28.2.09

2月の月末だ

 ベルギーでもやっぱり2月は28日しかなかった!

 月末が週末となって、僕らはKatrienの姉の家(peer市)へ遊びに行く事になった。明日まで泊まってくるので楽しみだ。Lier市から東へ直線距離で80kmくらいか・・・ほとんどオランダ国境近くになる。

 ベルギーは小さい国(九州と四国の中間くらい)だから、2時間くらい車で走ったら外国になる。オランダ、ルクセンブルク、フランス、ドイツ、海を隔ててイギリス。

 このあたりは近い国だね。イギリスはまだ行った事ないが、上記の、その他の国は一応行った事がある。たくさんの国を回るならベルギーは便利な場所にある(だからEU本部があるか)。

 今日はpeerの田舎町で、牧場風景の中を散歩して、田舎料理でも食べられるかなあ…と、少し期待して行ってきます。

 ではまた明日!

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27.2.09

Train Mechelen

Mecheren-Nekkerspoer駅からMechelen駅までの車窓からの風景。
遠くに市の中心、聖ロンバウツ大聖堂(Sint-Romboutskathedraal)の鐘楼、聖母教会(Onze-Lieve-Vrouwekerk)の塔、円筒ドーム状の教会(Hanswijkkerk)が現れます。

何の事はない、車窓からの風景だが、日本にはないと思うので、あえてアップしておきます。

26.2.09

テラスから見える風景

 学校も一段落して、家に居てテラスから外の風景を見ても、まだ、緑は見えない。

 木々の黒い枝と、その隙間から遊歩道が見える。9月には緑の葉につつまれて、遊歩道が見えないくらいだったのに、10月の鮮やかな紅葉を経て11月にはこの状態になり、感動的な雪景色も見せてくれたが、今はちょっと、さびしぃーー感じだ。

 こういう、陽の当らない、ちょっと薄暗いような、寂しげな感じを、どう写真に撮ればいいのか(どう表現すればいいのか)ずっと悩んでいるのである。

 本当に見たままの情感は、写真では表現できないのじゃないか、難しい・・・(オランダ語でモエラッキ…僕が良く使う言葉)。

 でも、ベルギー人はこの遊歩道をよく歩いている。僕は良くテラスに出て、外を眺めるのが好きなのだが、時間帯によっては、歩く人が多くて、こちらも眺められるものだから、チト恥ずかしくて、居られない場合がある。

 ベルギー人は歩きながら、お喋りするのが好きなようである。夫婦や家族で歩いているのを良く見かける。(一緒に歩く人がいない人は犬を連れている)

 Katrienも、気心の知れた友人に会う時は、まず公園内の歩道を歩きながら、お喋りをして、ちょっと疲労を感じてから、カフェで休むと言うのがパターンの様である。

 それは、どこでも公園や、遊歩道が整備されたベルギーならではの
習慣なのかな、うらやましいと思う。

 前から書いているように(苔の生えた)大木の枝先にも、新芽の膨らみが成長を続けている。

 僕の住んでいた沖縄で、このような感動がなかっただけに、長い冬を耐えた後の、春の感動がどうなのか、楽しみで仕方がない。

 今日は、前のテニス大会で知り合った、Katrienのテニス友達と一緒にテニスをした。彼女は30代の、この辺?(どの範囲か分からない)のチャンピオンである。彼女はバーバラ、彼女の友人がイザベラ。

 彼女たちのペアと、僕とKatrienのペアで、ダブルスの試合をしたら、勝ってしまった。そのあと、僕とバーバラでシングルスの試合をしたら0-6で完敗!(さすがに強い)

 テニスの後、クラブ内のカフェで、ゆっくりコーヒーorビールを飲みながら、この地域のテニス事情を、バーバラから聞いて、Katrienもコーチに付いて、バーバラと同等に試合が出来るようになりたいと、目標を持ったのだった。

 ただし、「私もコーチに付いているので、あなたがコーチに付いても、同等にはならないわ」と、強気なバーバラであった。(冗談をまじえての話)

 女同士の、火花がバチバチと見え隠れする会話(オランダ語)が続いたが、(もちろん僕がすべてを理解しているわけではない)テニスを楽しむ、テニス仲間には違いない。

 Katrienもベルギーで、テニス友達が出来た事を喜んでいるし、僕にもジェフと言う人(男性)が、「早くまた一緒にテニスをしたいね」と言っている。(この人も前回のテニス大会で知り合った)
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25.2.09

