Katoが、テラスにパンくずを置くようになって久しいのだが、やっと近づいてくれるようになった。この鳥の前方に吊り下げてあるのが、スーパーで買ってきた「野鳥の餌」。
ベルギーでは、こういう餌を自宅の庭にぶら下げて、野鳥を呼び寄せる趣味の人が多いようだ。
沖縄にいたイソヒヨドリ(スーサー)に似て、大きさも同じで、割と人に近づく鳥である。真黒だがカラスと違って、ベルギー人にも、愛されている鳥だという。写真のは雌で、雄はくちばしが黄色いのですぐにわかる。
日本名が「クロウタドリ」とは・・・美しい鳴き声でもするのだろうか?僕の知る限りでは「チェッ、チェッ、チェッ」と泣いているようなんだが、季節が変われば変わるのかな?
この鳥、普段は木の根元などを、くちばしで掘って、昆虫を探しているようだが、今は寒くて昆虫も表面には居ないんだろう。ますます、人に近づくようになっているようだ。
その他にも、メジロの様な小さくて、色のきれいな小鳥も来るが、警戒心が強いので、人影が見えるとすぐ逃げる。
野鳥と言えば大型もいる。街中を流れる運河(ネーテ川)には白鳥やカモ、ガチョウもいる。カモは特に多いね、池や水たまりのいたる所に生息している。
面白いのはカモメもたくさんいること。海鳥のカモメはアントワープ港から、川や運河伝いに来ているのだろう、畑に黒いカラスと白いカモメが、一緒に餌をついばんでいる光景をよく見かける。
ところで今は、クリスマスシーズン。
ところで今は、クリスマスシーズン。
人間は良く鳥肉を食べる季節だ、僕がこの間、普通の鶏肉と思って買ってきたのは、ガチョウの肉だった(どうりで大きいと思ったものだ)。
そして七面鳥のハーブ詰め丸焼とか、スーパーにたっくさん並んでいた。食物連鎖の一環として、平気で食べるか、いくらか他の生命に感謝して無駄なく食べるか。
僕らは少なくとも、パンくずは野鳥に与え、野菜くずはコンポストでミミズに与えている。
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