今週、ベルギーでは「クロッカス休暇」と言う事で学校が休みで、僕の通うオランダ語教室も休みでした。
家で雑用を済ませ、昼食も終えて一息ついている時に電話が鳴った。
すぐに留守電に切り替わるので、相手側の声が聞こえた「もしもし、もしもし・・・」と日本語が聞こえるので、慌てて受話器を取ると、大坂の妹からだった。
僕がベルギーに来てから、固定電話に日本からの電話がかかるのは初めてなので何事かと思ったが「ベルギーで列車事故があったみたいだけど、あなた達は大丈夫?」と言うので、僕は「えっ???・・そうなの?いつ?何時頃?」と、逆質問する。
休みと言う事で今日は、新聞も読まずTVもラジオもつけず、オランダ語のCDを聞き流していたので「寝耳に水」だった。
電車で仕事に出かけたKatrienに連絡を取って、無事の確認をしてから、再度Skypeで妹の方へ知らせたが、こんな緊急電話がかかるなんて思いもしなかった。
妹は初めて国際電話を掛けるので、不安だったが繋がったので、ひとつの経験になり良かった。
ウチの留守電メッセージがオランダ語で流れるので、それを聞いて「すわ!オランダ語のオペレーターにつながった、、なんて答えればいいんだ!」慌てながらも、とりあえず「もしもし、もしもし」と言っている間に僕が取ったので初体験完了。
ベルギー国鉄、先日このブログの記事ネタにし、時間に厳しくないので、日本のような事故は起こらないだろうとの楽観的な内容だったが、意外な落とし穴があった。
正面衝突をした車両のうち、どちらかが停止の信号無視をしたのが原因とみられている。TVのニュースを後で見ると、雪も降っていたので、はっきり見えなかったのかもしれない。
事故を起こしたのは、上の写真の一般的なシルバーの車両、もう一方はえんじ色の古い車両だった。
えんじ色の古い車両の車内、レトロな感じでいいが、座席間が狭い感じ、これが衝突で急停車すると、お客さん同士も正面からぶつかった事でしょう。
まだ正確な被害者情報が出ていないが、最大25名くらいの死者になる可能性があると言われている。ベルギー鉄道史上最悪の惨事になるかもしれない。
僕は普段から電車の1両目(前の方)には乗らないようにしている。ホームの出口が近いと言う事で1両目に乗る人が多いので、僕は空いている、後ろの方に座る習慣が付いている。
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