と、言っても8月に行ってきたアムステルダムの写真が未公開だったのに気がついたので、UPしておこうと思っただけの事。
8月、大阪、沖縄、スイスから姪っ子たち3名がベルギーに集合して2週間過ごしたので、忙しくてブログを毎日更新することができなかったのだ・・・。
上の写真はオランダのWEERTという街の駅、姪っ子たちが最後に泊まったKatrienの姉の家(リンブルク州)から近いオランダの街 ・・・ アントワープに戻るよりアムステルダムのスキポール空港に近いからということで、最後の出発はオランダからだった。
スイスの姪は3日ほど先に帰ったので、大阪と沖縄の姪っ子2名を連れてスキポールまで行き、空港でチェックインしたあと、見失ってしまったが無事に大阪に着いたということで、翌日に安心したが ・・・
僕は少しの不安を抱えながら、どうすることもできないので、アムステルダム市内の観光に出かけた ・・・ スキポール空港から20分ほどでアムステルダム中央駅である。
アムステルダム中央駅の正面の道を普通に歩けば、市街の中心部であるダム広場に到着する。
ダム広場近くまで来て振り返ると、突き当りに中央駅、右の四角い塔は旧証券取引所、さらに右は高級デパート。
ダム広場の大道芸に見入っている群衆。
ダム広場をさらにまっすぐ進めば、ムント広場へ行けるのだが、ぶらりと寄り道グセのある僕は「アンネの家を見に行こう」と思ったので、ダム広場の正面に構える王宮の右側の小道を通り抜けてゆく。
ご存知のようにアムステルダムは運河の街、中央駅を扇の要のようにして3重4重に運河が広がっている ・・・ 観光ガイドマップを見て、何本運河を超えて右側とか、そんな風に覚えればいい ・・・
2本目の運河を超えたとき、もうひとつの目印である西教会であろう教会の塔が見えたので、一安心。
で、通りの角にハイネケンビールが飲めそうなカフェがあったので腰を下ろす。
西教会、アムステルダムで一番高い塔は85mあるそうだ。
レンブラントはこの教会の共同墓地に埋葬されている ・・・ オランダの現女王・ベアトリックスはこの教会で結婚式を挙げた。
西教会に沿った運河を歩く ・・・ ボートハウス(運河に浮かんだ家)
僕は西教会の対岸を歩いたので、向こう側に人の群れが見える。
どうやらアンネ・フランクの家を訪れようとする観光客のようだ。
ちょっと離れて見ると、オランダらしい普通の家が並んでいるだけだが、アンネフランクが住んでいた家は、中央の1階部分が黒い塗装になっている家だ。
家の前に細い木が立っているが、元々、樹齢170年程とされるマロニエ(セイヨウトチノキ)の大木が立っていて、アンネの日記に度々登場する木だった ・・・ アンネ・フランクの木(Anne Frank tree)として人々にも親しまれていた ・・・ この立ち枯れ状態だった老木は2010年8月23日、夏の嵐によって倒木し、今は2代目が植えられているとのこと。
この木について、沖縄にいた頃、アムステルダム市が2006年に倒木の危険を察知し、撤去の決定をしたとのニュースを聞いた知り合いの染色家(並河善知氏、南城市在住)の依頼で、Katrienの翻訳により、アムステルダム市長あてに「木を保存すること、もし撤去するのであれば、その木の一部分を分けていただき、その木で染色をしたい、平和のために活用したい」 という内容の要望書の手紙を出したことがある。
世界中からそのような反対運動があったということもあり、撤去をまぬがれ、暫くの間は支柱に支えられて立ち続けていたが、2010年に姿を消してしまった・・・
その後、沖縄の並河氏から、アムステルダム側から、何らかの連絡があったとは聞いていない。
運河の交差点、直角に曲がって狭い間隔を通り抜けていく ・・・
オランダは自転車の国だ!
平地なのでギアがいらない ・・・ ハンドルブレーキさえないので、作りが非常にシンプルである ・・・ ノーブレーキではなく、ペダルを逆に回転させればブレーキになるという構造のようだ。
オランダは世界一国民の平均身長の高い国だと言われるが、何故か日本の軽自動車より小さい車をよく見かける ・・・ オランダ人はケチであると言われる所以か?
橋を渡って折り返し、アンネの家に来た!
ただ、これだけの表札である ・・・ だが、訪れた人は、この表札のあるドアからの出入りはできず、隣にある博物館の出入口を利用する ・・・
僕は入らなかったので内部がどうなっているかはわからない ・・・ ユダヤ人迫害を教訓として、人種差別に反対する活動をしている博物館 ・・・ 年間100万人以上の来場者があるという。
「アンネ・フランクの家」(アンネ・フランク財団)のHPは非常に良く出来ているので、ぜひご覧になっていただきたい。
日本語表示はないが、写真だけでも歴史がわかる タイムライン表示は秀逸だ。
ハンドブレーキなしの自転車。
オオバンだって運河の住人である ・・・ これ、台は人為的に作られているんだよね、階段まである ・・・ オオバンは運河に浮かぶゴミを集めて巣を作ったのか?
街角にあったハーリング売店、オランダ名物ニシンの塩漬けをその場で食べられる。
わけのわからないところまで来てしまった ・・・ そろそろ引き返すか!
アムステルダムは運河とボートの街である。
オランダは花の国、球根ランドでもある。
オランダはチーズの国でもある・・・ゴーダの街にはまだ行ったことがないが。
ムント広場にあるムントタワー ・・・ 17世紀の城壁の残りだそうな。
運河に跳ね橋はつきもの。
テキトーに歩いていると、いつの間にかアムステルダムの風俗街に迷い込んだようで、赤線地帯というか、飾り窓地帯を歩いていた ・・・ 昼間から、下着姿のお姉さんたちが、道路沿いのガラスのショウウインドウの中で微笑んでいるのである。
しかし、場末とか、薄汚いイメージはなくて、観光客が普通にごった返している。
その飾り窓地帯を通り過ぎると、旧教会が姿を現した。
14世紀初めに建てられたアムステルダム最古の教会。
約3時間の「アムステルダムぶらり歩き」をして、中央駅に戻ってきた。
中央駅からリールまで片道34€(IR電車)2時間50分ほど時間がかかる ・・・ まともにいけばね。
その日は、まともにいかなかった ・・・ 定刻にブリュッセル行きのIRが来ないので、オランダ国内電車で、とりあえずロッテルダムまで行く ・・・ そこで奇妙な電車を見たので写真を撮る ・・・ この日は試験運行中らしかった ・・・ 後でわかったが、今年12月9日からブリュッセル-アムステルダム間を新型車両として登場する予定のFyraらしい、そういえば現行の同路線のIR電車と同じカラーリングだ!
情報によると、タリス並みのスピードが出るらしいが、運賃は当然上がるということで、「格安志向の僕はどうすればいいんだ」 と、いう問題に直面することになる ・・・ 困ったもんだ。
しかし、12月9日に本当に登場するかは不明である ・・・ と、いうのはWebで予定を検索しても出てこないのである ・・・ 今のところ、予約もチケット購入もできない。
12月8日までは、安いIR電車のチケット購入ができるが、12月9日以降はIR電車が消えてタリスのみになっている ・・・
*追記:
現在のIR電車でAntwerpen - Amsterdam 2:14(18.60EUR事前予約)
新車両FYRAでAntwerpen - Amsterdam 1:22(23.00EUR事前予約)
ちなみにTHALYSでAntwerpen - Amsterdam 1:11(70EUR事前予約)
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