メッヘレン無銭観光最終日

 Lier ~ Mechelen 間の魅力ある電車の定期券(学校が負担)が今日で期限となった。

 この券でアントワープまで無料(ちょっとインチキくさかったが…)で観光したが、最後の最後まで使い倒そうと、欲張って今日もメッヘレンまで行ったが、駅から出ると雨・・・・、小雨だったが写真撮影は無理なので、そのままホームへ戻り、帰りの電車に乗った。

  こんな贅沢も無料だから出来る事。ま、遊園地の電車にタダで乗ったようなものサ!
 
 今日は座席もすいていたし、車内新聞のSPORTSにはテニスの、キム・クライシュテルスとグラフがウインブルドンで再会するとの記事が載っていた。なんでも今年からウインブルドンのセンターコートは屋根付きになるから、そのこけら落としのエキシビジョンマッチを行うようなのである。

 そんなことから、キムが本格的に練習を始めたので、ベルギーでは「え?キムが現役復帰か!」と、一時期騒いでいたが・・・、それもベルギー国民の期待の表れだろうね。

 そう言えば、日本の伊達公子も、グラフとのエキシビジョンマッチの手応えから、現役復帰をしたのだった。あながち、同じ道を進むと考えられなくはないと、僕も思う。

 そんな事で、定期券の最後の役目は終わった。

 いろいろな意味で、大きな役割を果たしたこの定期券に感謝して(このブログを読んでくれる皆にも・・・)メッヘレン時代の写真のアルバムを楽しんでいただきましょう。

 このブログの右上のスライドショーを「メッヘレンの風景」に替えました。写真をクリックしたら大きく見る事が出来ます。

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24.2.09

中華料理店で火柱ショー

 昨日の、メッヘレン(Mechelen)での、「オリエンターシー講座卒業」食事会の場所は、メッヘレン駅のすぐ近くにあるシネーズ(中華)レストラン。

 食事はビュッフェ(バイキング)形式で、結構おいしいものがそろっていた。寿司なんかもあって店員から「寿司は、醤油とワサビをつけて食べます。ワサビはとても美味しいけど、少しだけ付けるようにしてください」と注意があった。

 巻き寿司だったが、海苔は中に巻かれていて、外側はカラフルな色の着いた粉?で飾られていた。パキスタン人先生は、「私は日本の寿司が大好きですよ。刺身も好きです。」と僕に言った。「もちろん、僕も大好きです。日本ではたくさんの種類の寿司があり、刺身も新鮮な魚がたくさんあるので、おいしいですよ」と僕は答えた。

 「マグロの刺身は、ベルギーやフランスでは、かなり高いが、スペインは安いよ」とか。まあ、日本関係と言う事で僕に良く話しかけてくれた。

 僕は最初から最後まで、箸で食事をしたので、みんな珍しがって使い方を習いに来たが、誰もまともには使えなかった。

 このシネーズレストランの売りは、オープンキッチンの中華鍋料理だ。

 ビュッフェの料理台の上には、生の野菜や生の魚、海老、生の豚肉などのコーナーもあったので、誰も手をつけなかったが、先生が店の人に尋ねたら、「好みの野菜と、肉や魚などを選んで皿に盛って、オープンキッチンに持って行けば調理人が目の前で調理しますよ」と言う事だった。

 ベルギー家庭の台所では、ガスコンロはほとんど使わず、電磁調理器が多いものだから、台所で火を見ることは少ない。そこで、中華料理で火柱が出るのを見ることは、感動的なのである。

 女性何名かが注文しに行ったので、僕がカメラを構えて写真を撮ろうとしたら、調理人が気付いて、「もっと火を出しましょうか?」と聞くので「いいですねぇ、お願いします」と言ったら「どれくらい?これくらい?天井まで?」と手で合図をするので「天井まで」と合図をしたら「天井に付くと危ないから、ちょっと下にしましょうね」と、火の調整をして、油を入れ一気に・・ブワーーッと火柱をあげた。

 自在に火を操る中華料理人。まるでマジックショーである。女性たちが喜んだので、「さ、さ、中に入ってやってみていいよ!」と、調理人は言うのである。勇気ある女性が一人挑戦したが、腰が引けて、鍋もちゃんと持っていない。

 いや、しかし、受けた受けた。みんな喜んだ、写真を撮って喜んで、見せっこしてキャッキャして騒いで、調理したものをちゃんと、食べたかしら?(八宝菜みたいなのを作っていたんだよね)

 調理人も、店の趣向もなかなかやるな、の感じで良かった。料理もおいしかった。ま、寿司はおまけみたいなもので、味がどうとかではないが。

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ベルギー移住 義務教育終了!

