2.4.09

白鳥の卵

 以前、巣で卵を温めている白鳥を紹介しただけど、卵と言えば、今、ベルギーの街中、お店のディスプレーはひよこや鳥の巣、たまごで溢れている。

 数週間前から、たまごやひよこの飾りを目にするようになって、「なんだろー?」と思っていたら、4月12日がイースター(キリストの復活祭)なんだそうで、復活を「たまご」→「ひよこ」で表現しているんだね。

 クリスマス同様、キリストの祭りなので、街中がそれ一色に染まる。

 ほれ、スーパーの卵売り場もこの通り。ピンポン玉じゃないよー、本物の卵に色を付けて売っているのだ(もちろん普通の卵も売っているが)。

 そこまでするかー!って言うくらいベルギー人は、こんな事が好きなんだねー。

 鳥やたまごの形をしたチョコレート。たまご型のローソクとか、巣で卵を温めている鳥の飾りなど、いろいろ・・・。

 Lier市民にはもう一つの楽しみがある。本物のたまごを温めている鳥。
 あの、遊歩道わきの池に巣を作った白鳥だ。この間も散歩の途中で、しばらく立ち止まって見ていた
、ちょうどたまごの、ひっくり返しの時間だったので、卵を見る事が出来た。
 数えてみると7個あった。結構大きいね、テニスボールを楕円にしたくらいだろうか。体を持ち上げて、くちばしで丁寧に卵を回転させていた。
 白鳥の卵は約5週間くらいでふ化するらしいから、僕が最初に見てから3週間くらい経っているから、ひょっとしたら、本当に復活祭の日あたりに生まれるかも・・・という期待が掛けられているのである。

 なんともタイムリーなこの白鳥の抱卵。夫婦で交代で温めている。
 そして時々、巣の補強工事もしている。市民も散歩がてら、のぞいては楽しみ、おばあちゃんが孫を連れて、見に来たりしている。なんとも微笑ましい光景だ。
 ベルギーは先週が、ずっとぐずついた天気だったが、今週はまた、打って変って春の陽気が戻った。
 最高気温は18度くらいまで上がりそうな勢いだ。でも朝方はまだ寒い。






上の写真のアップ、こんな花もあるんだねー。






ネーテ川沿いの街路樹は、桜だって事を、咲き始めた今頃気づいた。





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3 件のコメント:

momora さんのコメント...

カラフル卵、知らなかったです。昨日スーパーで見かけてギョッとしたんです。おばあちゃんが買っていてガン見してしまいました。勉強になりました。ありがとうございます!

まさゆき さんのコメント...

momoraさん、はじめまして
イースターの時に出回るたまご類をイースターエッグと言うらしいです。
各家庭でその卵を家の中や、庭に隠して、子供たちが籠を持って、探すと言う習慣があるようです。(チョコレートの卵型で代用する場合もある)
僕の妻(ベルギー人)も子供の頃やったそうです。
その写真の卵が、生卵かゆで卵かは知らないので、今度見かけたら買ってみようかな?

momora さんのコメント...

すみません、はじめましても言わずにコメントしてしまいました。はじめまして、私は1月からベルギーに住んでいます。どうぞよろしくお願いします☆
デレーズには何種類か売っていましたよ。私も今度買ってみようかな。
また遊びに来ま~す!