ベルギーファミリーと夕食

土曜日は、兄姉夫婦を、我が家に招いての食事会をした。

3夫婦そろって会うのはクリスマス以来だ。 今回は１ヶ月前から予定されていて、ホストになる僕らが食事の準備をする事になる。

それで、僕がベルギー料理以外のものを、ごちそうする事になっていたので、いろいろ考えた末に、沖縄料理の「ラフティー」、これは豚肉（脂身の多い三枚肉）を、２時間くらい茹でたあと、だし汁と醤油お酒（日本酒がなかったのでラム酒を使ったが）で、さらに数時間煮込んだもの。

3枚肉も、レンガくらいの大きさの塊がなかったので、1cm厚位のスライスを使ったら、煮崩れしてしまった。（味はよく出来たが）

そして、沖縄特産モズク（ガーナ経由の友人が持ってきた沖縄のお土産）を使った「酢の物」

今まで何度かやって、作り方も手慣れてきた「巻き寿司」と「にぎり寿司」、それと今回初めての「アサリの味噌汁」

寿司のご飯は、日本から送ってもらったコシヒカリを使っているので、つやもあってとても美味しく出来た。ネタは相変わらず、シャケとボイルエビくらいしか手に入らない。巻き寿司にはきゅうりとイクラを入れた。

アサリは、思いの他、砂が多く入っていて、ナベ底にざらざら残っていた。（こちらの販売形式が水に浸け砂を吐かしながらではなく、冷蔵のまま売っている）

「とても美味しい」とみんな褒めてくれて、よく食べたが、ひとりだけ「豚肉はダメ」という人がいた。ブタウイルスのせいではなかったけどね・・・。

ベルギーで、普段使わない調味料の、醤油、味噌、酢、それとワサビ

日本では当たり前でも、ここでは珍味である。「日本食はヘルシーで健康にいい」という事は、ここでも定着しているようなので、興味を持って食べてくれると言う事もある。

箸を使いにくそうにしながら、頑張って食べてくれたが、だんだん疲れてきたのか、最後はやはりフォークの助けが必要だった。

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