ベルギー・ハッセルト(HASSELT)市にある、ヨーロッパ最大規模と言われる日本庭園 「JAPANSE TUIN」 に行って桜の花見をしてきた!
昨日までの天気予報に反して、絶好の行楽日和!
しかし、朝の気温は5度 ・・・ ハッセルトに着いたら14度までは上がっていたが、それでもジャンパー着用でなきゃ寒かった!
Lier駅を10:58発 ・・・ Hasselt駅に11:50着 ・・・ 週末割引で往復10.20EUR。
駅から日本庭園まで2.9km、徒歩35分ほどかかるとGoogleが計算してくれていた ・・・ ちょうど市の中心を横切る形で歩けるので、僕はまず市の中心街を散策してから庭園に行くことにした ・・・ 街歩きはまた後日に書くとしよう。
日本庭園に13:30頃着いたが、入口の門はガッチリ閉ざされていた!
僕はうかつにも、調べもしないで「当然午前10時からは開園しているだろう」と思い込んでいたので、驚いた・・・、ひょっとして入口の場所が変更になっているのか? と思ったくらいだ。
別の場所を探そうと思った時に、門の内側で音がするので、覗いてみたらオジサンがいた・・・「おじさん、まだ開かないの?」 と、声かけてみたら、おじさんは何も言わず門の内側の貫抜きを外して、開けてくれた ・・・ おじさんは入口のチケット係だった ・・・ チケットを買う ・・・ 「5EUR」とおじさんが言う ・・・ おじさんはそれだけしか言葉に出さなかったが、後で気がついたのは週末・祝祭日は14時開園ということだった ・・・ でも、僕の直後から続々とお客さんはやってきた。(火~金は10時開園)
と、いうことで4月20日、ヨーロッパ最大の日本庭園に「僕が一番乗り」 という事になった!
僕はこの庭園は2度目の見学 ・・・ あの時は夏だった 「ヨーロッパ最大の日本庭園へ!」 その時に思ったのは 「秋の紅葉と、春の桜の季節に訪ねてみたい!」 という事だった。
あの時に思ったことのひとつが実現した!
もちろん庭の全てが桜で満開になるわけではない!
いろんな植物が植えられていて、秋でも夏でも楽しめるようになっているのだから ・・・
日本式建物「鴻臚館(こうろかん)」 ・・・ この日本庭園そのものが日本人の手(技術協力)によって造られたというのだから、そこらへんにある「なんちゃって日本風庭園」とは違う、本格派なのだ。
ハッセルト市と日本の伊丹市が姉妹都市で、お互いの友好の証として、ハッセルト市から伊丹市にカリヨンが贈られ(JR伊丹駅前のカリヨンの塔)、伊丹市からは日本庭園が贈られたということらしい。
日本とベルギーの架け橋?
桜の木が集中して植えられているのは、入口から一番遠いところ。
そろそろ散り始めているよ! 風が吹くと桜吹雪になっていた。
ほらね、伊丹市! これは藤棚だろうな ・・・
そんな藤棚の下、春の陽を浴びて、桜吹雪を眺めながらベルギービールを飲む!
手弁当ならぬスーパーで買ったサンドイッチを食べる。
見物客が何十人も行き交うが、座ってのんびりビールを飲んでサンドを食べているのは僕くらいのものだった ・・・ あ、いや、後で僕の近くでベルギー人グループが何やら広げて、食事をしておった。
写真見るとわからないが、残念なことはこの場所のすぐ背後に幹線道路が走っていて、車の音がうるさいこと ・・・ 落ち着いていつまでもここにいたいという気分にはなれない。
僕は電車利用だし、時間も十分に持て余すほど持っていた。
また歩き出す。
池には巨大な鯉がウヨウヨしている!
鴻臚館の内部では、端午の節句の飾りがされていた。
木蓮
木蓮と鯉のぼり
楓の新芽
石灯篭
池の回廊 ・・・ 手摺なんかないのがベルギーらしくて美しい!
女の子はモデルになって、たくさんの写真を撮られていた。
何の花だろうね?
鯉のぼり ・・・ 僕は庭園の中、2周目!
2周目のおつまみはカシューナッツ!
明日(日)は、どうやら日本人が大集合するらしい!
桜以外にもいろんな植物が楽しめます!
年間通して、何かしら日本文化紹介のイベントをやっているので、www.hasselt.eu でチェックしてみてください。
こいのぼり、たなばた、お盆祭り、コスプレ&マンガフェスティバル、菊まつり、などなど ・・・
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