12.2.15

オランダ語を習う18ヵ国人

オランダ語学校3週目の4日間もやっと終わった。
寒さは緩み、幸いなことに3週間の通学時に雨の日はなかった。

 わが家から徒歩で最短距離を行けば10分程度で行ける ・・・ 木曜日は資源ごみの回収日で、各家庭の戸口の前にブルーの袋が置かれている。

尖った塔のある教会の通り。

学校の門のある広場には古井戸のポンプがある ・・・ リール市内に18~19世紀のポンプが10基ほど残されているが、実際に水が出るのは多分、lこのポンプだけだと思う。

さて、学校の授業の方はどうなっているかというと、先日、生徒同士の会話練習のために名前と国籍が記された一覧表をもらったが、なんとビックリの18ヵ国の国名があった!

スーダン(2)、アフガニスタン、ハンガリー、イラン(2)、ネパール、コンゴ、ウクライナ(2)、ペルー、シリア、ウガンダ、インドネシア、パレスチナ、ブルンジ、タイ、アルバニア、ポルトガル、カメルーン、ヤパン(日本)。

どうです、みなさん、国名を聞いて場所がわかりますか?
僕はまあ、調べたので分かったが、個人の名前まではまだ覚えきれていない ・・・ ハラ、アブドゥル、ボギー、スザンヌ、リリアン、ニタ、マティー、バーデル、アマヌラハ、バデル、セルゲイ、ドゥハングチャノグ ・・・ 覚えきれるわけがない! て、言った方が良い。

ちなみに「マサユキ」というのも難しい名前ランキングに入るらしい(笑)

国籍がほぼみんな違っていて、母国語も違う ・・・ 羨ましいのは結構みんな、2-3ヵ国語は使えるのだ ・・・ フランス語、英語を使える人が多い ・・・ 授業ではもちろんオランダ語が共通語 ・・・ ほぼオランダ語でオランダ語を勉強する。

僕的に考えると、「無茶だ!」ってことだが、みんなは普通に学習できているようなのだ。
先生はベルギー人で、普通にオランダ語で話してオランダ語の説明をしている ・・・ まぁ、身振り手振り、黒板に絵を描いたりして、伝えたい気持ちはよくわかるが、やっぱり難しい。

それで、昨日、中間ミニテストがあって、今日その結果を手渡された ・・・ 答案用紙を受け取り、まったく自信はなかったが、開いてみると、最初の読み取り問題、5問全問正解! ・・・ なんてこった ・・・ 二者択一だったので、2問は全く解らないまま適当に丸を付けたものまで正解になっていた(笑)

僕の周りに5問正解はいなかった。

しかし、文章(手紙)を書く問題では、一応それらしく書いたつもりだったが、スペル間違いから単語の組み合わせの順序がデタラメで、たくさん赤ペンで訂正されていた ・・・ 何も書かないよりはマシだから、評価は「普通の下」だった。

みんな笑顔で、よく笑うし、先生との受け答えも積極的であり、いい雰囲気だ ・・・ 生徒同士の会話も多い。

 聖ヤコブ・チャペル(小さな教会)、学校帰り。

3週間が終わり、来週はクロッカス休暇(krokusvakantie)という事で学校はお休み ・・・ キリスト教関係の休みで、一般的には謝肉祭休暇と言った方がいいのか、世界各地でカーニバルが開かれる週なのだ。

 聖グマルス教会

 聖ヤコブ・チャペルと聖グマルス教会

 学校帰りは、ちょっと遠回りをして気分転換をした。

 「お昼ご飯は軽く」という事で作ったのが、マッシュポテト ・・・ 皿に乗せ、魚の漬物を加える。

 魚の漬物とはハーリング(ニシン)の酢漬け ・・・
よく使われる食材である。

 ロールされて、中には玉ねぎスライスが入っている。

ロールを開いて、玉ねぎとハーリングとポテトを一緒に食べる ・・・ これ、ベルギーでは昔から食べられている組み合わせ ・・・ 酢漬けはかなり酸っぱい。

ま、僕も好きなメニューのひとつではあるが、食べ進んでいくと、頭から汗が噴き出してくる。

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