしたので、忙しくてブログを毎日更新することができなかったのだ・・・。

上の写真はオランダのWEERTという街の駅、姪っ子たちが最後に泊まったKatrienの姉の家(リンブルク州)から近いオランダの街 ・・・ アントワープに戻るよりアムステルダムのスキポール空港に近いからということで、最後の出発はオランダからだった。

スイスの姪は3日ほど先に帰ったので、大阪と沖縄の姪っ子2名を連れてスキポールまで行き、空港でチェックインしたあと、見失ってしまったが無事に大阪に着いたということで、翌日に安心したが ・・・

僕は少しの不安を抱えながら、どうすることもできないので、アムステルダム市内の観光に出かけた ・・・ スキポール空港から20分ほどでアムステルダム中央駅である。

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アムステルダム中央駅の正面の道を普通に歩けば、市街の中心部であるダム広場に到着する。

IMG_1269ダム広場近くまで来て振り返ると、突き当りに中央駅、右の四角い塔は旧証券取引所、さらに右は高級デパート。

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ダム広場の大道芸に見入っている群衆。

ダム広場をさらにまっすぐ進めば、ムント広場へ行けるのだが、ぶらりと寄り道グセのある僕は「アンネの家を見に行こう」と思ったので、ダム広場の正面に構える王宮の右側の小道を通り抜けてゆく。

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ご存知のようにアムステルダムは運河の街、中央駅を扇の要のようにして3重4重に運河が広がっている ・・・ 観光ガイドマップを見て、何本運河を超えて右側とか、そんな風に覚えればいい ・・・

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2本目の運河を超えたとき、もうひとつの目印である西教会であろう教会の塔が見えたので、一安心。

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で、通りの角にハイネケンビールが飲めそうなカフェがあったので腰を下ろす。

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西教会、アムステルダムで一番高い塔は85mあるそうだ。

レンブラントはこの教会の共同墓地に埋葬されている ・・・ オランダの現女王・ベアトリックスはこの教会で結婚式を挙げた。

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西教会に沿った運河を歩く ・・・ ボートハウス(運河に浮かんだ家)

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僕は西教会の対岸を歩いたので、向こう側に人の群れが見える。

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どうやらアンネ・フランクの家を訪れようとする観光客のようだ。

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ちょっと離れて見ると、オランダらしい普通の家が並んでいるだけだが、アンネフランクが住んでいた家は、中央の1階部分が黒い塗装になっている家だ。

家の前に細い木が立っているが、元々、樹齢170年程とされるマロニエ(セイヨウトチノキ)の大木が立っていて、アンネの日記に度々登場する木だった ・・・ アンネ・フランクの木(Anne Frank tree)として人々にも親しまれていた ・・・ この立ち枯れ状態だった老木は2010年8月23日、夏の嵐によって倒木し、今は2代目が植えられているとのこと。

この木について、沖縄にいた頃、アムステルダム市が2006年に倒木の危険を察知し、撤去の決定をしたとのニュースを聞いた知り合いの染色家(並河善知氏、南城市在住)の依頼で、Katrienの翻訳により、アムステルダム市長あてに「木を保存すること、もし撤去するのであれば、その木の一部分を分けていただき、その木で染色をしたい、平和のために活用したい」 という内容の要望書の手紙を出したことがある。

世界中からそのような反対運動があったということもあり、撤去をまぬがれ、暫くの間は支柱に支えられて立ち続けていたが、2010年に姿を消してしまった・・・

その後、沖縄の並河氏から、アムステルダム側から、何らかの連絡があったとは聞いていない。

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運河の交差点、直角に曲がって狭い間隔を通り抜けていく ・・・

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オランダは自転車の国だ!

平地なのでギアがいらない ・・・ ハンドルブレーキさえないので、作りが非常にシンプルである ・・・ ノーブレーキではなく、ペダルを逆に回転させればブレーキになるという構造のようだ。

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オランダは世界一国民の平均身長の高い国だと言われるが、何故か日本の軽自動車より小さい車をよく見かける ・・・ オランダ人はケチであると言われる所以か?

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橋を渡って折り返し、アンネの家に来た!

ただ、これだけの表札である ・・・ だが、訪れた人は、この表札のあるドアからの出入りはできず、隣にある博物館の出入口を利用する ・・・ 

IMG_1322僕は入らなかったので内部がどうなっているかはわからない ・・・ ユダヤ人迫害を教訓として、人種差別に反対する活動をしている博物館 ・・・ 年間100万人以上の来場者があるという。

アンネ・フランクの家」(アンネ・フランク財団)のHPは非常に良く出来ているので、ぜひご覧になっていただきたい。

日本語表示はないが、写真だけでも歴史がわかる タイムライン表示は秀逸だ

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ハンドブレーキなしの自転車。

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オオバンだって運河の住人である ・・・ これ、台は人為的に作られているんだよね、階段まである ・・・ オオバンは運河に浮かぶゴミを集めて巣を作ったのか?

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街角にあったハーリング売店、オランダ名物ニシンの塩漬けをその場で食べられる。

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わけのわからないところまで来てしまった ・・・ そろそろ引き返すか!

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アムステルダムは運河とボートの街である。

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オランダは花の国、球根ランドでもある。

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オランダはチーズの国でもある・・・ゴーダの街にはまだ行ったことがないが。

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ムント広場にあるムントタワー ・・・ 17世紀の城壁の残りだそうな。

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運河に跳ね橋はつきもの。

テキトーに歩いていると、いつの間にかアムステルダムの風俗街に迷い込んだようで、赤線地帯というか、飾り窓地帯を歩いていた ・・・ 昼間から、下着姿のお姉さんたちが、道路沿いのガラスのショウウインドウの中で微笑んでいるのである。

しかし、場末とか、薄汚いイメージはなくて、観光客が普通にごった返している。

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その飾り窓地帯を通り過ぎると、旧教会が姿を現した。

14世紀初めに建てられたアムステルダム最古の教会。

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約3時間の「アムステルダムぶらり歩き」をして、中央駅に戻ってきた。

中央駅からリールまで片道34€(IR電車)2時間50分ほど時間がかかる ・・・ まともにいけばね。

V250 Fyra

その日は、まともにいかなかった ・・・ 定刻にブリュッセル行きのIRが来ないので、オランダ国内電車で、とりあえずロッテルダムまで行く ・・・ そこで奇妙な電車を見たので写真を撮る ・・・ この日は試験運行中らしかった ・・・ 後でわかったが、今年12月9日からブリュッセル-アムステルダム間を新型車両として登場する予定のFyraらしい、そういえば現行の同路線のIR電車と同じカラーリングだ!

情報によると、タリス並みのスピードが出るらしいが、運賃は当然上がるということで、「格安志向の僕はどうすればいいんだ」 と、いう問題に直面することになる ・・・ 困ったもんだ。

しかし、12月9日に本当に登場するかは不明である ・・・ と、いうのはWebで予定を検索しても出てこないのである ・・・ 今のところ、予約もチケット購入もできない。

12月8日までは、安いIR電車のチケット購入ができるが、12月9日以降はIR電車が消えてタリスのみになっている ・・・

*追記:

現在のIR電車でAntwerpen - Amsterdam 2:14(18.60EUR事前予約)

新車両FYRAでAntwerpen - Amsterdam 1:22(23.00EUR事前予約)

ちなみにTHALYSでAntwerpen - Amsterdam 1:11(70EUR事前予約)

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