おーつゆーきです。
大津祐樹だそうです。
僕はあまりよく知らなかったが、大阪から来た姪っ子が大ファンらしい ・・・ サッカー選手だ ・・・ 2月6日の日本代表 vs ラトビア戦に代表に初召集された、これから活躍するであろう選手だ。
「おーつゆーきに会いたい!」
と、可愛い姪っ子に頼まれれば 「じゃ、行ってみるか、オランダのフェンローは遠いから、電車で3時間半くらいかかる ・・・ なので、家からは朝5時50分に出ないといけないけど、大丈夫か?」
「平気平気、早起きできるし、電車の中で寝ればいい」
2月1日、午前6時10分のリール駅に電車が入ってくる。
予定通り身支度できた僕と姪っ子は、それに乗り込む。
午前7時頃のルーヴェン駅
7時26分、リエージュ行きに乗り換え。
リエージュ駅、8時到着、マーストリヒト行きに乗り換え。
2両編成のローカル電車がベルギー・オランダ国境越えの国際電車である。
マーストリヒト(オランダ)やっと外が明るくなった8時45分。
オランダの電車はカッコイイ!
僕は電車オタクではないが、ベルギーと違いすぎるので、結構、電車の写真を撮ることになる。
マーストリヒトからロールモンド(Roermond)まで行って、さらに乗り換え、ついにフェンロー行きの電車に乗る! ・・・ 前から乗りたかったのだ、この白い車両。
車内シートはきれいだが、クッションが薄くてバスのシートのようだ。
それでも、低床設計で乗り降りしやすいし、乗り心地も良い。
9:58、フェンロー駅到着!
天井にごちゃごちゃと飾り付けされているのは、何か祭りでもあるのかという雰囲気。
VVVフェンローの情報収集していたので、「駅を出たら右へ20分ほど歩く」という通りに歩く ・・・ ずっとスタジアムらしきものは見えなかったが、緩やかなこの坂を上がると見えてくる ・・・ ちなみにこの歩道は「自転車道」なのでセンターラインが引かれている。
スタジアムが見えなかったのもうなずける ・・・ ドカンと巨大なスタンド席があるわけでもない、このフラットな空間はなんだ!
実は、このフラットな建物を通り抜けると、裏側に掘り下げられたようなスタジアムがあり、スタンドがある ・・・ 地形の高低差を利用した作りになっていたのだ(のちほど)。
駐車場脇にある「Fan Shop」
事前調査で、さんざん惑わされた懸案事項だったショップだ ・・・ 日本のフェンロファンが作ったオフィシャルなHPでは「スタジアムにあるファンショップは試合のある日しか開いてないので、普段は市内のスポーツショップで買い求めるしかない」 しかも「ユニフォームに背番号や名前のプリントをしてもらうなら前日の12時までに予約しないといけない」 と、いうことだった。
わがKatrienにファンショップ(本家VVV.VenloのHPではWebshopとなっている)に電話で問い合わてもらったところ、「平日8:30から17:00まで開いてますよ、背番号プリントも当日30分ほど待てば出来上がります・・・日本人選手が2人いますよ、練習場の場所も教えますよ」 と、なんともフレンドリーな対応だったという。(もちろんオランダ語でね)
本来がWebshopだからか、四角い箱のような建物に入口らしきものが見当たらず、窓から覗くと中に人がいるので、窓ガラスを叩き 「中に入りたいんですけど」と、合図をすると、入口のドアを開けてくれたが、入口のサインも何もない、白い壁にある白いドアを開けてくれたのだった。
ファンショップ内部、Webshopで下調べはしてあったので、黄色のトレーニングウェアに「17」の背番号と「YUKI」とネームを入れてもらう。
「プリントマシンのウォーミングアップに10分かかります」
おねーさんがやってくれた・・・見守る姪っ子。
背番号に10EUR、ネームに10EURの追加料金。
合計して請求された金額が、姪っ子が考えていたのより大きかったのでクレームを付ける ・・・ 商品棚にある金額と、レジでタグでを読み取る金額が違っていることが発覚!
