2.4.14

ツクシだらけ!

今日はツクシに尽くす!
この時期、ベルギーの川沿いの土手には土筆(ツクシ)がたくさん生えている!

 Momoちゃん散歩のときでも、ツクシをよく見かける ・・・


 こんな感じで ・・・
ところで、ベルギー人がツクシを採って食べるという事を聞いたことがない ・・・ ウチのKatrienも食べた事がないと言っている。

と言いつつ、僕も食べた事がない!
沖縄育ちの僕 ・・・ 沖縄にはツクシが育たないのだ ・・・ 実物を見た事もなかった ・・・ ベルギーに来てから初めてツクシの実物を見たという事になる。

「ツクシは食べられる」 という事は知っていたが、食べた事がないので、美味しいか不味いかは知らない ・・・ なので、わざわざ採ってきて食べようと思ったこともなかった。

ベルギーに来て6回目の春 ・・・ やっと、「つくしを食べてみよう!」という気になった。
と、いうのも去年の秋、初めて銀杏の実を採ってきて食べて、意外とおいしいと思ったからである ・・・ 銀杏も沖縄にはない食材だった。

 採ってきたツクシ ・・・ たくさん採ろうと思えばいくらでも採れる状況だが、初めてなので「お試し」程度の量を採ってきて、調理に挑戦してみる。

ツクシはシダ植物、スギナの胞子茎という事であり、頭部分には触れると飛び散る埃のような胞子が詰まっている(黄緑っぽい色をしている) ・・・ 摘んでいると、その胞子がたくさん出るので 「こんなもの食べらるのかねぇ?」 と思ってしまうんですけどね。

 ネットでレシピを調べると、「玉子とじ」が人気の様なので、それを作る事にした ・・・ 下ごしらえの第1段階は、はかま取り ・・・ ツクシの節の部分についている硬い皮の部分を取り除く作業 ・・・ たくさん収穫してくると、これが大変な作業になるので、「むやみに大量収穫はしない方が良い」
と思った!

「アクが強いので、アク抜きをしないといけない」 と、レシピでは念を押している ・・・ まずは茹でる(5分ほど) お湯の色が黄色っぽくなるのは、ツクシの花から胞子が溶け出してくるかららしい。

 茹でたら冷水で冷ましながら、さらにあく抜き!
きれいな薄ピンク色になり、頭は緑になって、可愛らしいじゃないか!

 茎の部分と頭の部分を切り離しておく ・・・ といのは、ツクシの頭の部分は苦い味がするらしい。
はじめて食べるので、どれくらい苦いのか分からないので、とりあえず、その部分だけでも残せるように配慮しておく。

 玉子とじなので丼もののツユのようなもの(砂糖、しょうゆ、みりん、だし汁)を作り、先にツクシと椎茸を煮込んでおく ・・・ 味がしみ込んで来たら、溶き玉子をかけて、玉子とじの完成!
(椎茸は、たまたまあったから入れただけ)

初土筆料理は、まあまあの出来だった。
(緑の葉はベルギーのヨモギ)
玉子とじにしては、玉子の量が少なかったようだが、まぁ、今回はお試しなので仕方あるまい。
あれだね、ツクシの頭は苦いと聞いていたが ・・・ よく、あく抜きして、ツユの味を浸み込ませたせいか、ほとんど苦みを感じなかったね。

以上、「ツクレポ」でした!

ベルギーで意外と野草料理が食べられる ・・・ ヨモギを使った 「ふーちばーじゅーしー」 野草ではないが、拾ってきた栗で作る 「栗ごはん」 野生のブラックベリーで 「ブラックベリージャム」 ハーブティーとして 「ホップティー」 などなど ・・・

来年の課題は 「ふきのとう」 かな?

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