20.1.12

春近しサイクリング!

天気予報を見ていると、「冬なのになかなか寒くならない、もう春の植物が目覚めている」という話題が多い。

2010年12月には、氷点下を堪能する!ベルギーだった。

2011年は、観測史上最高の年間平均気温を記録した。

そして2012年1月、引き続き暖冬のベルギー、TVでは「もう、自然界では春と思って活動し始めた動植物がいる・・・」と言うのだ。

「それならば、確認しに行かなければ!」と、先週の土曜日、ちょっと薄曇り気味の天気だったが、Lier市の周りをサイクリングしてきた。

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耳まで隠す毛糸の帽子、手袋をはめて、いざ出発!

温かい冬とはいえ、4 - 5℃では自転車に乗って、風を受けるとさすがに寒いのだ。

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さっそく、TVで紹介していた白い花、スノウドロップを発見!

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マツユキソウ(オランダ語ではsneeuwklokje スネウ・クロッキエ)

オランダ語では「雪の小さい鐘」という意味になる。

去年より2 - 3週間早い顔出しだ。

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お年寄りも夫婦そろってサイクリング~!

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こちらはチームで、本格的にツーリングですな!

こういうチームが近づいて来たとき、僕のようにヨロヨロ運転していると、大声で「道を開けてくれー、通るぞー!」と、怒鳴られる。

まぁ、確かに、奴らはスピードを出しているので、ちょっとした接触でも大怪我をするから、リーダーはチームの安全確保のために大声を出さないといけないのだ・・・理解できるよ。

遠くから見ると、チームジャージでみんな颯爽としているが近くで顔をよく見ると、結構みんなオッサンだったりする。

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川の向こうにはノルディック・ウォーキングの中年カップルが歩いていた。

ノルディック・ウォーキングといえば、僕らが沖縄から発つ少し前から(南城)市の健康課が健康づくりの一環として、推奨していたスポーツだったな、と思いだす。

ポールウォーキングともいうらしいが、2本のポールを持つことによって、普通のウォーキングと比べて1.5倍の運動効果があるらしい。

運動効果からすると、ウォーキングより楽な自転車に乗っている僕なのであるが、これも、距離と時間を稼げば十分な運動になるだろう・・・と、思っている。

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自転車によって、距離を稼げば、より多くのものを見ることが出来る!

楽しい! ・・・それが長続きの秘訣なのだ。

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Lierと言えばシンボルは「羊」IMG_7531

牛だっています。

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おぉ、また対岸にツーリングチーム!

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道端にカモミールが咲いていた!

1年草なのに、花を咲かせたまま冬を越そうとしているあたりは、やはり、暖冬効果だろう。

我が家のテラスにあるゼラニウムだって、冬を越そうとして、今でも花が咲いているのだ!

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湿地帯にいるカワウとカモメ。

Lier市は池、川、運河が多く、内陸部なのにカモメが多い!

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潜水捕食をするカンムリカイツブリ

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川沿い、枯れた葦の穂の、向こうにもツーリングチーム。

川沿い自転車道は、かなり長く続いている。

(もちろん、ずーーっと、平坦だ)

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川の土手に野兎。

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郊外から見た聖グマルス教会。

市の中心で、周りには3 - 4階建ての建物がたくさんあるが、旧市街は遊歩道の木々に囲われているので、一番大きな教会しか見えない。(250mm望遠レンズ使用)

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一匹狼のサイクリストもいる!

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僕も一匹狼だが、サイクリストとは言えない!

「さすらいのヨレヨレ自転車こぎ」かぁ?

 

と・・・、ここでオチを付けて終わってはいけない。

タイトルを総括せねば「春近しサイクリング!」

確かに春の現象が2 - 3週間早いような気がする。

と言うより、冬がなかったんじゃないか?

秋が終わって、すぐに春ではないが、そのままの状態が長く続いたような感じだ。

「冬なしの四季?だった」という事かな?

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