 1月26日から始まって1ヵ月間の(オランダ語による)オリエンターシー講座が、今日やっと終わった。
 やっと終わったというのも、これはベルギー移住者に対する、政府からの義務教育だからである。

 今までやってきた、オランダ語学校も移住者への義務教育なのであった。しかも、去年から法律で義務教育になったとかで、僕みたいにベルギーに来てすぐもいれば、10年も住んでから、この教育を受けにくる人もいた訳である。

 だから、オランダ語もペラペラ、仕事にも就いている人が、この講座を受けにくるから、オランダ語もままならない僕なんかと理解力は雲泥の差があったに違いない。

 今回のクラスは、アフガニスタン、アルバニア、ハンガリー、ジャマイカ、トルコ、スリナム、その他にも覚えきれない人もいたが、全員で14名、先生はパキスタン男性。
 結構みんなまじめに出席したし、授業も真面目に受けた。ベルギーで生活していくための講座だからねえ・・・・。(授業料免除、交通費支給)

 ベルギー社会の仕組み、身近な法律、困った時はどうするか、保険の種類、仕事の探し方、家の探し方、子供の教育、自由時間の過ごし方(施設の利用の仕方)

 先生も、今回の受講生はみんな良かったと喜んでいた。時々は態度の悪い生徒がいる、難しいクラスになる場合もあるらしい。

 今回は生徒もみんな先生を尊敬していて、ジャマイカ人の母ちゃんが提案して、生徒みんなから2ユーロずつ集めて、今日は先生にシャンパーニェのグラス付きセットと、ショコラーダ(チョコ)の詰め合わせをプレゼントした。

 先生はさらに喜んで、食事代は学校から出して、飲み物代は各自で支払う予定だったが、先生(学校?)がすべて払う事になって、生徒もみんな大喜びして解散する事になった。

 生徒はみんな、自発的にお互いのメールアドレス交換をして、今後ともお付き合いしましょうと言う事になった。

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23.2.09

Onze-Lieve-Vrouwekerk


メッヘレン(Mechelen)にある聖母教会(Onze-Lieve-Vrouwekerk)の鐘の音(カリヨン)。

この鐘楼も、かなりでかい!ちょっと角ばってはいるが、色が白いため、上品に見える。教会全体の外側は化粧直しのため工事中。

散歩をしていたら、突然鳴り始めるので、あわてた動揺が見える。

カリヨンの音をきれいに録ろうとするのは、非常に難しいのです。

22.2.09

ベルギーでガーナチョコレート?

 ベルギーと言えばチョコレートとワッフル、ダイアモンドとビール、ネロとパトラッシュ?

 今日はKatrienの沖縄の友人(写真右)がアントワープまで会いに来たので、駅まで迎えに行き、両親の家に連れて行って一緒に「ブランチ」を食べて1時間滞在の後すぐさまアントワープセントラル駅へとんぼ返り。

 ベルギー滞在3時間、僕らと両親に会うために、アムステルダムから駆けつけてくれたのである。

 実は彼女、仕事でアフリカのガーナで2週間ほど滞在した後、日本に帰る途中、アムステルダムの空港(スキポール)で、飛行機の乗り継ぎに9時間の空きがあるのを利用して来たのである。
 もの凄いバイタリティーである・・・旅慣れた彼女だから出来るワザだ。

 ところでガーナと言えば・・・・やっぱりチョコレートだよね。日本では超有名な「ガーナチョコレート」があるくらいだ。

 ガーナがどこにあるか分からなくても、ガーナにはチョコレート(の原料)がある事くらいは、誰でも知っている。

 彼女が持ってきたお土産はガーナで作られたチョコレート。商品名は「Kingsbite(王様が食べる)」、「Ghana cocoa 100% Premium」とも書いてある。彼女曰く「ガーナでも解けないチョコレートです」ベルギーのチョコレートは気温が上がると解けるか変形する。ガーナは熱帯だから、それじゃまずい。

