奈良公園ウォーキングの第2部です。
「若草山」 なだらかな丘陵といった感じで、木は生えておらず、その名の通り若草色の芝生が生えているだけ ・・・ その麓の方はフェンスで囲まれていて、入って行くためには「入山料」として、150円払わなければならない。
登ってみたい気もしたが、僕にはそんな悠長な時間はなかった。
土産屋で缶ビールを1本買って、飲みながら、おばさんと立ち話をしていたら鹿さんたちが集まってきた ・・・ 「角が大きくなって、皮が剥がれて白くなったら角を切ってしまうんですよ」 と、おばさんが言う 「え?もったいないんじゃないですか?」 と、聞き返すと 「また生えてきて同じようになりますから・・・」 と言う。
なるほどね ・・・
おばさんが用事で奥へ行ったすきに、僕のそばをスリ抜けて、大きな角の鹿が店内に入って行った。
「店内に鹿が入ってきましたよ~」 と、僕が呼びかけると、ご主人が出てきて、鹿の後ろに回って追いかけると、鹿は店内から出てきた!
驚く様子でもなく落ち着いたものだ。
鹿は神の使いなので、ぞんざいに扱ってはいけないよ!
手向山八幡宮(たむけやまはちまんぐう) 若草山から、東大寺二月堂を目指す道中にあり、門が開いていたので入ってみた。
静寂な中にあったが ・・・
男の人に「すみません、閉館の時間なので急いでもらえませんか」 と、言われてしまった 「どうやって入ったんですか?」 とも言われたので 「門が開いていたから入ったんですけど」 と、答えたら、男の人は門の方へ走って行った。
あら、ごめんなさい、だいぶ過ぎていたのね!
東大寺法華堂(三月堂)
東大寺に現存する数少ない奈良時代建築。
ここには国宝級の仏像が多数安置されているらしいので、出来れば内部見学するべきであったが、時間が6時前になっていたのであきらめる。
「お水取り」で知られる二月堂 京都の清水寺のように、高台で舞台のようになっている。
長い階段を上がってみる。
おぉ、確かに舞台だ!
みなさん、絶景に見入ってます ・・・ と、いうか、階段を上がってきたので、息を整えているのか?
奈良の市街地と、大仏殿の屋根が見える。
奈良時代の建築だったが、江戸時代に焼失し再建されたという。
鐘楼
東大寺の除夜の鐘を鳴らすのはこの鐘です。
巨大な釣鐘
重さ26.3t! 口径2.71m、高さ3.86m
除夜の鐘を突くときは鐘木に8本の子綱を付けて、8名ずつで1回突いて、108回だから864人が参加できることになる ・・・ それ以上はどうやってもダメです!
鐘楼のある場所から、階段を下りて行きます。
途中にあった二重の鳥居。
東大寺大仏殿の側面が見えてきた。
木造建築としては世界最大級の建築物 ・・・ やはり、巨大だ!
大仏殿の周りは、回廊がめぐらされているので、どこからも大仏殿の正面を見る事が出来ない。
中門まで来たが、扉は閉ざされていた!
大仏殿を拝むことは出来ず、残念!
中門の左右に立つ門番の像(名前知らず)
巨大な南大門
金剛力士像、阿形(あぎょう、口を開いた像)
金剛力士像、吽形(うんぎょう、口を閉じた像)
阿吽の呼吸というヤツね!
撫でても噛みはしないが、時々、機嫌の悪い時もあるらしいので、行き過ぎた可愛がり方はしない方が良いと思う。
と、言ったところで京都の見どころ満喫したウォーキングを終えようと、帰り道を歩く。
奈良公園の近くにあった、奈良県庁。
近鉄奈良駅へと続くアーケード
お腹が空いたので、回転寿司で腹ごしらえをしてから電車に乗り込む!
そして、このあと大阪難波に着いてからも、かなり歩き回ったのである ・・・ また後日。
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