ベルギッステニス、こんな日もあるさ。
今週の大会に同一のクラブで行う「ミックスダブルス4」と「男子ダブルス4」にダブルエントリーして、土曜日の14:00と17:00に続けて試合があった。
まず「ミックスダブルス4」では、Katrien以外の女性と初めてのペアを組んで挑んだ。初ペアはマルレーンという僕より7歳年上のお姉さま、とても元気な方で、いつも勝ち気満々。
対戦相手は地元クラブのペアで第4シード。ウォーミングアップの時から「第4シードにしては手応えがないな・・・」と思っていたが、試合が始まっても第1セットをあっという間に6-1で取って、幸先よくスタート。
しかし、第2セットは相手がレシーブの位置を入れ替えてきて、僕の前衛位置にボールが来なくなり、ポイント出来なくなって、あっさり1-6で第2セットを返された。
10ポイント先取のスーパータイブレークに入り、8-7まではこちらがリードの状態で来たが、8-8,8-9と逆転され、2回のマッチポイントをしのいだが、3回目に僕のサイドをオンザラインで抜かれて10-12でゲームセット!悔しい負けを喫してしまった。
ま、相手も良くやったし、フェアプレーで楽しい試合でした。
試合後の勝者のおごりでビールを飲みながら、交流し(結局敗者もおごり返す事になるんですがね)、程よく気分が落ち着いた頃、芝生で横になって空を眺めると「ベルギーは秋の空かぁ・・・」と思うほど、ポプラの木の間に高い雲があった。
1時間ほど休んだ後「男子ダブルス4」の試合開始。
この試合も初ペアのアルマンさんとの初挑戦。対戦相手は何と第1シード、しかも、ひとりは、先ほどミックスで対戦した男性だった。
ミックスでもいい試合をしたので、勝てない相手ではないと思っていた。
アルマンとはクラブでシングルスの練習試合をして、僕が6-1,6-0,6-0で圧倒して勝ったので「いやぁー、YUKIには参った、左右、前後、すべて走らされたよ、・・・いつかダブルスで一緒に大会に出てみたいね」と言っていたので、それを実現させた形だ。
この試合も第1セットで5-2と大きくリードしたが、5-5に追いつかれて、結局タイブレークでも接戦の末9-7で先取した。
実はこのタイブレークの途中から、僕の両足のふくらはぎは攣り始めていた。
第2セットは1-5と大きくリードされ、僕は足のけいれんが心配なので、このセットは早く失って、スーパータイブレークの勝負をしたいと思っていたが、わざとポイントを落とす訳にもいかず、不本意ながら?僕のサービスはキープしてしまった。その後もブレークをしたので3-5となったが、やっぱり第2セットは落としてしまい、スーパータイブレーク突入。
僕のふくらはぎは限界に来ていたが、何とかだましだまし頑張り、7-7までは大接戦を演じたが、そこまでだった。7-10で敗戦。
1日で2試合もスーパータイブレークで負けるなんて、何とも悔しい!
アルマン、マルレーンとも、同じクラブの仲のいい人たちなので「また次に!」と言う事で、とりあえず、恥ずかしい試合ではなかったので良しとした。
このテニスクラブは、ウチのクラブからも近く、屋外コートが3面だけ(屋内設備はない)の小さいクラブなので、冬季はウチのクラブに通う人も多く、人的交流も多いようで、みんなアットホームな雰囲気だった。
3面のコートしかないのに、ちゃんとクラブハウス(カフェ)もあり、大会期間中は軽食も販売している。日本では考えられない事かも知れない(沖縄ではよくやっていた)が、試合が終わったらビールを2-3杯飲んで「じゃ、また次の試合をやるかぁー」なんて調子です。(このクラブはビール1杯1€という安さ!多分、専属の従業員がいないと思う)
テニスをしない人でも、友人や家族の応援に来て「やんや、やんや」とビールやワインのグラス片手に観戦している光景は普通である。
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