8.1.15

福岡 ~ BELGIUM

1月5日は福岡市のOさん宅で目覚める。

ベルギーへ飛び立つ朝だが、その前にやるべきことがあった ・・・ TVチェック!

日テレ、朝の情報番組「ZIP!」 と云うのがあってネ、それの「今日検定(今日は何の日)」 という、クイズコーナーがある。

1975年の1月5日、アニメ「フランダースの犬」の放送が始まった日らしいのだ ・・・ よ、40年前という事かぁ~!

ビックリ!

 ビックリしてる場合じゃない ・・・ TVチェック。
関連して、ホーボーケンにある、ネロとパトラッシュの像が紹介されて ・・・

 で、、でたぁ~!!!

「騒ぐこともないでしょ」 と言わないでね ・・・ 画面右上に小さなテロップで ・・・ 写真提供「ベルギー移住生活」 と、明記されているのだから。

いやね、この番組製作スタッフが、聖母大聖堂の前に「日本語で刻まれたネロとパトラッシュの記念碑がある」との情報を聞きつけ、その画像を必死になって探した ・・・ が、日本のベルギー観光局にも、画像データベースにも使える画像がない。

それで行き着いたのが、このブログの「Antwerpen 街歩き~ 01」記事中の写真 ・・・ 製作スタッフから丁寧に、使用許可の申し出があったので、「OK!」 したのだった。

と、云う事で、日本を出る前の最後のお楽しみでした。

この番組は沖縄で放送されてないので、その日に福岡にいたのは巡りあわせが良かった ・・・ 新年からラッキー続きだ!

 では、福岡からベルギーへ出発します。

地下鉄・藤崎駅から空港駅までは21分という事だが、それは国内線ターミナルビルまでの時間であり、そこから連絡バスで10分ほど移動しなければならない ・・・ 時間には余裕を持って行った方がいいね。

それと、前日にでもインターネットチェックインしておいた方がいいかな ・・・ 今回は、それをしなかったので、カウンターの行列に並んで結構時間がかかった。

 KLM 航空なのに、福岡経由の時はなぜか DELTA 航空の搭乗券になるので、面食らわないように ・・・ 僕は前回、結構苦労した

 搭乗するのは KLM で間違いない。

あ、ここで受託手荷物についてひとつ記しておくと ・・・ 前回は沖縄からANA便で福岡へ来て、すぐに乗り継ぎだったので、スーツケースは KLM 便の23㎏までOKだったが、今回は福岡で2泊したので、国際線乗り継ぎとはみなされず、国内線ANAの20㎏が限度だった。

那覇空港では、23㎏でパッキングしてあったスーツケースを開けて ・・・ 重量のある書籍や黒糖をリュックと、カウンターでもらった紙袋に移し替えて、なんとか通過した。

ちょっとしたマジックのようだけど、機内持ち込みのリュックや手提げ袋などは重量チェックがないんだよね(数量も) ・・・ 「これじゃ、重量制限の意味ないじゃん」 と、思ってしまうが、そのご利益を享受した。

※これはエコノミークラスのお話 ・・・ ビジネスクラスなどは条件が違うようです。

 離陸して、福岡上空か ・・・ どの辺りかはわからないけど、かなり山の方へ住宅地が侵食していってますなぁ~ ・・・ こうやって、山に近づいていって、土砂災害などに遭ってしまうのだろうかと、ふと思ってしまったよ。

 飛行機が安定飛行に移ると、ウェルカムドリンクが振る舞われる ・・・ ナッツを袋から出すと、例の「ナッツリターン事件」を思い出す(笑) ・・・ ちょうど韓国上空という時間帯だった。

ナッツの袋くらい自分で開けろよ ・・・ お持ち帰りも出来るように、袋のまま出してくれた方がベターだと思うのは貧乏人の考える事なのか?

 さあ、最初のお食事 ・・・ 和食か洋食かを選べたが、僕は日本最後の和食という事で、炊き込みご飯と白身魚!

 添え物も、ちょっと正月をイメージしたおいしいものだった ・・・ デザートはあんみつ!

