23.1.10

土を食べた事があるか?

僕は昨日、土を食べました!

ガンビア共和国(The Gambia)出身のアラムはアフリカで買って来た「土」を持ち歩いて、チョコでも食べるように、それを口に放り込んで食べていた。

ところで「ガンビア」ってどこにあるかご存知ですか?

ザンビアは良く聞くので、僕も「ザンビアじゃないの?」と聞き返した事があったが、「ガンビアです」と言って、世界地図で指差したのはアフリカ大陸の最西端セネガルの国の中だった。その中にガンビア川と言うのがあって、その川に沿ってガンビア共和国と言う小さい国がある(アフリカ大陸最小)。人口170万人(沖縄県よりちょっと多いくらい)。

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これがガンビア美女アラムが食べている「土」。

買ってくると言うのだから商品として売っているのだろう。

僕も分けてもらって少し食べてみた。

食感は、見た目は石のようだが、噛んでみるとすぐに砕けて粉になる。その粉は非常に微粒子で、粘りっぽくなり、しまいには溶けてしまう感じなのだ(ザラザラ感はない)。あの「龍角散」の粉みたいなものだが、もちろん天然の土なので、さわやかな香料などは入っていない。

変な味も臭いもなく、無味無臭、そういう意味では清潔感はあると言える。僕の感想は「カルシウムやミネラルをたくさん含んでいそうだね」と言う事だった。

 

「土を食べる」というキーワードでWEB検索してみると、いろいろ出てくる。

野生のチンパンジーや山羊でも、特定の場所の(有用成分を含んだ)土を食べる習性があるらしい。アフリカのチンパンジーは、ある植物と土を同時に食べる事でマラリア予防になる成分を摂取できる事を知っていると言うのである。

世界では至る所で土を食べる風習のある民族があるそうなのだ。

そういえば沖縄では微粒子の土を髪洗い粉として使っていたからね、土を生活の中で利用すると言うのは十分考えられる。岩塩なんて塩の石もあるんだから、「ミネナル補給のため土を食べたって不思議ではない」という結論に達したのでありました。IMG_7534

ブルガリアと言えばヨーグルト、ブラジルと言えばサンバ、ガンビアと言えば食べる土。(世界の美女たち)

面白い事を発見した昨日でもあった。

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