 「沖縄の黒糖作りみたいに、石灰でも入っているんじゃないの?」と僕は言ったが、後で家に帰ってから開けてみたら、ちょっと白っぽい。そして硬い!食べてみたら微妙にザラッとした食感がある。熱帯でなぜ解けないかの謎は解けなかったが・・・、ガーナのチョコレートとして食べたら、それなりに味わいがあった。

 彼女と一緒に来た人は仕事の同僚で、アントワープ駅で別れて、「アントワープの街の観光をする」と言っていた。「ああ、それなら、この通りをずーーっと歩いて行けば、有名なノートルダム大寺院に着くから、真っ直ぐ行ったらいいよ。通りの建物を見るだけでも楽しいから」と、簡単なアドバイスだけした。(3時間弱の観光だからね)

 9:03にアントワープセントラル駅に到着して、帰りの出発が12:00。この二人は12時15分前に駅のホールに集合と約束して別れたのだった。

 僕らが、両親との食事を済ませて、セントラル駅に戻ってきたのが、ギリギリの11:55だった。

 車でセントラル駅に近づいたが、一方通行が多く、不慣れでなかなか駅にたどり着かないので、彼女と僕は車から降りて、小走りで駅まで急いだのである。同僚の彼女の無事も確認して、二人が22番ホームへ走って行くのを見送ってから外へ出ても、Katrienの車は、まだ駅に着いていなかった。そのまま車に乗っていたら間に合わなかったって事だね。

 ラッキーな事に電車は5分遅れの出発と表示されていた。(スキポール空港まで1時間50分)

 無事に空港まで着いて、日本まで帰れる事を祈るのみ。

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21.2.09

・・・春遠からじ

 生まれて初めてマイナス10度の経験もしたベルギーの冬。朝は遅く明るくなり、夕方は早く暗くなる、昼が短いベルギーの冬。

 霜が降り、氷が張るような朝も近頃は少なくなった。ベルギーの冬は、終わりを告げようとしている。


 春の足音がすぐそこまで来ている。

 今日は曇り空ではあったが、気温は8度まで上がり、刺すような寒さが感じられなかった。そんな天気の中、残り少ないメッヘレン(Mechelen)無銭旅行の機会を逃さないよう、出かけた。

 土曜日のメッヘレンは、フロートマルクトで青空マーケットがあるので、人出が多く賑わっていた。相変わらず教会の鐘の音(カリヨン)は、晴れやかに鳴っている。

 ところで今日のメッヘレンは、Mechelen駅が工事のため使えないと言う、緊急事態だったが、僕はインターネットの時刻表で「告知」を見ていたので、電車内で検札の乗務員に定期券を見せたら「あなたはメッヘレンまで行くの?」と聞かれ「いや、(ひとつ前の)ネッケルスプールで降ります」と答えたら「OK、グッド!」と言われた。

 我ながらスマートでありました。

 メッヘレンも、もう大抵の所は歩いたし、今まで歩かなかった通りを探して歩いた。そしたら2番目の写真のような、ドキッとするような庭のあるのを発見した。学校か何かの様であったが、門は閉まっていたが、門扉の隙間から撮影した。

 春爛漫で、乙女たちが自由にはしゃいでいるようなブロンズ像だが、等身大の様で、ちょっと大胆すぎはしないか?

 遊歩道や、公園では小鳥たちが、盛んに鳴き競っている。チャボは昼間でも「コケコッコー」を連発していた。余程長い眠りから覚めたような感じだった。ここの動物たちは、人が立ち止まると、近寄って来るんだよね。

「ちょっとちょっと、近寄りすぎるとピント合わないんだよね、シッ、シッ」と言った所で日本語通じないし・・・。
 枯れたような大木の細い枝先にも、小さな芽の膨らみが表れ、時期を待っている。

 ある種の木では、枝に白いツブツブがたくさん付いていて、花が咲いたように華やいでいたので、近づいてみたら、猫柳か?白い毛で覆われた芽がはち切れそうになっていた。


 これからは、毎週毎週、植物の変化が見られそうで楽しみだ。秋から冬の紅葉のように、劇的変化が目の当たりに見られそうである。

 いまの、黒から灰色っぽい世界が、緑と太陽の光で満たされる日は近い。

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20.2.09

サマーテニス2009 

 ZOMER TENNIS 2009(サマーテニス2009、3月中旬から9月中旬まで)会員募集中で、先着100名様にラケット進呈中とチラシがあった。

 僕とKatrienが、今も通っているテニスクラブなので、今日、「夏会員」2人分の申し込みをしたら、ラケットが2人分(2本)当たってしまった。

 最初は、サービス品だから安かろう(悪かろう)と思っていたが、Katrienが今日さっそく使ってみたら、昨日までと見違えるほど、いいボールを打つようになった!

