5.2.09

メッヘレン市05.02.2009

 今日も真面目に学校へ行ってきた。

 今日は社会保障の話、ベルギーで生活をすると様々な社会保障の恩恵を受けられる。と、その恩恵のいろいろを教えてもらった。

 もちろん恩恵を受けるには、相応の負担と義務があるのは当然である。要するにベルギーが税金が高いと言われる理由の説明ですな。

 確かに、街の施設、道路や公園などいつもきれいで、ごみ箱も毎日清掃されて、溢れたゴミ箱をおあまり見た事がない。
 
 子供の教育も18歳まで義務教育で、子供の教育にかかる負担は低いらしいのである。そして、今日の授業では「Solidariteits Principe 」(直訳で連帯責任主義)と言う言葉が出てきた。

 子供のいない家庭は税金が非常に高い。反対に子供のいる家庭は税金がかなり安い。子供は国の宝であり、子供のいない家庭もそれを税金で負担しないといけないのである。

 なるほど、それなら「ただ税金が高いより、自分の子供を作って、税金を安くして、社会の恩恵を受けた方がいい」と考えて、出生率の増加につながるのじゃないか。僕の知る限りベルギーでひとりっ子ってあまり見ないし、聞かない。

 たとえば給料を21万円もらったとして、税金や社会保険を引かれたら手取り13万円しかないという試算が、今日の授業であった。

 授業では、もっといろいろ細かい事を言っていたのだが、僕にはこれくらいしか理解できない(しかも、間違っているかもしれない)

 今日もメッヘレン・ワンデレン(散歩)今日は運河沿い、昨日の反対方向へ足を延ばした。そしたら、本当に港のように数10隻の船が停泊していた。なんだか、アムステルダムの運河のような雰囲気だった。

 下の2枚はフロートマルクト。一番下は塔が聖ロンバウツ大聖堂の塔(アントワープの塔と違って、角ばって無骨である)カリヨンで有名で、今日も長い間カリヨンの音色を聴く事が出来た。塔の手前が14世紀の市庁舎だが、現在はなんと郵便局が使っている。

 すべて石畳の、だだっ広いフロートマルクトだが、ただ広いだけではなく、地下にはしっかりと地下駐車場が完備されている。

 このあたりはさすがに、歴史を残しながら、近代化していくのがうまいなあと思うね。

 メッヘレンの写真は、ほとんどケータイ(SAMSUNG)のカメラで撮影しているので、写りがイマイチです。と、言うのもメッヘレンに行くようになってから、ほとんど雨か雪か曇りで、時間も短いので、カメラを持ち出すまでもないからで、いつか天気のいい日にじっくり、撮影(無銭)旅行に行こうと思っているので、いましばらく我慢を・・・・。
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