3.11.16

Familie feest! ファミリーフェースト

11月1日は万聖節(キリスト教の祝日)で、休日であり、子供たちは1週間の秋休みでもある。
そんな11月1日は、Katrienの父親の誕生日でもあった。

今は亡き父親だが、生前には、その日に家族が集まって食事会を催すのが習慣となっていたので、今でも毎年この日のイベントとして続けている。

そして、今年はわが家で主催するという事で、僕が主に料理を担当する事になっていた。

この日のために、僕は普段から寿司を握ったり、餃子を造ったりしていたのである(笑)

今回は、日本のカレールゥを使った「日本風カレーライス」も準備した。

難しいのは、ファミリーの中にベジタリアンがいたり、自己流食事制限をしている人が数人いるので、それも考慮しなければならないという事 ・・・ 肉を使わないブロッコリースープも作っておいた。

メニュー表を作り、各メニューの材料名も記入して、テーブルに置いておいた。

Katrienの兄、姉の孫たちは、チビちゃん盛りの子供が多い ・・・ 賑やかで良い事だ。

続々とファミリーたちが到着して、最初に出したのは「にぎり寿司」 ・・・ 今回は見習の弟子もいたので二人で握った ・・・ 去年、カップちらし寿司を食べた婿のJoris君が「僕も来年は寿司を習いたい」と言っていたので、早めに来てもらったのだ。

「最初に大切な事は、ご飯を炊くことだよ」

(こちらでのコメの炊き方の認識が違うから)

と、日本のコメの説明から、洗米、水加減、炊き方まで ・・・

酢飯の作り方、乗せる具の切り方、握り方 ・・・ 説明しながら皿に盛っていき、お客さんに出したら ・・・ 「お箸で取りにくい、手で取るのも難しい」と批判?殺到! 


いやいや、これは皆さんの箸の使い方の不慣れと、手で取るときの掴み加減が悪いからでしょう ・・・ とは思いつつ、パーティーグッズの船型小皿に、1個づつ握りを乗せて食べてもらったら納得したようだ(笑)

餃子も大好評だった!
アントワープの肉屋で豚挽き肉を仕入れてきて造ったからね(ベルギーでは普通、合挽か牛、鶏の挽肉であり、豚肉のみはほとんどない)

(寿司と餃子の写真は練習で作ったものです・・・この日はキッチンにこもりっぱなしで写真を撮る暇はなかった)

その他にも、Katrienが仕込んだチキンのシチュー、野菜サラダ、チーズ盛り合わせがテーブルに並び、自由に選んで食べてもらう形式にした。


食事も一段落したら、腹ごなしの散歩の時間だ。

チビちゃんたちとMomoちゃんを連れて紅葉狩り散歩 ・・・

チビたちにMomoちゃんのリードを持たせて満足させる。

チビたちみんな、「Momoちゃんは僕が持つ~!」 と、喧嘩になりそうなくらいだったが 「はい、もう少ししたら君に代わるからね」と、何度も言い聞かせながら歩く。

 道の途中で、Momoちゃんの遊び仲間と遭遇したので、リードを外してしばらく自由遊戯!

ひと通り挨拶をして、じゃれあったらMomoちゃんは満足するので、抵抗なく散歩を続けることが出来る ・・・ それほど駄々をこねたりはしない(笑)

「ほら、あれは15世紀に造られた水門小屋だよ」 と、少しは解説も加えながら歩くと、子供がばあちゃんに「あの小屋は15世紀に造られたんだよ」自慢げに説明していた(笑)

僕はチビたちに 「ノンケル ユキ(noncul YUKI)」 と呼ばれる ・・・ 「ゆきおじさん」だね。


みんな可愛い盛りだねぇ~

両側が池になっている落ち葉並木道。

最後に残ったチーズ盛り合わせ ・・・

デザートのケーキとコーヒーも済んだ後、ビールを飲みながら、少しづつ取り分けてはつまむ、いいおつまみだ。

この間、ゲント近郊の田舎からもらってきた大きなカボチャに絵を描いてみた!

祭りのあと ・・・

ランチタイムから始まったファミリーフェーストは夜の8時ごろまで続いた ・・・ ベルギーのこういうイベントはいつも長期戦なのだ。

Momoちゃんもやっと落ち着いて ・・・ あくび~

ふわぁ~ 終わった 終わったぁ~!!

僕にとっても、一大イベントであったこの日をクリアした事で、少しは緊張が解けた ・・・ 大人11人、子供6人で、賑やかなフェーストだった。


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