15.3.09

郵便受けで楽しむベルギー

 日曜日のブレヒトの街(両親の住む所)です。

 毎週訪ねる事にしているが、僕は雨さえ降ってなければ1~2時間の散歩を日課としているから、今日も歩いてきた。

 前から、ベルギーの田舎の郵便受け(POST BUS)は、面白いなーと見ていたので、今日は写真に撮ってみる事にした。

 まず、全体に言える事は郵便受けは、必ず道路沿いに設置されている。そして必ず番地がはっきり表示されている。

 アパートやマンションはホールに入って行かないと郵便受けはないが、入口にはちゃんと大きく番地が表示されている。

 これは郵便配達には、大変楽であります。僕は沖縄で、郵便配達のような?仕事をした事があるが、家の門にしっかり表札と郵便受けがあるのは、ごく一部で、郵便受けはあっても、表札も番地もないのが多い。

 新聞社からもらったビニールの新聞受けが郵便受けになっていたり、玄関前に郵便受けがあるが、門扉が閉まり鍵がかかり「猛犬に注意」の札があったり。なーーんにもない家すらあった。表札や番地のない郵便受けには(おそらく郵便局員が)マジックで簡単に書かれていた。

 そして、なんと番地が飛び飛びで、「なんじゃ、こりゃー!」と思ったことも何度ある事か。

 その点ベルギーは、最高だ!まず、市町村名+ストリート名+番地であり、単純明快。同じストリートでは、道を挟んで、あちら側が奇数番地なら、こちら側は偶数番地・・・・。

 で、あるから、初めて訪ねる家でも、ストリートを探し出せば、簡単に家までたどり着ける。いや、ホントに、車を走らせながらでも見えるほどの番地表示だから、至極簡単。

 こちらの郵便配達員は、楽しいだろうなあーと思うのである。ストーリートと偶数奇数を分けて順序良く並べれば、口笛を吹きながら、住宅の庭や、面白い郵便受けを眺めながら、自転車でスーイスイ。自転車から降りないで、手が届くところに郵便受けがある。

 特注の立派な郵便受けがあったり、市販品でもバラエティーがあり、年季が入って、ここにも苔が生えていたり、生垣に同化しているようなのがあったり、もちろん自作品も多い。

 写真を見てお分かりのように、ブロック塀がないのは、街の景観として非常にきれいだ。どの家も、「どうぞ、私の庭を見て楽しんでください」と言わんばかりの手入れの良さだ。

 お父さん頑張っているんだねぇー、と感心せずにはいられない傑作ぞろいだ。

 一番下の写真の庭など、以前紹介したMechelenの、マルガレータ宮殿のゴシック様式の庭の様じゃないか?

 僕は庭コンテストの審査員をして、特別賞をあげたいくらいの気持ちになったぞ!
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2 件のコメント:

あーたん さんのコメント...

確かに手入れの行き届いているお庭や郵便ポスト、みているだけでも退屈しませんよね!
私も歩くのが好きなので楽しませてもらっています。最近よく思うのですが、ベルギーは、ゆっくりペースで困ってしまう事も多々あるけれど、環境と進化の調和を大切にしているんだなあという事。一昔前の日本っぽいなと思うのですが・・日本は、別の意味で快適さや便利さを追求しすぎて本当は生きにくい国なのかも・・・masayukiさんのブログのお写真や他の方のベルギーのブログを見ても自分で感じる事もやっぱり日本と比べて身近に自然をかんじられやすいんですよね。
・・長々とごめんなさい。
masayukiさんの写真集(??!)楽しみにしております!

masayuki.be さんのコメント...

ベルギー人は生まれる時にレンガを1個抱いて生まれて来るという。
人間は100年くらいで死んでしまうが、レンガは500年以上も残るから、レンガだらけになってしまう訳だ。

いい意味での頑固さを持っているんですね。

税金が高くても、みんなが住みよい社会づくりが出来るなら良いじゃないか、という連帯責任制度的な法律があるようです。

郵便受けの場所と表示方法、ひとつ取っても徹底できるかできないかで、国全体で大変なコストの違いが出ると思う。

税金の事、安ければいい、という安易な考えは、日本を出てから、使い道を間違えなければ、高くてもいい事もあると思うようになった。