 Katrienは洋食

エコノミークラスでも、以前よりはおいしくなっていると思う KLM の機内食 ・・・ 数年前までよく利用していたチャイナエアラインは、我慢して食べていた感があったけど ・・・ これは、(やや)楽しく食べられる(笑)

水と白ワイン

 空は青空 ・・・ 雲の上にいるからね、いつでも青空が保障される ・・・ 窓際の席でも翼の真上だと下界が見えない ・・・ これも出来たらネットで事前にいい席を選んでおいた方が良い。

 下界を楽しめないなら画面を楽しむしかあるまい。

本を数冊持っていたが、どうも頭がぼぉ~として、読書という雰囲気ではなかった ・・・ 日本語吹き替えの洋画を1本観る。

12時間近くを、エコノミーのシートで過ごすのは並大抵のガマンではない ・・・ と、思うか、あの手この手で楽しみに変えるかはその人次第だよね。

僕は寝たり起きたり、映画を観たり、数独をしたり ・・・ 今回は読書はしなかったけど、頭が冴えている時は読書もはかどる空間である。

ところで、僕とKatrienのとなりの席にいた若い日本人男性は、離陸後2時間くらい(最初の食事が終わった後)で、気分が悪くなったらしく、もうちょっと足が伸ばせて、リクライニングの出来るエコノミーコンフォートという席に移動していった(もちろん追加料金が必要)。

おかげでKatrienが2座席を使って、(足を曲げて)横になって寝ることが出来た ・・・ それはそれでラッキーな事だった。

 さて、10時間以上「ガマン」した後のご褒美は、オランダのハイネケンビール!

あと1時間でアムステルダム到着と云う所で出された食事は、バラ肉のカレーライス ・・・ これも結構うまかった。

(必要な人には、間食としてカップラーメンのサービスもある)

食後のドリンクも、コーヒーではなく、ハイネケンビールにした。
 オランダに乾杯!

 アムステルダム・スキポール空港到着 ・・・ いかにもオランダらしい風景だ!

 KLM の本拠地空港らしく、青だらけ~!

 懐かしのスキポール空港 ・・・ オレンジ色が目立つのはナショナルカラーだからか?

 まだ、ちょっとクリスマス気分?

電車のチケットカウンターで、航空券のE-チケットを提示して、高速列車タリスの乗車券を発行してもらう。
KLM の場合、ベルギーのアントワープ、ブリュッセルまではタリスのチケットまで含まれる(もちろん、そのように手配すれば)。

飛行機の遅れを考慮してか、2時間以上の待ち時間があるのが普通であるから、飛行機が定刻で到着すると、かなり待たされることになる。

「このチケットで1本前のタリスに乗る事は出来ますか?」 と係員に聞くと 「タリスの乗務員に聞けば乗せてくれるかもしれません」 と答えた。


 地下にあるスキポール空港駅。

 オランダの電車たち ・・・

 2階建て車両が結構あるのだ ・・・

 僕らは、乗車券の指定より1時間早いタリスに乗る事にした。

 フランスの誇る高速国際列車タリス!

各車両にいる乗務員に 「このチケットで乗ってもいいですか?」と聞くと 「あぁ、いいですよ、どうぞ」 と、いとも簡単に乗せてくれた ・・・ が、後続の客も同じことを聞いて乗り込む人が多かった。
どうなることやら ・・・

 チケットは持っているのだけど、1時間あとの車両のだから、この車両では「架空のチケット」である事は間違いないな。

途中、アントワープとの間にある、ロッテルダム駅で停車した際、多くの客が乗り込んできた ・・・ 案の定、あちこちで座席のダブルブッキング発生。

僕らも、正規のチケットを持った人に追い出された。

幸い、別の席に移動して安泰になったが、中には車両の荷物室に移動せざるを得ない人も出た ・・・ まぁ、大らかと言えばそうだが、いい加減な管理体制なのである。

 何はともあれ、アントワープ中央駅到着!

乗り継ぎは実にスムーズに、ホームで待っていたリール(Lier)行き電車に飛び乗った ・・・ ここからは時間を気にせず、ある物を使うだけ~。

 ベルギー国鉄の最新車両だった。

ごらんの通り、ここでは座席トラブル発生せず(笑)

僕らが多くの荷物を持っていたので、隣の4人掛けBOX席に座っていた男女が立って、「ここを使いなさい」 と、席を譲ってくれるという、嬉しいオランダ語第一声を聞いた。

懐かしいリールの街 ・・・ まだクリスマスのイルミネーションが残っている。

帰宅して、まずはベルギービールの飲み初め!

お土産の数々 ・・・ というか、今回は持ち帰ったものは少なかった ・・・ Katrienと二人で行くと、(冬という事もあって)衣類が多くて、他にも食べられないお土産がスペースを取るので、僕のお楽しみの食べ物、食材が少ないという、トホホな結末になったのであります。

Momoちゃんのは多かったケド ・・・

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