なるほど、メッヘレン市は僕の住むリール市とブリュッセルの間にあり、わりと近いのだが行った事がなかった。
調べてみると、メッヘレンは15世紀頃、ベルギーとオランダが分離する前(ネーデルラント)の時代は首都として栄華を誇り、ヨーロッパの政治、文化、芸術の中心地だったのだ。
天気に恵まれたので、青空バックが多くなった。写真をたくさん見たい方はWebアルバムで見てね。
僕の住むリール市もいい所だが、メッヘレンはもう少しスケールを大きくした感じだ。街の環境は非常にきれいで、平日の午前だったせいか、人ごみも車も少なく、写真撮影には良かった。
まず市役所庁舎(写真上)がお洒落じゃないか?おとぎの国のお話に出てきそうなメルヘンチックな建物3連作だ。たまたま路線バスが通りかかったが、一面石畳で、道らしくない所なのだが、突然バスが通過していった。
聖ロンバウツ大聖堂(中の写真)なんて13世紀から300年かけて建設されたと言うのだから気の遠くなる話だ。塔の高さが97メートル。この塔の上部には合計80トンもある、ヨーロッパ最大級のカリヨン(組み鐘)が収まっていると、ガイドブックに記されている。
そして、メッヘレンには世界初の王立カリヨン学校がある。生徒が練習しているのかは知らないが、何度もカリヨンの音色を楽しむことができた。(我がリール市庁舎の塔にもカリヨンがあるよ!)
16世紀のゴシック建築、マルガレータの宮殿は現在、裁判所として利用されている(Webアルバム参照)。
下の写真は、カフェで白ビールの図。
Katoも用事を済ませて、中央広場(フロート・マルクト)で合流したので、昼食を兼ねて日当たりの良い屋外カフェで時間つぶし。
午前中、市庁舎が逆光で日蔭だったので、陽が当たるのを待っていた。今は真昼でも陽が傾いているので、顔の正面から陽を受けると、結構暖かい。ヨーロッパ人が、日光浴を好むのが良く分かる今日この
頃の気候である。(今朝は霜が降りていた)
いいぞメッヘレン、そのまんま「テーマパーク・メルヘン」として、日本に売り出したらどうだ?
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