21.7.18

野外アート展 Brugge

タイトルの「野外アート展」を見物するためにブルージュへ足を運んだ(7/19)。
が、写真を選んでいたらかなり写真点数が多くなるので、写真は Facebook のページ「ベルギー街歩き~ぶらり」で公開しているので、そちらをご覧いただきたいと思います。

Triënnale Brugge 2018, 19 Jul 2018

野外展示がブルージュの町の至る所にあるので、ガイドブックは見ずに大体の見当をつけて運河沿いに歩くことにした・・・約4時間の歩け歩けウォーキング(ぶらり~ではない)の始まりは12時半だった。

 「ブルージュへ行ったけど、こんな橋は見なかったよ~」という人も多いのではないかと思う。何故なら・・・

その橋の上から見える風景が、こんな絶景なので道なりに歩いてきたら、そのまま橋の上まで行って写真を撮って満足する。
まさか、自分が立っている橋の後ろまで回り込んで写真に収めようなんて思わないだろう。

橋の後ろはミニ庭園になっていて、こんな写真も撮れた。 

ここからアート作品の始まり~
でもあまり、触れないでおこう(笑)

 観光名所として相変わらず観光客の多いブルージュ、この日はなぜかイスラム教のヒジャブ(頭を覆うスカーフ)を被った人が目立っていた・・・バカンスシーズンになっているのだろうか?

 愛の湖公園から聖母教会を望む写真スポット。

去年、鳥インフルエンザの影響で姿を消していた(隔離されていた)ハクチョウたちが戻ってきていた。

この後、道順として「ベギン会修道院」へ入っていきます。

修道院敷地内の小さな教会に入ってみたら、準備されたパンフレットの中に日本語もあった!
7種類ある中に日本語があるという事は、それだけ日本からの訪問客が多いという事だよね。

その他の写真はこちら
Begijnhofkerk Sint-Elisabeth, 19 Jul 2018
  
 ベギンホフを出ると馬の休憩所(笑)

ワル広場(Walplein)に来たらハーフマーン醸造所の入り口が見えるが「あとで来るから」と通り過ぎる(笑)
  
 再び運河に沿って歩くと、建築アートを目にする・・・塔のようなアートと後方には聖サルバトール大聖堂の鐘楼。

運河と観光ボート。

ハクチョウは礼儀正しく1列になって進む・・・ボートの邪魔にならないようにか(笑)


かわいい小さな石橋の下をくぐるボート、この時ボートの両サイドは数センチしか隙間がない!
観光ボートでは橋が低くて、乗客の頭上注意だったり、このようにサイドがギリギリだったりで、そんな緊張感があったりする。

こちらも写真スポット、鐘楼が見える。

アートに遭遇・・・シルバーなアート・・・一応、橋になっていて、対岸へ移動することが出来る!(が、通り抜けはできず、戻らなければならなかった)

ブルフ広場にある聖血礼拝堂。

金色の象の中に、15世紀のブルゴーニュ公国最後の公女と言われるマリーの象がある。
 ベルギーの歴史の中で「ブルゴーニュのマリー」はひとつの重要なキーワードである。

ベルギーの歴史は、絶世の美女と言われたこのマリーを中心に紐解いていくと興味深く、わかりやすく理解することが出来る(15-16世紀ごろ)。

しかし、その当時はベルギーという国はなかった!

1831年7月21日がベルギーの建国記念日なので、187年目の建国記念日が今日です・・・え?マジにそうなのだ、こんな日にこんな記事をかけるとはなんという奇遇だ。

建国以前のベルギーはどうだったかというと、まさにこのブルゴーニュのマリーの時代に遡れば、この地方の黄金時代が見えてくる。
僕個人的には、メッヘレンのマルガレータ妃カール5世あたりの登場人物が特に興味深い。(僕が住んでいるリール、よく訪ねているゲントやメッヘレン、ブルージュ、ブリュッセルなどの地名が出てくるから、身近に感じる)

と、僕の足と同じように横道にそれた(笑)


ブルフ広場にも建築アートがあった。

町の中心マルクト広場に来た(Jan Breydel en Pieter De Coninck像)

観光客ではないにしても、マルクト広場(Markt)を中心に街を歩くのは理にかなっているから、この広場を通り抜ける。

世界初(13世紀後半)の証券取引所ブールス(Bourse) 

はい、また運河のあるところに来ましたよ、画家ファン・アイクの銅像・・・その背後に何やら怪しい物体が!

 これもアートだ・・・巨鯨!
躍動感があり、素晴らしい!

よく見たら、海洋漂流プラスチックを集めて作られているんだよね・・・その中に日本語表記のものが多数あり・・・なんだか意味深な訴えでもあるのか?

日本の捕鯨反対か・・・それとも東日本大震災の津波で漂流した漁具や市場のプラスチックを多数集めたのか・・・確認できる日本語を検索してみたら東北のものが多かった。

水曜広場(Woensdagmarkt)に建つ画家ハンス・メムリンク像。
ブルージュに来てメムリンク美術館を見学する観光客は多いと思うが、この像に会いに来る人は少ないと思う(目立たない場所にある)。

運河にあるアートのひとつ・・・人々は見るというより、新しくできた遊び場のように利用している(笑)

ブルージュの町の端っこに風車が4基ある。

 町の端っこ、街を囲む運河沿いに1/4ほど歩いたら十字の門(Kruispoort)まで来た。
この辺にはアート作品はなさそうだから、街の中に戻ろう!

 独特な形のエルサレム教会。

 教会の塔の手前にある曲がった塔がアート作品!

若者たちに一番人気なアート作品、水の上に浮かぶオレンジのドーム、浮桟橋で日光浴をしながら、時には水に飛び込んで泳ぐこともできる区域が設定されている。

 ブルージュの柴犬発見!
飼い主と少し会話をしたが、「今日は暑いから、お腹を石に接触させて冷やしているんだよ」という・・・そうなのかKyoちゃん!(笑)

以上でアート巡りは終わり~

ブルージュで一番古いカフェ(Vlissinghe)
カフェ巡りタイム突入!

ブルージュ在住の飲み友Aさんと合流する。 

暑いけど天気がいいので、お客さんは裏庭のテラス席に涼と開放感を求めて座っている。
僕らは店の雰囲気を楽しみたいので、静かな店内でビールを飲む。

 場所を移動して2軒目はホテルのテラス席・・・ホテルのラウンジはモダンなので興味なく、テラスへ・・・その理由は

「ハッピーアワー」という事で、ビールが半額!
さすが、地元カフェ・ガイド!

 聖母教会前を通過して

賑やかなテラス席のあるハーフマーン醸造所


ここでしか飲めないノンフィルタリングの生Zot!
コクが違います!

と言ったところで、カフェ巡りも終わり駅までAさんに送ってもらい、ホームの階段を駆け上がったら、すでに電車は止まって僕を待っていた。

「Aさん、ありがとう! 次回はアントワープで歩きましょう!」と、電車に飛び乗った。

首尾よくブルージュの町にさようなら・・・と思ったら、忘れ物をしていた!

なんと、ずっとリュクに入れて持ち歩いていたAさんへの沖縄土産を渡すのを忘れていたぁ~ ・・・ なんてこった!

しかし、これは忘れ物とは言わないか・・・物忘れだな(笑)

まいった、まいった 

 今日の料理は
 ムール貝!

ビール蒸し 

磯の香りと共に・・・

ソースは日本から持ってきた「明太マヨネーズ」

うまし! 至福の時(笑)


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