 今まで、Katrienがまずいプレーをした時に「今のは何が悪かったの?」と聞かれて、僕は「いや、プレー自体は何も悪くない、ただ、ラケットの面がちょっと狂っているだけ」と、アドバイスにならない事を言っていたのだが、今日、もらったラケットこそ、ぴったりグリップ(握る部分)がフィットしたラケットだったのだ。

 Katrienの調子の良さに、今日は僕も翻弄されて、走った走った・・・ 2時間ほとんど休憩なしでシングルスをしているから大変だ。Katrienも良く走ったが、僕もベルギーに来てから5ケ月で、体重を4kgくらい落としたから、とても身軽で、テニスコートを縦横に走って、自分でもすごいコートカバーリングだと感心している。

 僕らの通うテニスクラブは、室内6面、屋外クレーコートが10面あるので、3月以降は屋外が使える。ベルギー人(日照不足)はもちろん天気が良ければ、日差しのある屋外だ。(ちなみに屋外クレーコートと室内カーペットコートはボールの弾み方が全然違う)

 そして夏会員と冬会員に分けられている。冬会員は150€(18,000円)/半年、夏会員92€(11,000円)/半年、今回ラケット1万円相当をもらったので、ほとんどタダで半年間の会員になった。
 会員になると、予約さえすれば何回でも無料で利用できる。
(会員にも種類があって、料金が高い週末夜間と、安い平日昼間(僕らはこれ)があり、範囲外利用は有料となる)

 「これじゃあ、クラブは儲からないから、たまには(クラブの)カフェでビールでも飲もうよ」と言うのが僕の提案、「それもそうね」と、調子の良いKatrienは賛成した。
 サマーシーズンが楽しみだ!
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19.2.09

メッヘレンの学校あと3回

 メッヘレン(Mechelen)市の学校へ通うのも残すところ、あと3回となった。

 早いね、もうすぐ1カ月ってことだ。電車の1カ月定期が来週の水曜日で切れる。

 ベルギー社会の仕組み(法律)、生活における大事なこと(仕事、住居、生活環境)などを、熱心な先生にも恵まれ、生徒もみんな、まじめに授業を受けた。

 何が足りなかったかと言うと、僕のオランダ語能力が足りなかった。ま、しかし、何の授業をしているのか、何が良くて何が悪いのかくらいは理解出来たつもり。

 僕にとって良かったのは、新しい仲間が出来た事と、歴史あるメッヘレン市を、我が街のように闊歩出来た事。そして写真をたくさん撮る事が出来た事。

 昨日から授業の中で先生(パキスタン人男性)も「この講座も残り少ないが、みんな良く真剣に授業を受けてくれてありがとう、授業は役に立ちましたか?」と聞いた。生徒はすぐさま「大変良かったですよ!教え方も良かったですよ」とみんな答えたので、先生もニコニコ。

 来週火曜日が最終日と言う事で、授業の一環?で市内のシネーズ(中国)レストランで食事会をしてフィナーレを飾る事になった。「食事代は学校(政府?)から出るが、飲み物代は各自で支払ってください」と言う事だった。

 シネーズレストランと言うと、みんな僕の顔を見るが、僕は「ネーネー、イクベン、ニート、シネーズ」(いや、僕は中国人じゃないよ!)と言うのだが、世界からしたら中国も日本も同じじゃないか、みたいなのだ。(みんなMasayukiは日本人と分かってはいる)

 シネーズレストランでチンタオビールでも飲むかぁー。

写真は3枚ともMechelen市内。
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18.2.09

Sint-Rombouts,MECHELEN



 聖ロンバウツ大聖堂のカリヨン (carillon)コンサートの音です。

 これは毎週土曜日の午前11:30から約1時間行われるが、街を歩いていれば聴ける無料コンサートだね。(日曜日は15:00月曜日11:30)惜しげもなく続くので、なんだか「こんな幸運があって、本当にいいのかなぁー」なんて恐縮してしまいそうだ。


 観光客へのサービスと言うか、王立カリヨン学校の生徒の練習なのか、とにかく長く鳴り続ける。6月から9月に行われる夜20・:30(明るい)のコンサートが本格的だと言うから、今はやっぱり練習か?

