4.2.09

アントワープ市庁舎

 アントワープ観光編はまだ終わっていない。

 前回紹介したノートルダム大寺院の広場から30mくらいしか離れていないかと言う所にフロートマルクトがある。

 中心はやはり市庁舎で、市庁舎の前にはフロートマルクトがあり、それを取り囲むように豪華な中世の建築物が立ち並んでいる。大寺院も含めて、このあたりが旧市街地で、中世の古い建物がたくさん残っている。街を歩きながら建物を眺めるだけでも楽しめる。

 市庁舎(写真上の左側)は世界遺産に登録されている。1561-1565に建てられたルネッサンス建築。市庁舎が観光名所だなんて、こんないい事はない。

 (大阪城が大阪市役所だったらカッコイイんじゃないか?地下に20階くらい掘り下げて増築するのだ!)

 庁舎前の広場には噴水があり、噴水の上の像はブラボーの像と言うが、細かい解説をすると、どこかの観光ガイド本のまる写しになるから止めよう!

 クリスマスシーズンには、この場所にアイススケート場が出来ていた。 

 ベルギーでは中規模以上の市では必ずと言っていいほど、市役所の前にはフロートマルクト(グランパレスと言う場合もある)があり、大抵は旧市街地で、観光名所もそのあたりに集中している。

まあ、それにしても200年300年前の建物が、今も現役で使われている事自体驚きである。鉄筋や鉄骨、コンクリートもない時代の建物だと思うと、ちょっと怖い感じもするが、地震のない国だから出来るのか ?
 写真を見ても分かるように5・6階建てになっている。ベルギーの家具、調度品はひとつひとつが重厚で、もちろん重いから、相当な重量が中に入っていると思う。

 3番目の写真は広場に面しているゴージャスな建物群、フロートマルクトの周りにはどこでもギルド(中世の同業者組合)の建物がある。力を持ったギルドが豪華さを競い合った時代があったのだ。

 肉屋のギルドは、ここに入りきれなかったのか、少し離れたところに、さらに大きなのが建っていた。(後日紹介する)
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