格安チケットでブルージュへ行ったついでに、ゲントまで歩くという素敵な発想があった僕だった ・・・ 普通ならブルージュで大満足して、家に帰るだろうよ。
ブルージュからアントワープ行き直行電車があれば、そんな発想もなかったかもしれないが、ベルギー国鉄のせいだ! ・・・ あの週末だけ直行便がなかったようで、今週からは復旧している。
ベルギー国鉄からのプレゼントだと思って、素直に受け取り、ゲントの夜を楽しんできた ・・・ ゲント・セントピータース(Gent-Sint-Pieters)駅の地下道は、防空壕みたいで面白い!
ゲントの駅前は整備工事中で、トラムに乗るのにこの看板を見落としたら、駅前でトラム乗り場を探すのは困難だ(駅を出たらすぐに、左側に移動しなければならない) ・・・ トラムに乗らなければ旧市街の中心地まで徒歩30分ほどかかる。
僕は去年10月に「ゲント観光はどうだ!.3」で、チケットの買い方など学習済みだったので、今回はスンナリ行けた。
トラムに乗ったら、コーレンマルクト(Korenmarkt)で降りれば、目の前に大きな教会が見える ・・・ が、近すぎて全体が見えないので、とりあえずその右の方面へ歩くと、この鐘楼が見え、その先に聖バーフ大聖堂が見える。
聖バーフ大聖堂の前の聖バーフ広場(Sint-Baafsplein)がこの街の中心と言っていいのかな?
広場に面して劇場も建っている ・・・ この劇場で行われる演劇は「フラマン語のみで上演される」ことを固くなに守っているのだそうだ。
例えば、沖縄芝居を日本語で上演したところで「まったくつまらまい芝居」になることと同じなのだろう。
繊維会館と鐘楼 ・・・ 鐘楼に一度登ったことがあるが、大人5EUR、19歳以下無料だった ・・・ なんだ、この差の激しさは ・・・ 電車のチケットでもそうだが、若者はかなり優遇されている国なのだベルギーは。
鐘楼と劇場
鐘楼のてっぺんで泳ぐ、風見のドラゴン!
鐘楼の脇を通り抜けると、トラムを降りた時に目にした教会、聖ニコラス教会がある。
聖ニコラス教会、こちらが正面のようだ。
ゲントは、このように中世からの大きな教会やら鐘楼が建ち並んでいて、圧倒される ・・・ その隙間をトラムやバスが行き交っている ・・・ ガードレールもないので道を横断するときは気をつけましょう!(単なる広場だと思って自由に歩いていると、突然トラムやバスが来りする)
ちなみに、トラムは来た時に降りた停留所と、帰りに乗る停留所は別の場所なので、初めての人にはむつかしい ・・・ が、ここでは教えられない(細かく書くのがめんどくさい)
聖ミハエル橋の上に立つ、聖ミハエルの像 ・・・ 街灯の上に立っている!
聖ミハエル橋を渡ったところにある、聖ミハエル教会。
橋の上ではゲントの夜景を狙っているカメラマンが三脚を立てて頑張っていた。 ・・・ 僕はすべて手持ち撮影。
聖ミハエル橋の下から
ゲントの夜景は本当に綺麗だ ・・・ 夜景を撮るために大口径のレンズを付けたカメラで、三脚を立てて真剣に撮影している人の姿をよく目にする。
あの、満月のように見えるのは、時計台の文字盤でして、月ではありまシェン。
ワインを飲みながらのナイトクルージングもできるという観光ボート。
運河に面した大肉市場。
大肉市場の対岸にある「旧魚市場」の入口。
旧魚市場の広場から見える、フランドル伯居城。
郵便ポスト・・・「i」のマークは観光案内所 ・・・ 旧魚市場の門をくぐった中にある。
大肉市場の表側。
ゲント市庁舎
市庁舎側から見た鐘楼
バーフ広場に戻ってきて、聖バーフ大聖堂と劇場。
ショップのウインドウ
雪がちらつき始めた頃、トラムで帰る。
Gent-Sint-Pieters駅、こちらの掲示板にも「Antwerpen行き」は見当たらない! ・・・ やはりメッヘレン経由で帰るしかないようだ。
旧型車両のオンパレード ・・・ まずはゲント ~ メッヘレン間の電車。
赤い色の車両で、落書きされて非常に汚い外観だが、内部はレトロチックではあるものの清潔感はある。
メッヘレン ~ アントワープ間 ・・・ これも古い車両だす ・・・ 座席と座席のあいだの上に荷物置きがあるなんて、今時珍しいタイプ。
アントワープ ~ リール間 ・・・ これはまあ、新しい方の電車で2等車両の座席でも、シートの厚みがあって、なかなかよろしい!
てな事で、ベルギー国鉄の事情により、ブルージュのついでにゲント観光までしてしまった僕だった ・・・ その代わり、電車は遠回りの3回乗り継ぎ、4台の電車に乗った。
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