10月4日(土)、天気予報などを見ていると、多分、夏天気は今日が最後だろうという感じになってきた ・・・ 明日からは平年並みに戻り、最高気温が17-8度だろう。
なので
あ、いや、それとは全然関係ない ・・・ 久しぶりに食べたかったから作っただけ ・・・ 月イチペースで食べないと、沖縄人の体の調子がおかしくなる。
さて、体の調子も整えたところでアントワープへ出発!
アントワープ中央駅の時計台。
今日は、Momoちゃんを置いてのひとり旅だ!
切符売り場前のロビーには奇抜なアートが展示されている。
駅前にある自転車置き場の自転車たちのサドルには、お揃いのカバーが掛けられている ・・・ これはたまにある事だが、ある企業が仕掛けた広告である。
よく見たら、社名とWEBアドレスが印刷されている。
勝手に付けられるんだけど、まぁ悪い気はしないだろうな。
トヨタのAYGOと言う車、日本ではなんていうのだろうなぁ~、近頃、日本の車にも疎くなってきた。
さて、もうすぐ旧市街の中心部 ・・・ という所でひと息。
お馴染みのカフェ、クイントンマセイスで、いつものボルケを1杯 ・・・ ウエイターのウィム君は、僕の顔を見ると「Dag(こんにちは)、Yuki ・・・ ボルケ?」と挨拶をする ・・・ 僕は「ヤァ、アシュトブリフトゥ(はい、お願いします」と答える。
今日は、かなり歩かないといけない目的があるので、1杯で止めて店を出る。
カフェからフロートマルクト(中心)まで、徒歩で5-6分。
馬車とすれ違う ・・・
市内観光バスが止まっている。
広場ではイベントが ・・・
第一次世界大戦の開戦から100年目の今年、様々なイベントが各地で繰り返し行われている。
フロートマルクトでは写真の展示会が、野外で行われていた。
フランダースの犬は確かに、人のために荷車を牽いていたのだという事がわかる。
ドイツ軍の飛行船が、アントワープの街に爆弾を落としている絵。
前回の記事で「アントワープの浮橋」の事を書いたが、多くの市民は非難した後だったと思われる。
今は平和なフロートマルクト
あの橋を見に行こう!
これが目的だったのだ。
これも観光馬車、屋根のデッキもある。
橋のあるスヘルデ川に向かう人の群れに紛れ込む。
我々も避難民かぁ~! と、人が集まってきていた。自分の足で橋を渡りたい人は、ネットや市役所でチケットを買い求めた人たち ・・・ チケットを持ってない人(僕も)は、少しでも高い所から橋をひと目見ようと展望台の広場に集まっている。
順番待ちの人々 ・・・ これが戦時中なら、生きるか死ぬかの分かれ目 ・・・ 大変だったろうな。
いやぁ~、それにしてもものすごい人出だった!
日本では、第一次世界大戦の事はあまり語られることはないと思うが、ヨーロッパでは全土で地上戦が繰り広げられ、ほぼすべての国が疲弊した、大変な戦争だったのだ。
そんな事が、このイベントへの人々の関心の高さでわかる気がする。
「自分のおばあちゃんが、この橋を渡ったから今の自分がいるんだ」 と、いう人も大勢いるだろう ・・・ 現在105歳になるおばあさんが、新聞やTVで紹介され 「私は5歳の時にあの橋を渡ったが、あの時はとても長い橋だと感じた」 と言っていた ・・・ このおばあさん、105歳とは思えないくらい目も耳も口も達者で元気でおられる。
100年前の実際の写真
船(帆船)を並べて、その上に橋を渡している ・・・ 命がけの壮大な計画だったに違いない。
年配の方が多く訪れていた。
ベルギー軍が橋を管理している。
昨日の記事と一部重複しているかなと思いつつ、橋を見た後の後半「街歩き」は次回書くことにしよう。
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