月曜日、朝起きてカーテンを開けると、外は白くなっていた・・・
雪だ！ まだ降っている！
なんだか、子供のようにワクワクした。
大きな窓から、外を眺めながら朝食をして、降り続く雪を楽しむ。
テラスに出て道路を見ると、まだ交通に支障をきたすような積もり方ではないようだった。
この一夜にして外の景色が変わるサプライズは、毎年のように楽しみにしている瞬間なのだ ・・・ かぼちゃを置いてあるテーブルの左には、野鳥を呼ぶための餌台 ・・・ 野鳥たちの間でも知れ渡り？多くの野鳥たちが来るようになった。
今朝は特に、いつもより野鳥たちが忙しそうに、入れ代わり立ち代わりやってきては、餌をついばみ、持ち帰っていく ・・・ 多い時には5羽も同時に来て、順番待ちというような状況にもなった！
野鳥たちも、急な雪に危機感を持って 「今のうちに食べないと、雪が積もると見えなくなるぞ！」 と、いう本能が働いたのだろうか？
ほんとに、いつもより多くの野鳥たちが訪れた。
が、午後までには雪は止み、午後からは雨に変わり、雪を解かしていった。
夕方には完全に消えた！ つかの間の喜びだったなぁ ・・・ 次はいつ来るだろうか ・・・ 天気予報によると、毎日のように雨か雪か微妙なところのようだ。
さて、昨日の日曜日はウィンターダブルスの、ミックスダブルスの試合があった。
Katrienが、ほかの男性とペアを組んで参戦しているが、昨日はその男性が都合が悪くて来られないというので、僕が代役で久しぶりに Katrienとのペアで試合をすることになった。
相手は男子は長身だが、僕とドッコイくらいのレベルで、女子は25歳、ジュニアの時はBクラスプレーヤーだったという大物（大学のためテニスをやめていたが、再開し始めたという）今のクラスメントはC＋15で、ダブルスポイントが60Pもある、このリーグでは最強の女子だった。（このウィンターリーグはペア合計40Pまでと規定されているが、かなりアバウトである）
ま、僕は女子の60Pは男子の20P位のものだと思っているから、プレッシャーはない。
まず僕のサーブから始まって、調子は良かったがブレークされてしまった ・・・ 相手男子のサーブは長身から、結構速い、いいサーブを打ってきたので、Katrienは時々空振りをした ・・・
katrien 「今日は全然調子が出ない、今までで最悪、どうしてだろう」 と、不安を口にしているが 「いやいや、大丈夫だよ、今日はいい相手だから、楽しい試合になるよ、思いっきりやって」 と、なんとか立ち直らせようとするが、僕もミスをしたりして、なかなか順調にいかない ・・・ あっという間に1-5と、大量リードされて、なんとか2-5にしたが、そのまま第1セットを落としてしまった ・・・ とても早い展開だった。
同時に試合を始めた、となりのコートはまだ、2-4とかで1セット半ばなのに、僕らは2セット目突入という早さで、ちょっと恥ずかしい ・・・ 1番コートで、カフェのすぐ前のコートだった。
第2セットも僕のサーブから始まった ・・・ 相手フォアサイドには女子がいたが、僕のスライスサーブで相手の体制を崩し、すかさずオープンコートにウィナーを決めることが簡単に出来た ・・・ 大きく曲がるスライスで、相手フォアハンドでラケットが届かないことも何度もあった ・・・ 時々フラットでボディーからバック側に打って牽制して的を絞らせず ・・・ 最強女子も僕のサーブにはお手上げ状態だった。
で、第2セットは僕のサービスゲームは2回目を除いてすべてキープ、Katrienもなんとか調子を掴んできて闘志も湧いてきた「このゲームは必ず取るよ！」 と、逆に僕にハッパをかけるようになった ・・・ 2-0 とリードから、2-2、2-4と逆転されたが粘りを見せて、3-4、3-5、4-5 と、食いついて「まだまだ、終わらないよ、もうひとつ取るよ！」 と、諦めなかった。
2度ほどマッチポイントを握られたが、それを跳ね返した ・・・ 相手も少しは緊張したようだ、・・・ 頑張って、頑張って、何度もジュースゲームを繰り返して、やっとそのゲームを取り返して5-5に追いついた。
しかし、すぐまた5-6とピンチを迎える ・・・ 次のゲームは意外とあっさりと取り返して6-6 タイブレーク突入。
一進一退の白熱したタイブレークで、お互いに集中力が出てきて、いいプレー続出だった ・・・ タイブレークも6-6を超えて、2点差勝負になったがなかなか勝負がつかない、その時も2度ほどマッチポントを握られたが跳ね返し、3度もコートチェンジをして10-9となたところで、最強女子がミスをしてくれて第2セット奪取した！
気がつけば長い試合になっていた！ ・・・ となりのコートも、そのとなりも試合を終えて引き揚げていく。
コートには僕らだけが残っていた。
3セット目は10点先取のスーパー・タイブレーク方式だ。
緊張したのかな ・・・ 慎重になりすぎたのかな ・・・ 急に調子を落とした感のある僕らだった。
スーパー・タイブレークでは接戦を演じることができず、3-10で敗戦となった ・・・ あぁ、情けない！
2セット目の大接戦のタイブレークを取ったのだから、行けると思っていたのだが、残念無念。
しかし、相手もいい人たちで、僕らも大逆転で2セット目を取ったから満足できるところはあった ・・・ カフェでは和気藹々と懇親してからお開きとなった。
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