向こうの落ち度なので訂正してもらって、8EURほど下げてもらった(正規にしてもらっただけ)
練習場
これも事前調査では「スタジアムから、さらに300mほど先まで歩いた森の中にある」と言うことだったので、300mほど歩いたが、グラウンドは2面あったものの、誰もいない。
「一杯食わされた ・・・ Shopに戻って聞いてこよう」と、引き返すと、スタジアムの方面から、かすかに人の声が聞こえたので、近づいてみるとスタジアムのすぐ隣のグラウンドで練習をしていた。
「あ、いたいた、おーつだ!」(左端)
念願かなってご満悦の姪っ子
カレン・ロバートもいるぞ!
こちらがメインスタジアム、入口から入ると、坂を下るようにスタンド席がある。
10:30~12:00の練習を終わって、引き上げてきた大津選手を呼び止めて 「おーつゆーきです」 と、いう本と、ショップで買い求めたシャツにサインをいただいて、「写真もお願いします」という要望にも気軽に応えてくれて、シアワセな笑顔を見せる姪っ子でありました。
僕は「代表招集、おめでとうございます」と言った 「ありがとうございます」 「良かったですね」 「はい、良かったです」 「代表戦頑張ってください」 と、背中を叩いた・・・「はい」 と、クラブハウスの方へ向かって行った。
姪っ子は、あこがれの選手に会えて緊張したか、本にサインをもらうのが精一杯の様子だったので、僕が「ほら、ユニフォームにもサインをもらいなさいよ」と促して、それで終わりそうだったので 「すみません、写真もお願いしていいですか」 と、矢継ぎ早に応援してあげねばならなかった ・・・ 大津選手もちょっと、自分から喋る方でもないようで、自動的に足はクラブハウスに向かいそうだったので ・・・
練習場から、一緒に引き上げてきたカレン選手に声をかけないで悪かったなぁー、僕にはカレン選手の方が、人懐っこそうで「いい人」に見えたんだけど ・・・ ごめんなカレン。
フェンロー駅で、念願叶ってVサイン ・・・ 実はこれも、おーつゆーきの本の中で、そういう写真があったのだ。
僕は、おーつよりもコロッケとハイネケンビールだ!
オランダ名物、コロッケの自販機
姪っ子はフリッツを食べる。
帰りは、オランダのレトロ電車だった。
車内、「レトロ度」ではベルギーの方が勝っている!
次に降りた場所はマーストリヒト駅。
乗り換えついでの街歩きである。
「おーつゆーきです」という本では、ここマーストリヒトでの写真がたくさん載っているので、追体験旅行をするのも姪っ子の念願だったのだ。
聖セルファース橋をわたって旧市街へ
VVV=オランダでは観光案内所のことをそう言っている ・・・ マーストリヒトのVVVは古い建物の中にある。
マーストリヒトのフロートマルクトにある婦人像 ・・・ おーつゆーきも、この前で写真を撮っていた。
マルクトではマーケットが開かれていて、花屋さんにはチューリップの花が満開!
1290年代に建てられた教会
その教会の内部は、なんと本屋さん。
2008年の「世界一美しい書店」に選ばれたという(英ガーディアン紙)教会そのものも美しいし、その空間を上手く活かした書店としての作りも素晴らしい。
こんな本もありました。
3階から見た主祭壇部分には十字架を模したテーブルが置かれ、その場所はカフェになっていて、気軽にコーヒーを飲んだりケーキやパンを食べることができる。
実はここも、おーつゆーきが訪ねたところだった!
姪っ子もお気に入りデザインのスケジュール帳を見つけて(70%Off)にんまり。
聖セルファース教会(4つの塔)と聖ヤン教会(赤い塔)。
マーストリヒト駅前
ベルギーの国境越えローカル電車。
レトロ度ではオランダ鉄道に負けない!
リエージュ駅・・・川島永嗣の住んでいる街だが、今回は乗り換えに利用しただけだった。
漫画タンタンの冒険に出てくるロケット
帰りもルーヴェン経由で帰ったが、もう写真撮るのも飽きたので、これ以上の写真はない ・・・ いやー、疲れたわい。
片道3時間半くらいの往復、フェンローとマーストリヒトでは結構歩いた ・・・ 歩数計は1万歩を超えていた。
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