29.3.13

ベルギーの洗車場

もう降らないだろうと思っていた雪が昨夜も降って、今朝(金)はうっすらと雪化粧のリール市だった。

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ウチの部屋の窓から近いところに止まっているシラコバトが、寒そうに羽をふくらませている ・・・ この時の気温は1-2度だったか ・・・。

今日は我が家の一大イベントがあって、オランダ国境に近いリンブルク州まで出かけることになっていた。

その前に車の洗車 ・・・ このブログでベルギーの洗車場のことを書いた記憶がないので記録しておこう。

ベルギーでは雪が積もると、道路には雪溶かし用の塩を撒く ・・・ 各家庭でも道路に面して歩道のある家はその歩道まで雪かきをする義務があるのだそうだ ・・・ なので家庭でも塩を準備しておいて、雪が積もると塩を撒く ・・・ 雪の多い冬(今年もそう)は大量の塩が撒かれる事になり、溶け始めた雪の上を歩くと、靴に染み込んだ塩が乾いて白い線ができるので困ったものだ ・・・ アスファルトの道路は塩による被害で穴があいたりめくれたりする ・・・ 道路が凸凹になる。

車の外版は塩が乾いて白くなる、当然下回りも相当な塩がかかっているだろう ・・・ 洗車しなければ、ということになる。

洗車場は無人なので、まずは自販機(コーラや菓子なども販売している)で、JETONSというコイン5枚が入った袋を5EURで購入する。

DSC08638そして、1台ずつ入る洗車スペースにある操作盤で1JETONずつ投入して、2番から順に6番までの作業を行う ・・・ 1番はSTOP、7番は乾燥なので、特に使う必要はない ・・・ だからコインは5枚でいいことになる。(JETONSと書かれたレバーを跳ね上げるとコイン投入口がある)

DSC08639コインを入れて、ボタンを押したら60秒だけ各操作の液体噴出バルブが作動するので、手早く車の周りを2周ばかり回りながら、まんべんなく車に吹き付ける ・・・ 最初は水だけ。

DSC086282番目は洗剤で、車は真っ白な泡まみれになる!

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3番目はブラシ付きのノズルで汚れ落とし ・・・ これが重要で、制限時間過ぎてもブラシでしっかり汚れ落としをしたほうが良い ・・・ タイヤ・ホイールは最後にね。

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4番目は、その汚れた洗剤落としの高圧噴水!

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最後は水WAXで仕上げ!

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本来なら 「乾燥」 という手順もあるのだが、1EURがもったいないので布でガラス窓だけ拭き取って完了! ・・・ あとは車を走らせば乾燥するだろう ・・・ という、安易な考えである。

我が家の愛車はシボレーのKALOS、1400ccの4ドアセダンで色はシルバー ・・・ 絵に書いたような地味ぃ~な、ファミリーカーであるが ・・・

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侮るなかれ、ジウジアーロ・デザインである!

ベルギーに来てから4年半、故障らしい故障もせずに、よく働いてくれている ・・・ 感謝!

え?Katrien がひとりで洗車をしたのかって?

もちろん僕もやったさ、写真を撮っている時以外はね。

ちなみにベルギーでは「自分で手洗い洗車」が一般的なようである。

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さてさて、高速道路から一路オランダ国境近くの街、ロンメル(Lommel)を目指す ・・・ 視界は霞んでいたがスモッグだったのか?

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ロンメルの中心にある教会 ・・・ ここから北へ4kmほど行けばオランダである。

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オランダではない方向へ郊外の田園地帯を数分走る ・・・ 田舎の田舎だ。

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なんと、雪景色!

リンブルク州は冬は寒く、夏は暑いという気候の地方だ。

我が家の一大イベント場所はもうすぐだ ・・・

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では、またあとで ・・・

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