13世紀から300年掛けて建設されたゴシック様式の教会。塔の高さ97.28m。49個の組み鐘が2組あり、総重量が80トン(ヨーロッパ最大級)

 各地で開催されるカリヨンコンサートの、発祥の地がこのメッヘレン。そして、世界初の王立カリヨン学校が出来たのもこの街と言う事で、カリヨンを語るなら欠かせない街である。

 メッヘレン=メルヘンに浸れる、いい街です。
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17.2.09

stad Lier カリヨン

 恥ずかしいニュースの後で、カリヨンのすがすがしい音をお楽しみください。

 これは、僕の住むリール市(Stad Lier)の市庁舎鐘楼のカリヨンです。

 15分刻みくらいで鳴っているような気がするが、気に掛けて時計とにらめっこした事ないので、分からないが、とにかく良く聴こえる。このブログに初めての動画埋め込みなので、うまくいってたらいいが・・・・。
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恥ずかしいニュース

 ベルギーのTVニュースでも、連日ファイナンシャルクライシス(金融危機)のニュースがトップで流れ、日本のトヨタの不調、大量解雇なども報じている。


 そんな世界的不況の中で開かれたG7会議で、日本代表の大臣は寝ていたのじゃないかと、昨日のニュースで流れた。

 そして今朝、電車に乗って車内新聞(無料)をパラパラめくっていたら、日本人らしき顔写真が載っていたので良く見たら、昨日のTVニュースの財務大臣じゃないか。見出しは「日本の大臣、酔ってG7」とある。

 世界中が経済立て直しに躍起になっている時に、世界中に日本の醜態をさらしてしまった。政治手腕以前の問題だ。

 ここでは世界の慌ただしい動きが見えるだけに、日本と言う国の政治家ののんきさが浮き彫りに見えてしまう。

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16.2.09

メッヘレンの学校

 メッヘレンの学校も順調に、皆出席で通っている。この講座自体、ベルギー移住者のためのベルギーを知ってもらうための講座なので、受講者には、もちろんベルギー人はいない。先生もイスラエル人と言う事だった。

 ベルギーの法律とか、社会保障制度、仕事の探し方、それらのインターネット利用での検索の仕方などを習っている。


 世界各国から集まった生徒の中で、一番オランダ語を理解していない僕は、単語が出るたびに辞書を引きながら講義を聴いている。

 今日はベルギーの法律で、結婚・離婚について、個人思想の自由、男女平等、中絶、安楽死、同姓婚、社会保障(連帯責任制度)、義務教育など、教えてもらったが、50%も理解していない。

 ベルギーは大抵の事で先進的な国である。

 今日の授業の最後に、先生が生徒に対して、ベルギーの制度について、各項目に分けて採点してもらうアンケートを取ったが、ほとんどの生徒が80点以上の「良い」という結果を出した。(だから、ベルギーに来ているんだろうが…)

 ベルギーは住みよい国、税金が高いのは住んでみて、社会からの恩恵を考えたら納得できる範囲だと言う事が分かる。
 写真はメッヘレン市内の人通りの少ない小道で、古い建物がある所。
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15.2.09

KATOKOBOが新聞に


 KATOKOBOは、Katrienがベルギーに来てから始めた仕事の会社名である。こちらの制度の関係で、個人事業者として登録しないといけないので「Taalatelier KATOKOBO」と、名前を付けた。


 「言葉のアトリエ・カト工房」と言ったところか。

 元々、沖縄で織物工房をやりたいと希望を持って、準備をしていた時期もあったので、その時に名前を「華都工房」にしようと考えていたのである。

違う形でKATOKOBOが実現した事になる。

 この新聞記事は、新聞自体がフリーペーパーで、無料でチラシと共に各家庭に配られるものである(地域限定)。

 個人事業を始めるにあたって、商工会みたいな組織に加入したら、こういう宣伝活動までセットになっていたので「広告」として出してもらったのである。

 記事の内容は、Katrienの履歴から、この仕事を始めた経緯と、事業内容が記されている。今は、アントワープにある言語学校(オランダ語、フランス語、日本語)の教師の仕事を中心に、マンツーマンの家庭教師もやっている。

