10.6.09

ベルギーテニス2勝目!

6月9日(火)20:00 T.C RUGGEVELD(予定)
混合ダブルス2回戦の予定日は雨の日だった。

テニスクラブT.C RUGGEVELDは、屋内テニスコートがないので延期もあるかな?と、半分のんきに構えていたが、とりあえず準備をして車で駅まで行き、Katrienを迎えて、会場のテニスクラブまで直行。

前回、初めての会場だったので道に迷い、1時間かかった場所が、昨日は20分で行けた。大会デスクに問い合わせてみると、「近くの屋内コートに場所を変えてやります」とのことで、すでに相手ペアもスタンバイしていた。

そうなんだ、ベルギーで雨だから延期なんて言っていたら、いつまでたっても大会消化できないから、第2第3の手段を持っているのだ。えらいぞ、ベルギー(フランドル)テニス協会!

それで案内された所が、下の写真の屋内コート。
船底をひっくり返したような骨組みの体育館(ベルギーではよくあるパターンであります)だが、1面しかない。

何がビックリかって、この体育館の入り口が、普通の集合住宅(アパート)の建物(1階は店舗)の入り口から、ビリヤード場(カフェのある遊技場)に入って行って、奥の方にテニスコートがあるのにビックリ!(アパートの中庭みたいになっているのだろうか?)
今回の相手は、僕らと同じテニスクラブ('t SAS)の所属で、女子が僕と同年で、男子は9歳年上ペアだった。

そう言えば時々、クラブでお見受けする顔ぶれだ。プレーがどうだかまで覚えてないが、SASの熟年連中はみんな上手である。近づいてみると、二人とも身長が高い!彼らはベテランゆえ、新参者の僕らに対して余裕たっぷりである。

第1セット、前回同様1-6であっさりと落としてしまう(彼らにとっては予定通りだろう)。僕はサービスキープできず、katrienのリターンは、ことごとく相手男性のボレーの餌食になる。

Katrienは「ダメだ、前回より相手は強い、今日は勝てない、試合は早く終わってしまうよ」と、ちょっと弱気な発言。僕は「いやいや、前回と同じだよ、勝てない相手じゃない、リターンをクロスのロブで返してね」と、作戦を立てる。

第2セット、作戦が功を奏し(作戦を実行できるKatrienもエライ!)、相手男性も簡単には触れなくなり、逆に僕の方にネットプレーのチャンスが多くなった。ボレー、スマッシュと動き回ったので汗をかき始め、体が柔らかくなった感じで、ボールコントロール出来るようになった。終始リードを保ったまま、6-4で取り返す。

第3セット、「こんなはずではない!」と、相手も動揺したか、僕らが4-0と先行、僕がバックハンドのリターンでストレートを続けて抜いたので、相手女子前衛はサイドに張り付いたまま、動けなくなった。僕は悠々と男性とバックハンドスライスで逆クロスの打ち合いを続け、ミスを待つ。時々、女子にボールを送るとミスしてくれる。

そんな展開が多くなり、Katrienもサイドに振られたボールに喰らいついて返すようになって「簡単には終わらないぞ!」という意地を見せた。5-2でマッチポイントを5度逃がし、5-3となったが、次のkatrienのサーブを簡単にキープしてゲームセット!

相手もいい試合だったと称えてくれた。「僕らに勝ったのだから、君たちは優勝できるはずだよ!」(あんたらが優勝するつもりだったのかい?)と、いうくらい彼らは自信を持って試合をしたはずだから、さぞ悔しいだろうと思う。

今回の「勝者のおごり」は、試合終了が22:30だったので、「次に、SAS(所属クラブ)で会った時にしましょうね」と言う事で、早く家に帰り、祝杯をあげてから休んだのでした。

次の試合(6/12金)は準々決勝(Kwartfinale)だ!

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2 件のコメント:

あーたん さんのコメント...

すごいですね!!!
2勝目!!
読んでて「おおっ!」
と、思わず熱くなってしまいました!
ホントにプロのような試合の進め方なんですね!う~ん!

私も長男妊娠前に(もう10年以上前ですが・・!)テニスに熱中していた時期があり、試合にも参加し始めていたのですが、
そういえば、体がボールに馴染む前に試合がおわってしまったような覚えを何回かしましたね!主人だけが続けてクラブの試合でランキングづけされていました。
なつかしいなあ~。

ごめんなさい。長々なコメントになってしまいました!

とにかく2勝目おめでとうございます!
金曜日頑張って下さいね!

まさゆき さんのコメント...

前回の試合で勝った相手の男性のランキングを、後で調べてビックリ!
なんと、ダブルスランキング5位にいるではないか(90名中ですよ)

今年の成績シングルス5勝0敗
ダブルス16勝6敗という、輝かしい成績のお方だったのだ「君たちは優勝できるよ」の言葉が重圧になってきた。・・・嗚呼!

そんな相手データを調べる事が出来るベルギー(フランドル)テニス協会の公式サイトは、非常によく出来ている。

僕は今のところ0ポイントだから、ランキングに名前がない(残念)。この大会が終わったらランクインするでしょう・・・。

まず、今日の試合も頑張ってみます。
いつでも「勝てる可能性はある!」をモットーに挑む。