29.12.08

ウサギの肉料理

  今朝の気温は‐5℃位になっていた。(安っぽい温度計なので0℃以下の目盛りがないのだ)

 天気予報で見ても今朝は‐6℃だったから、そんなものだろう。
近くに見える池の水は、完全に凍っているようだ。

 25日のクリスマスパーティーの後、Katoの兄弟たちは、みんなフランスへバカンスへ行ったので、僕らだけベルギーにいた。

 昨日は、父親から「ウサギの肉料理を食べるけど、一緒に食べないか」との誘いで、またまた、両親の家に行く事になった。

 天気も良かったので、ドライブがてら早目に家を出て、途中で風車のある街へ立ち寄った。
Pulderbosと言う街のMolenheide通りにある風車。Molenは風車の意味であるが、辞書では製粉所、粉砕機とかミルとの意味もあるようだ。

 風車の羽根の後ろの方にある、つっかえ棒みたいなのは羽根の向きを変えるために、塔の周りにあるレールで移動し360°回るのである。
観光シーズンでもないので内部を見る事は出来なかった。

羽根が格子状になっているが、骨組みのところに茶色の布が巻きこまれているのが分かるだろうか?この布を格子の上に広げると、羽根になり、風を受けて回転する仕組みになっている。

 Katoは「風車がある所は風の強いところだから行きたくない」と言っていたが、風はなくとも昨日は‐1℃だったので寒かった。草にも霜がついて凍っていた。

 良く見ると結晶のように見えて、きれいなんだけどね。寒くて、じっと見ているわけにもいかない。

 そこを後にすると、冬枯れの並木道をゆく。5kmくらい続く直線道路で、もちろん起伏のない平面。先の方は点に見える。一般道ではあるが、制限速度70kだからねえ・・・。70kで走っていても追い越されるのだから「一体あいつは何キロで走っているんだ」と思う。

 両親の家まで、通常40分くらいかかる。

 さて、ウサギの肉にありついた。スープはブロッコリースープ。
 ウサギ肉は、デミグラスソース煮込みで、プラムと一緒に煮込むのが普通らしい。添え物は茹でチコリ、ポテトコロッケ。

 僕にとって初めて食べるウサギの肉は「おいしー!」、オランダ語で「レカル」。肉質は鶏肉に似ているが、ぽろぽろと裂けるので、鶏肉より骨から引き離しやすい。ナイフとフォークでも簡単であった。

 ところが僕は、この間のクリスマスから過食気味で、胃がもたれて、多くは食べきれなかった。チコリを残した(嫌いじゃないんだけど)。

 食後は、窓際の日当たりのよい、安楽椅子で脚を伸ばし、オランダ語新聞を読み(??)オランダ語の復習問題を復習するのだったが、気持ちいいので、1時間くらい寝てしまった。

 日照不足解消のため、セーターもシャツも脱いで、肌着で、日光浴をしたのだ。微妙に充電されたような・・・変わらないような・・・。

 ベルギーの年末年始は天気がよさそうで、…という事は寒さが続くって事だ。

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