15.4.09

街歩き

春だ、春だと騒いでいる割に、寂しそうな場所がこの通り、遊歩道だがこの大木の並木はプラタナスである。まだ若葉が見えない。  この写真と同じようなものを、前のブリュッセル公園の投稿で載せたが、気になっていたので、調べてみたらプラタナス(Platanus X acerifolia )の木の実だったんだね。いやー知らなかったぁー、プラタナスと言ったら、有名じゃないか・・・。なんでも世界の4大街路樹だって?
 プラタナス:別名スズカケノキとも言うらしいが、写真のように鈴がたくさん吊るされているように見えるから、なるほどねの命名だね。去年の実と今年の実が一緒についていた。

 プラタナスと聞いたら、僕なんか、あの歌詞を思い出す。

人はだれもただ一人、旅に出て・・・・
プラタナスの枯葉舞う冬の道で
プラタナスの散る音に振り返る・・・

 はしだのりひことシューベルツの「風」ですねー、なつかしいですねー。この曲の入っているCDを持ってきた。

 上の写真が、同じ通りの去年11月初め(04।11।2008)だが、この歌詞の情景だね。沖縄にいた時にこんな風景を見た事がなかった。

 沖縄で分からなかった事が、ここにきて分かってきた事がたくさんある。

 特に季節や、植物、動物に関して初めての事が多くて、折に触れ調べるようにしている。
 沖縄になかったもの(あまり見なかったもの)で、こちらでよく見るもの
 白樺 栗の木 プラタナス 菩提樹 柳 ・・・ など
 動物では野鳥の鵜 カモ 白鳥 メーロゥ ガチョウ ・・・他にたくさん(名前知らず)

学名:Anas platyrhynchos オランダ語名:Wilde Eend 英語名:Mallard

 Lier市民公園(stadspark)の歩道を池に向かって歩行中のカモの親子。12羽のコガモを連れていた。前に載せた家族とは違うようで、別の池へ行った。前の家族も12・3羽コガモがいたが、今は半分くらいに減っていた・・・(この公園には猫がいるのでもしや・・・)親ガモにも心配事があるようだ。

オランダ語名:Waterhoen、英語名: Moorhen、 学名Gallinula chloropus

 バンの巣を発見!このバンは賢い。市民公園の池の中の小島に巣を作ったのだ。ここなら猫や人間は来ない。Lierは池や運河が多いので、水鳥はどこにでもたくさんいる。あ、あの白鳥はまだ孵化していないようだ。

  街の中、というかベギン会修道院内の石畳道

 春なので、雑草も芽を出し、成長を始めている。その除草作業の人。ガスボンベを乗せた台車を引きながら、バーナーで焼きはらっているのである。エンジン式草刈り機の騒音(その割にすぐまた伸びて来る)や、除草剤よりは環境にやさしいか・・・。御苦労様です。


 ベルギーでは、この手の作業員が相当数働いている。街の美化はこの人たちの仕事である。リヤカーみたいな台車に掃除道具を持って、くまなく市内を回っている人たちもいる。

 何回足を運んでも飽きない、ベギン会修道院は世界遺産に登録されている。

 どこにカメラを向けても絵になる、平日は閑散として、なおいい。休日は外部からの観光客も多くて、人を避けて写真を撮るのは難しいくらいだ。

その他のにほんブログ村 海外生活ブログ ベルギー情報へ

0 件のコメント: