日常の話を前回書いたが、すぐに非日常は来るものです。
メッヘレンの裁判所に行ってきました。
メッヘレンの裁判所は豪華な、16世紀の支配者マルガレータの宮殿であります。
「マルガレータ」何度もこのブログには登場していますね。このブログの左上の検索ウインドウに「マルガレータ」と入れると、たくさん出てくると思います。
支配者の宮殿とはいっても、ベルサイユのような豪華さは微塵もない質素な宮殿で、マルガレータの政治姿勢がうかがえる。
ともあれ、いつからか現在までここは裁判所として使われているのです。
何度か観光者気分で、この庭を訪ねて、写真に収めてはこのブログに投稿してきました。この中庭は観光ガイドブックにも載っているので、見学自由ですが建物内は裁判所と言う事で、おいそれとドアを開ける事は出来ません。
ところが今回(今日)用事があって、このドアを開けて中に入る事になったのです。
実は2度目だけど、このドアの内部に「法務局」があるのです・・・。
今は事務的な机と椅子がありますが、昔は豪華な装飾品があったんでしょうね。 ま、中に入って、受付の人にオランダ語で「これ、お願いします」と言うだけで良かったんですが、厳格な法務局と言う事で緊張しました。
「これ」と言うのはKatrienが法定翻訳の仕事をしているので、出来あがった翻訳書類を法務局で認定のスタンプを押してもらうのです。(国際結婚の時は、この法定翻訳が必要になります)
「これでまた、幸せになる人が増えたね」と言う事で充実感を味わえる仕事です。 清々しく裁判所から出て広場へ向かい、いつもの市役所。あいにく今日の天気は雨模様、写真はすべて携帯の写真です。 黄色いワゴンは救急車ですがベンツです。
その後ろは中世の市壁跡のブリュッセル門(Brusselsepoort)
そして、いつものオランダ語教室に向かい日常に戻るのでした。
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