ベルギービール特集

雪も融け、雨も上がり、平穏な冬のベルギーになりました。

クリスマス関係（年末年始）の飾りも取り払われ、ショッピング街の（1月中の）バーゲンセールも終わり、ホントに平穏な日常に戻った感じです。

次は何があるんだと思っていたら、バレンタインデーか？

スーパーのチラシを読んで？いると、季節が分かる。

大型スーパー、カルフールのチラシは週に一回（今週のは84ページにも及ぶ）ブック形式で配られる、これをフォルダーと言っているのだが・・・・。

今週はやたらハートマークが目につくのである。 そんな中から、ハートマークのないところを取り上げてみる（なんじゃそれは？）

いや、ハートマークが付いているのは、高額商品（電気製品やファッション関係）なので僕には興味がない。

で、久々に大きく出たビール特集広告である。上の写真はLeffe bruin(茶色)「6本パックだけど1本はサービスですよ 」

と、右の小さいのがCHIMAYのパック（トラピストビール3種とグラス1個付き）

僕は先日、Westmalle（トラピストビール2種＋グラス）を5ユーロで買って来た。

近頃は、寝る前にはWestmalleの茶色を飲むようにしている（義務か?）

瓶の底に沈殿物があって、それをゆすってすべてグラスに移して飲むと、生きたビール酵母を飲んでいるようで、なんだか健康になるような気がするのであります。

WestmalleのWEBサイトにも「健康に良い」らしい事が書いてあった。 ビールだけじゃなく「ベルギー産」のチーズのコーナーもありました。修道院のCHIMAYチーズとかブルージュのチーズとか・・・。 ビール！

ご存じベルギービールは銘柄ごとにグラスが異なる。

ウチの近くの酒屋（倉庫風ドリンク専門店）に行けば、グラスがいつでも数十種類の品ぞろえで選んで買えるが、ビールとセットの方が割安感があるし、すぐに飲める楽しみもあるので、買いたい衝動に駆られる。

ちなみに上の場合4本パックを2パック買うと1個グラスがもらえる事になっている。 MAESの5リットル樽は2個もグラスが付いてくる！

ファミリーパーティーなどの時に樽を買って、カフェの雰囲気で飲む事も出来るが、瓶よりは高くつく。左側はブリキビール（オランダ語では缶の事をブリキと言う）25cl×6で3.29ユーロは高いか安いか？

ベルギーでは瓶のリサイクルが完璧なので、瓶ビールを買った方が瓶の返却時に瓶代を返してもらえるので、安くなります。

空き缶は、資源ごみとしてごみに出すが、もちろんお金は戻ってこない。

ちなみに、上のMAESブリキビール、1L当たり€2.19、下の黄色い箱のJupilerの瓶33clは1L当たり€1.47です。

と言う事は500mlでは0.735で、今の為替（1ユーロ＝126円）で換算すると93円ですねぇ・・・・細かい!

日本では第3のビール（発泡酒）などに移行して、せっせと節約しながらビールを飲んでいる方が多いのに、なんだか日本のビール愛飲家の方には悪いなぁなんて、、、思ったりしません。ベルギーに住んでいる特権ですね。

800種以上はあると言われるベルギービールのほんの一部、ウチの近くの酒屋（賞味期限前に半額で売ったりする）では100種くらいは見る事が出来る。

時々、奇妙？なやつを買ってきて試飲したりするが、うまい！とは言えないまでも楽しみとしては幅が広くて奥も深い趣味と言えるでしょう（ビール飲むのが趣味?）

オランダ語教室で「趣味は?」と聞かれたら「写真を撮る事とテニスをする事です」と答えている。

大事な事を忘れていた！チラシに載っている瓶ビールの値段には、瓶代が含まれていなくて、1本につき€0.1加算されます（ケースの場合は€4.5）、つまり瓶を返せば中身だけの（チラシの）値段で買えるって事ですね。

昔、僕が子供の頃（どれくらい昔だ?）お使いで、近くの商店に一升瓶の空き瓶を持って、「油」（食用油）を買いに行った（空き瓶に詰めてもらう）事を思い出す。

シンプルで素晴らしい資源リサイクルシステムだと思う。

さすが「ベルギー・ビール王国」だ！

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