6.3.15

オランダ語で発売された日本の本!

Katrien宛に小包が届いた ・・・ 重い小包だ。


 Katrienが開けて見ると、大きな本が8冊入っていた。

これは日本の小学館から発行されている「小学館の図鑑NEO 本物の大きさ絵本」シリーズという本で、ベルギーでもオランダ語版が発売されたのだ。

それがなぜ、わが家に8冊(4冊の2部づつ)も送られてきたかというと、2年前、ベルギーの出版社からの依頼で、Katrienの翻訳会社「KATOKOBO TRANSLATIONS」 が全て、オランダ語に翻訳したからだった。

2年前の夏、1カ月以上を費やす大きな仕事だった。

子供向けの図鑑(えほん?)なので、日本語版では子供言葉や擬音語、擬態語が多く含まれていて、いくら日本語が得意なKatrienでも、オランダ語圏育ちでは ”謎のことば” も多く、僕もかなり協力したので、完成した本を見ると感慨深いものがある。

もちろん日本ではすでに発売されています(日本語版)。

原寸大昆虫館 (小学館の図鑑NEO―本物の大きさ絵本)

原寸大どうぶつ館 (小学館の図鑑NEO 本物の大きさ絵本)

原寸大恐竜館 (小学館の図鑑NEO 本物の大きさ絵本)

小学館の図鑑NEO 本物の大きさ絵本 原寸大 すいぞく館

ベルギーで出版された本、すべて巻末には
「日本語からの翻訳者 Katrien Hendrickx」と、明記されている。

ベルギーの書店に並んでいるこの本に興味を持ったベルギー人の女性が、本を手に取ってパラパラとめくって、巻末のクレジットを見た時、Katrien Hendrickx の小さな文字を見つけて 「あ、Katrien先生だ」 と、すぐにその本を買ったそうだ。
(ちなみにベルギーでの価格は21.95EUR)

その女性はKatrienから日本語を習っている生徒だった ・・・ わざわざメールで連絡してくれた。


実物大で載せているため、本も大判です。

僕は子供の頃、この手の本が大好きだった ・・・ 虫を捕まえて来ては図鑑で調べて名前を見つけるのが好きだったのだ ・・・ 今どきの子供はどうだろう?

都会育ちや、親が興味なければ虫を見る機会もないだろうなぁ ・・・ 虫と言えば蚊やハエだけで悪者ばかりかもしれない ・・・ ちょっと、可愛そうな気がするね。

Katrienには、4人の甥、姪がいて、それぞれ2名づつの小さな子供がいるから8名、送られてきた絵本は8冊だから、ちょうど1冊づつプレゼントできると、喜んでいる。

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2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

Katrienさん
 おめでとうございます。

Masayukiさんもお疲れ様でした。
 
 2年程前からこちらのblogに出会い、以来毎日楽しみにしています。
 

まさゆき さんのコメント...

匿名さん、いつもありがとうございます。

翻訳の仕事は、いつもは個人情報を扱う場合が多いので公表できないのですが、たまにこういう、宣伝できるのがあると嬉しいですね。

今後ともよろしくお願いいたします。