9.11.16

一人+ 一匹暮らし始まる

嫁のKatrienが一人で日本へ行ってしまった!

いや、逃げたんじゃなくて、一人で出来る用事が出来たので、一人で行っただけなんだけど、なんか妙な気分なんだよね、僕がベルギーに残って、嫁が日本(沖縄)へ一人で行くというのが。

僕が一人で沖縄へ行くのは、里帰りだから珍しい事でもないんだけどねぇ。

ま、とにかく一人で、スーツケース2個に、リュックを背負って電車に乗り、空港へ向かった。
リールの駅まで車で送って、スーツケースを乗せるまでは手伝ったけど、その先は「一人で出来るから大丈夫よ!」 と、言うので、ここで見送りとなった。

「車で空港まで行こうか?」とも提案したが、「電車の方が車の渋滞より確実だから電車の方がいい」 という事だった。

(空港まで、電車で38分、車だと渋滞を考慮したら1時間強)

ベルギー国鉄、車いすの利用者がいると、移動式のスロープを持ってきて支援してくれる。
この写真でわかるよね、この高さ ・・・ 1m以上はある! Katrienの母親は年取ってからは「電車に乗るのは嫌だ」と言っていたらしい ・・・ それは良く分かる。

日本に比べると、ホームの位置が低すぎるんだよね ・・・ でも、最新式の車両は低床式になって、割とホームの位置と合っている ・・・ という事は、車両の形式によって床の高さが違えば、将来的にホームの高さを上げる事も出来ないのかな?

「ヨーロッパ大陸で最初に商業鉄道を導入した国はベルギーである」という誇りは「埃」になっているのだろうか。

ま、いいけど、(翌日に)Katrienから「無事に沖縄に着いた」と連絡があって、ホッとしている。

 一人での朝食はいつもと変わらない献立(笑)。

 一人になったので、一人でお出かけ ・・・


マルガレータの宮殿まで ・・・

Katrienが残した仕事のため、僕はメッヘレンの裁判所(マルガレータの宮殿)まで、行かなければならなかった。

奥の青緑色のドアから入り、左へ曲がって40m程歩くと目的の窓口があり、法定翻訳書類を提出して認証をもらうのだけど、その場ではもらえないので、置いてくるだけである。

 窓口の係に「よろしく」と書類を渡すだけなので、3分後にはこのドアから出てくる(笑)

そして、翌日に同じ手順で受け取りに行くのだ。

家に帰ったらMomoちゃん散歩!
1日中、小雨模様だったけど、これを中止というわけにはいかないからねぇ ・・・ 辛いところ、「毎日2回はMomoちゃん散歩」 という日課を、これからしばらく一人でこなさなければならない。

お昼の一人様ご飯はラーメン!

豚肉と野菜の出汁に味噌味を付けて、三枚肉の煮付けと白菜や茹で卵を乗せたもの ・・・ インスタントラーメンではないよ。

夕飯は作らず、冷蔵庫の残り物処分(笑)


夜は、ひとり映画鑑賞だぁ~!

嫁がいると、なかなか、今日はコレを見る!と独断できないのだから、これからしばらく「好きな映画見放題!」

「偉大なる生涯の物語<特別編>」を見た。

イエス・キリストをテーマにした映画で、とても勉強になる。

キリスト教、カトリックの国に住んでいるのだから、祝日やイベントは、事あるごとにキリスト教と関連してくるので、ここに住んでいるからにはそれを理解しなければならない。

この映画には、聖書にある物語が数多く出てくるので、映像だと理解しやすい。

特に僕は、聖書を読んだ事がないので、ベルギーに来てから各地の教会巡りをして、祭壇画や彫刻などを鑑賞して「それぞれに意味があるんだろうけど、良く分からないから残念だ」 という思いがある。

ブルージュの夏の祭り 「聖血の行列」 で繰り広げられるキリスト教の歴史(物語)の、各出し物の意味が理解できないでいたが、この映画を見ると「あぁ、あれはこの場面だったのかぁ」と、うまく重なるのである。

クラシック音楽も、キリスト教の物語や行事に関連するものが多いが、日本ではクラシック音楽を鑑賞はしても、その背景まで解説される事は少ないのではないだろうか。

そうした音楽も、この映画のBGMで流れていたりします。

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