 自宅で出来る翻訳の仕事も入ってきたらいいなあ、と思っているのである。

 仕事の宣伝用にWEBサイトKATOKOBOも立ち上げているので、興味のある方はご覧ください。

 記事の写真は、沖縄で撮ったのもので、記事の中にも、僕の事が少し触れられている。(沖縄の南城市津波古からベルギーに来たいい男?と)

Lier市 散歩日和

 土曜日の暇にまかせて、もう一稿行くか。

散歩日和の続きだ。


 今日はメッヘレンの後、例のアントワープの金持ち通りも再度散歩してきた。何しろ(2週間に1回あるかどうかの)「散歩日和」だから歩かないともったいない。と、そんな気持ちで歩き続け、地元のLier市に帰って来ても、まだ明るかったので市内を散策。


Lier市も、なかなかいいよ!
 市庁舎前のフロートマルクトは、普段は駐車場、イベントの時はイベント会場。土曜日の午前は、ここも青空マーケットをやっている。庁舎と鐘楼(1番上の写真)も世界遺産だからね・・・さりげなく。

 フロートマルクトの周りは古い建物が立ち並び、Lier市も由緒ある古い街だと分かる。カフェやレストランが並び、ショッピングストリートへと続く。


 マルクトから少し離れるとジンメル広場と言うのがあり、Lierの観光名所の時計台があり、そこの周りもカフェが多い。



 天気がいいので、暖かそうに見えるが実は、池の水も凍ったままの昼間だった。

 カフェでくつろぐ人たちも、冬物の恰好でありながら、おばさん達もビー
ルを飲んでいる。こんな日は陽のあたる場所が人気がある。


若者たちが集まるカフェでは、店の前にHONDAのミニバイクが集合していた。ここにもHONDAマニアがいるんだなあ・・・。みんな愛車をピカピカに磨いて、集合するんだねえ・・・えらいなあー・・・。
 中には「ヨシムラ」
のステッカーまで張られているのもあった。読めないだろうに・・・。

 時には、自転車軍団とか、オランダナンバーのビッグバイク軍団とか、集まったりする。

 そして、少しだけ中心から離れて行くと、すぐに自然豊かな遊歩道があって、市民が憩いを求めて歩いている。あれだけの市街地がありながら、どの場所からでも10分も歩けば、こういう自然に親しむ遊歩道に出られるのは、市民はとても恵まれていると思う。


 ベルギー人って、いいなと思うのは、散歩のとき夫婦や子供連れで、みんな楽しそうに歩いている事。若いカップルは赤ちゃんを乳母車に乗せて外へ出る。 杖をつくくらいの老人夫婦も手つないで仲良く歩く。

 こんな天気のいい日は、みんな家に居るのがもったいないと思っているのだ。

 ここでもやはり、カモに餌をあげる人がいた。孫を乳母車に乗せて連れてきて、とりを見せているんだね。それにしてもすごい数の鳥たちだ。

 カモってきれいな鳥だよね。でも数が多いから希少価値ではないんだけど・・・カモ肉にされるくらいだからなあ・・・。池という池に居るからなあ・・・・カモ肉のルートを辿ってみたい気もするが・・・。

 聖グマルス教会・・・、いつもこの場所から絵になると思っている。きれいな教会だ。まだ中に入った事がないが、外から見るだけでも、ステンドグラスがふんだんに使われているのが分かる。

 Lier市のシンボルのひとつだ。

 この場所からは恵まれた自然の中にあるように見えるが、実はこの教会から、向こう側は市街地となっている。

 遊歩道から見る空、夕焼けにはまだ早い。青空に飛行機雲。これもベルギーの晴れた日の風物詩だね。

 アムステルダム、フランクフルト、パリ、ロンドンと、国際都市に囲まれているベルギーの空は、旅客機が飛び交っている。

 ベルギーにもブリュッセル空港とかあるにはあるが、ヨーロッパの真ん中に位置するため、どこへ行くにも電車の方が便利なようで・・・。

 電車の旅もいいものだ。大陸旅行の実感が出来る。一昨年はローマからオーストリア、ドイツ経由でベルギーまで電車の旅をした。その土地土地で降りて歩いて、食事して、一泊して・・・と、そういう旅のスタイルもいいものだ。  
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