赤く染まったグランプラス

日曜日の昼、テニスクラブでテニスをして、クラブのカフェでTVを見ると特別番組「赤い悪魔・凱旋パレード」みたいな番組を放映中だった。

数日前に告知されていたのでブリュッセルのグランプラス広場（市庁舎前）には、溢れんばかりのサポーターが集結している・・・いや、実際に溢れていて、駅前の広場や証券取引所の広場にもサポーターは集結していた（パレードバスの通り道）。

その数、なんと4万人！

小国ベルギーで国民が4万人集結するなんて滅多にないぞ（笑）

しかも、いつもはオランダ語圏（フランダース地域）とフランス語圏（ワロン地域）で対立することの多い国民が心をひとつにして「ベルギー」を祝っている！

外国人観光客も含めたフェスティバルや音楽イベントでは、それ以上集まることもあるだろうけど、ベルギー代表を祝福するためにこれだけの国民が集まった事にはビックリ！

キャプテン、エデン・アザールがノリノリで大はしゃぎ！

他の選手もそれぞれ観衆を沸かせる行動を見せる。

何より驚いたのは、いつも厳しい顔だったマルティネス監督のはしゃぎようで、TVのコメンテーターたちも驚いたようだ（笑）

良かったねぇ～、赤い悪魔たち。

マスコミには「優勝候補」と持ち上げられて、日本戦で大苦戦を強いられるもラスト数秒で勝ち抜き、ブラジルに快勝・・・ベスト4に勝ちあがり「優勝もあるぞ」と大いに期待されてフランスに惜敗・・・一時意気消沈したサポーターも、3位決定戦でイングランドに快勝して、うっ憤を晴らしての3位決定に大いに盛り上がったベルギー国民。

決勝で負けて準優勝より、勝って3位の方が盛り上がるはずだ（笑）

なので、クロアチアは残念だったね。

番外で、ベルギーの家電量販店が「ベルギー代表がW杯で15点以上得点したら、期間内に買ったTV代金を返還する」キャンペーンを打っていて、3位決定戦の2点目（最後の点）で16点目となり、10万円以上する大画面TVを買ってサッカー観戦していた家庭ではこれまた大喜びしていた（笑）

10万円のTVが無料になった！　返還は現金ではなく、同店舗内の商品券らしい・・・評論家によると、量販店はもしものために保険に入っていて、さらに同店舗の商品が売れるわけだから「旨い商売企画だった」と褒めていた（笑）

と、軽くW杯関連ベルギー情報でした。


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