神の島・久高島巡礼の旅も先を急がねば!
フボー御嶽を出て、しばらく歩くとロマンスロードと言う「神の島」に似つかわしくないネーミングの遊歩道がある。
この道が出来てから、まだ15年は経っていないんじゃないかと思うのだけど、昔はなかった。
東屋があって、ここで休むのもいいだろう。
ベンチに腰かけて海を眺めるのもいいだろう。
ほんとに絶景です!
絶景ポイントは釣りのポイントでもあるようだ。
僕が回りを歩いて、写真を撮っている間に1匹釣れたよ!
癒されますねぇ~
ロマンスロードは続く ・・・
途中にハシゴらしきものが見えたので、行ってみる。
海岸まで下りられるハシゴだった!
降りないわけにはいくまい!
膝まで水に浸かり、しばしアクアテラピー!?
先ほど降りてきたハシゴ ・・・ 途中までしかないが、後は歩きやすい岩を伝って降りる。
岩 砂浜 海 雲 空
再びロマンスロードに戻り、歩いていると頭上に大きな蜘蛛が糸を張って獲物を待ち構えていた。
日本最大の蜘蛛「オオジョロウグモ」、足の先から先まで20cmはあろうかと云う大きさだ。
野性のアダンの実が完熟すると、1個づつ、ポロポロと落ちてくる。
ロマンスロードも終わり、これからは北へ伸びる1本道。
目指すは最北端の「カベール岬」
ゆうなの花が咲いていた。
ここでも道の脇に「カー」があり、拝所になっていた。
そして木の看板が ・・・ 参拝者への注意書きだ。
「お願い、冷るウコウ(線香には火を点けない)で拝してください。ウコウ、紙銭(あの世のお金)、その他持ち込んだもの、すべて持ち帰ってください・・・久高区長」
この辺りにはビロウ(ヤシの一種)の木が群生している。
ビロウの葉は、久高島の神事に欠かせないものである。
道端にあったノニの実。
ノニも一時期、健康食品として、一大ブームを巻き起こしていたが、今はどうなったのだろう?
久高島では自生しているのである。
もうすぐ北端のカベール岬、道の両側はビロウの木。
到着!
この海岸が琉球の国土創世神「アマミキヨ」が到着したとされる聖地である。
そうなのだよ、この場所から琉球の国造りが始まったのだ ・・・ まさに神話の始まりの場所。
こころが洗われるような波の折り返しだ!
しばし、見とれる。
カベール岬から引き返し、今度は南へ向かって歩き出す。
最初にある浜は「ウパーマ浜」
ここは「星砂の浜」とも言われているのだが、目を凝らしてみたが、僕の目では見つける事は出来なかった。
南へ向かう道、左側から潮騒の音が聞こえ続けている。
ガジュマルの木
サザエの殻に入ったオカヤドカリ(大きい方だね)
小さいオカヤドカリ。
ハマユウの実
もうひとつの浜への道
ここは「シマーシ浜」
日本最大の蝶、オオゴマダラが ・・・
日本最大の蜘蛛、オオジョロウグモの糸に捕まっている!
かわいそうに、まだ羽根を動かして生きていた ・・・ が、助け出そうにも手の届かない高さだった。
イシキ浜への入り口
昔、「七種の穀物の種が入った黄金の壺が流れ着いた浜」と、いう事で聖地になっている。
若い女の子たちが海水浴をしていたが、聖地では遊泳禁止ですぜ!
僕が行って注意しようと思っても、変態と思われるから止めといた。
このあと、集落内の拝所を巡ろうと思っていたが、どうしたことかカメラの調子が悪くなり、「メモリーカードが認識できません」みたいなメッセージが出て、写真が撮れなくなった。
おい、どうしたんだ! 神様が僕に撮影禁止の罰を与えたのか?
という事で、僕の久高島拝所巡りはお終いとなった。
メモリーカードの件 ・・・ 久高島にいる間、どうしても復旧しなかったが、家に帰ってカードをPCで読み取る事には問題なく、その後カメラに戻すと正常に使えた。
WEBアルバム「Kudaka03 , 22 Aug 2014」
摩訶不思議
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