27.2.14

Cogels-Osylei 高級住宅見物

アントワープ中央駅のひとつ手前のベルヘム駅(Antwerpen-Berchem)で下車して、駅前正面にある迷路のような庭を歩いて行くとトラムの駅がある。

トラム駅 Berchem Station perron

アントワープ大聖堂の近くまで行くMelkmarkt行きと、フランダースの犬のネロの町として知られる Hoboken行きが待機中!(新型車両と旧型車両の比較もできる)
この駅を出たらすぐにレールは別れるのだけど、ネロはホーボーケン(Hoboken)から大聖堂近くのミルク市場(Melkmarkt)まで、通っていたという事になっているね。
この2台が同時に停まっているところを見ると、そういう事を想像してしまった。
(この時13:27)
※忘れっぽいので、備忘録としてアントワープのトラム路線図のリンクをここに入れておきます。

 それで、Melkmarkt行きはアントワープ中央駅前を通過するのだが、その前にBerchem駅を出た直後に、コーヘルス・オシレイ通り(Cogels-Osylei)を通り抜けるが、この通りが国の重要文化財にもなっているアンティークな住宅街なのだ。

最初はトラムに乗らず、ひと駅先まで歩くことにした ・・・ このアンティークな街並みをゆっくり見たかったから ・・・ この通りに面する建物はほとんどが1894年から1904年の間に建てられた。

 その住宅街をMelkmarktから帰ってきたトラムが走り抜ける。

ネオ・ルネッサンス様式
住宅街にしちゃー、お城のような家もたくさんある!

何しろ19世紀の終わりごろ、財を成したお金持ちが競うように、当時の斬新なデザインの住宅を建築したというのだ。

アールヌーボー様式の建築

ネオ・ルネッサンス集合住宅 ・・・ 同じような建築が十字路の4カ所(角地)に建てられている。

ネオ・ルネッサンス様式

僕は建築に詳しくないので、見て、これが何様式とか分からないものが多いが、とにかくいろんな様式が入り混じっている事は確かである。

 これも一風変わった建築(ロマネスク風?)。

ネオ·ルネッサンス様式、バルコニー様式とか、アールデコ ・・・ 難しい!

コーヘルス・オシレイ通りの終点である高架橋下 ・・・ 車道はロータリー交差点になっているが、トラムのレールは、その真ん中を突き抜けていく。

高架下から見たコーヘルス・オシレイ通り
この時点で13:36 ・・・ という事は最初のトラム駅から9分しか歩いてないという事になる(500mしかないのだ) ・・・ ゆっくり鑑賞した訳ではなく、写真を撮りながら歩いていただけだ ・・・ 先ほど駅で待機していたトラムはまだ通過していない。

高架下のトラム駅(Antwerpen Draakplaats)で待つこと3分ほどでトラムがやって来た!
トラムは平日、15分間隔で運行しているようだ。

コーヘルス・オシレイ通りの建築群」(オランダ語)建築に興味のある方には、こちらに資料があります。
建築関係の方がベルギー観光に来るなら、ぜひこちらも旅程に入れていただきたい、おすすめの地区ですよ!(この通りだけでなく、周辺にも似たような地区は広がっている)

僕はこのトラムに乗って中央駅を越え、ルーベンスの家の最寄駅まで行くのだ ・・・ 次回はRubenshuis です。

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アントワープ ホテル宿泊

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