ベルギー（Ｌｉｅｒ）に帰りました！

いやいや、大変です。

飛行機２回、電車２回乗り継ぎの「ひとり旅」は・・・、

台北で２時間５０分の待ち時間で、余裕こいてビールを２本も飲んでいた時はよかったが・・・、

次のバンコク（スワンナプーム）空港では乗り継ぎというより、給油・清掃のための降機をして、空港ロビーをうろうろして（自由時間がある）から同じ飛行機に乗るのだが、何時に出発するのかがわからず、急ぎ足で次の搭乗ゲートをくぐったのはいいが、何もない場所で１時間余り待たされたのはきつかった！

実は、台北ーバンコク間の飛行機を降りるときに、隣に座っていたご婦人のリュックを（予定外に）棚から親切に降ろしてあげたことで、自分が（時間つぶしに）使っていたSudokuの本を自分のリュックに仕舞うのを忘れていたという事実が発覚したのであった！（この旅唯一の失敗）

ま、でも、時間は何もしなくても過ぎていく・・・、時間つぶしで熱中するのがあれば、あっという間に過ぎるというだけの事。

台北ーアムステルダム間もエコノミーで、座席に液晶ＴＶのない退屈なシート・・・、おまけに暇つぶしのＳｕｄｏｋｕ本も失ってしまったし・・・。（BELGIUM観光局のガイドブックを３回も読み返してしまった）

幸い、少しだけ空席があり、僕の隣が空いていて、２席を使って横向きに座り、少しは楽なフライトができたことは良かった！

時々出てくる食事がおいしいわけでもないので、となりにおしゃべりできる相手がいれば別だが、ひとりじゃ、ゲージの中で飼われているニワトリ状態で、かわいそうだった・・・自分が。

なんだかんだ言いながら、我慢していれば、時間は経つもので、ほぼ定刻通りの９：１５頃には雨のアムステルダムに着いたようであります。

アムステルダム（スキポール）空港の税関で止められて、スーツケースを開けられたが特に問題なしで通過。

ベルギー・アントワープ行きの電車チケットを買い、電車に乗り込むが、乗り換えが必要らしい・・・

スキポール空港から出て１０分ほどで右側の車窓には、続けざまに６基ほどの風車が姿を現す。

これは圧巻！オランダに来たなぁ～、と思う。

オランダ第２の都市ロッテルダムで乗り換え、（通常は空港から乗り換えなしでアントワープ・ブリュッセルまで行けるのだが）

しかーし！僕が乗り換えるハズだったアントワープ行きの電車が時間になっても来ない！

電光掲示板を見に行ってみると「この時間の便、今日は欠航」だと・・・、そんなにあっさりと書いてくれるな！１時間に１本しかないんだぞ！

ホームも改造工事中で、座るベンチもないのだ！最悪！

スーツケース（２１㎏）、リュック（６ｋｇ）ノートPCを持っている一人旅では、エスカレーターもない駅で簡単に場所移動することもできず、ホームで立ったまま待つことになる。

　しかし、立っていても（座っても）時間は同じように過ぎていくのだ・・・ブリュッセル行きの電車に乗り込んで、車窓からオランダの農村風景を楽しむ。

　　国境を越えてベルギーになるが、どこで変わったかわからない・・・、風景も同じだし言語も同じなので、見分けがつかない。（自動車だと、道路標識の違いで判るはずだが）

　アントワープ到着ーーー！！

なつかしぃー、１年ぶりくらいのような感動が胸にこみ上げてくる。

ここまで来ればもう「故郷」に着いたようなものだ、何も心配はいらない！

売店で小さいビールを１本買い求め、となりのトイレで４０セントの小用を済ませて、すっきりとしてから駅の切符売り場で切符を買い、２番ホームへ上がる。

いつものアントワープ駅の光景ではあるが、やっぱりすごいなーこの駅は！

買っておいた缶ビールをプシュと開け、グビッと飲む

「あぁ～、着いた着いた、やっと長旅が終わったぁ！」

と、もう家の中にいる気分である・・・　

Ｌｉｅｒ駅に着いたのは１５：３０（日本時間２２：３０）

Ｋａｔｒｉｅｎが、車で駅まで迎えに来てくれたので、スーツケースをガラガラ引きずらなくて済んだ・・・

家のテラスの気温１１℃！

冷ぇー！！沖縄を出るときに２５℃で、母は「寒くなったねー」と言ってたのに・・・

こうも違うのか・・・違うわな、これだけ遠いのだから・・・。

スーツケースを開けて、着替えの衣類を抜いたら食品ばっかり！

ま、それはしょうがないわな。

　テラスの草花とも、久しぶりの対面！

寒くなったのに、まだまだ元気そうで何よりです。

テラスの前に見える木々もまだ、紅葉・落葉しておらず良かった・・・、これから秋冬の変化を楽しめる。

　　トマトはもう終わりそうだけど・・・

　Ｌｉｅｒはまあまあの天気でした。

明日の最低気温５℃、あさっては２℃・・・１℃と続いて行くベルギー。

うぉぉーーオキナワ！　あぁぁーーベルギー！

どうしてこうも違うのだぁ！

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