天気がめまぐるしく変わる、大変な一日だった火曜日。
午前、雨が降り出したと思ったら、白いアラレに変わり、それが止んで、青空が見えつつあると思ったら、白いものが舞い、雪になった!
Mechelen(メッヘレン)街歩きの予定だった僕らは、「あぁ~、雨かぁー」、「おー、あられだぁー」「わーい、雪だぁ~!」 大きな窓越しに見える外の景色に一喜一憂していた ・・・
天気はどうであれ、メッヘレンには仕事の用事で行かなければならなかったので、着々と準備をしていた ・・・ 家を出る頃には、雨も雪も降らず、ベルギーらしい曇り空になっていた。
いつも撮っているメッヘレンの「マルガレータの宮殿」、庭の写真に妹母娘が入った!
来たついでだから、1時間の駐車料金を払って町の散策に出る ・・・ 市庁舎横の柱廊。
フロートマルクトと聖ロンバウツ大聖堂の鐘楼(塔の高さ97.3m)
16世紀から使われているメッヘレン市庁舎
聖ロンバウツ大聖堂の鐘楼とマルガレータ妃の像、そして右の建物は15世紀の市庁舎(現在は郵便局)。
「マルガレータ妃は、16世紀にメッヘレンを拠点(首都)にして、オランダ、ベルギーを合わせたネーデルランドという国を支配していたんだよ」
旧魚市場の建物群 ・・・ 青空が広がってきた!
旧魚市場に面しているのが13世紀の市庁舎(現在は博物館)
こんな歴史的建造物の中を歩いても、お店のショーウインドウの中にしか興味はないのか!
旧魚市場
運河沿いの通り Haverwef にある古い建物群。
ダイル川(運河)の河畔
聖ロンバウツ大聖堂のステンドグラス。
パイプオルガンと説教台
主祭壇
入口右横にある祭壇画は、ヴァン・ダイクの「磔刑図」
市庁舎の柱廊を歩く母娘
聖ピーターとポール教会(St. Pieters-en-Pauluskerk)
僕も、この教会内部に初めて入った。
古いパイプオルガン。
すっかり天気が良くなり、次の目的地へ急ぐ ・・・
メッヘレンからリールへ帰る途中にある町、デュッフェル(Duffel)の火曜朝市 ・・・ 「美味しいムール貝を食べるぞ~!」 と、食材の買い出し ・・・ フェンネル、セロリ、玉ねぎ ・・・ もちろんムール貝も3人分で2kg!
マーケットは12時頃から片付けを始めていた。
さて、次に行ったのはリサイクルショップの 「Opnieuw & Co」 ・・・ 同じDuffelの、町の中にあるリサイクルショップ。
僕は、あまりリサイクルショップに行っても欲しいものはないんだけど、眺めるのは楽しい ・・・ このビールのグラスなんて、今はもう、違うデザインになっていて、新品を求めることは出来ないものも多い。
優雅な宮廷暮らし
レースを持った人形、若い恋人たち
サッカー少年、木靴の船に乗ったオランダのカップル
??
こういう人形たちも「かわいい!」とは思うけれど、買って部屋に飾るというほどでもない ・・・ だいたいが3EUR以下なんだけどね。
手回し式のコーヒーミル ・・・ この程度のもが、トンゲレンのアンティークマーケットでは20EUR前後で売られているが、ここでは8EURと言う破格値!
計量器 ・・・ これ、渋い!
計量皿の上に、僕の持っているキーを置いてみたら目盛は当たっていそうだ ・・・ 真ん中にある丸い重りとのバランス式だが、この状態でグラム単位が計れて、重りを下の方に伸ばすとキロ単位が計れるという、シンプルですごいアイディアだ!(6EUR)
手動・食パンスライサー ・・・ 厚さ調節可能!(8EUR)
このお店「Opnieuw & Co」には、カフェコーナーが有り、無料でコーヒーや紅茶が飲める ・・・ 僕は1杯頂いたが ・・・
母娘は宝探しに余念がない。
1EURのブリキのおもちゃ ・・・ 戦争に使う船ですけど。
次はスーパーマケットのカルフールで「食パンスライスマシン体験」 ・・・ マシンの蓋を開けて、食パンを置いて蓋を閉めると、ウィ~~ンと音を立てて動き出す。
下の窓から薄くスライスされた食パンが出てくる。
上にある台に置いて・・・
袋に入れて出来上がりぃ~!
大阪の母娘は、日本では売っていない(少ない)この黒いパンが大好きなのだ!
カルフールのパンコーナー。
家に帰って、遅い昼食は午後4時頃になっていた ・・・ もちろんマーケットで仕入れてきた新鮮ムール貝、香草たっぷりで「白ビール蒸し!」 ・・・ 「おいしぃ~!」 ・・・ 貝殻で挟んで食べる食べ方も大好きなのだ!
夜は、これまたマーケットで仕入れてきたホワイトアスパラ ・・・ シンプルにハムと玉子を付け合わせてバターソースがけ!
ホワイトアスパラは今、ベルギーで採れる季節ではないが、ペルー産でも「ベルギーで食べるホワイトアスパラ」には違いない! ベルギー風だ。
食べ物でもベルギー満喫中の母娘である。
2 件のコメント:
最初ヨーロッパのお店は全て目新しく素敵に見えたものですわ。あと「日本にも売ってるけど何この値段?!」と興奮しちゃうんですよね。
帰国した際に日本のスーパーで燃えてしまうのと一緒かしら。
妹さんお若く見えますね、びっくり。親子というより年の離れた美人姉妹という印象ですよ。
お蝶婦人殿、そんなに褒めたら舞い上がってしまいますよ、ノリのいい大阪人は・・・
10日あまりの滞在で、限られた時間を最大限使わなくちゃいけないという焦りか?
来る前は、「のんびり、在住者のようにリールの街を散歩したい」なんて、言っていたんですがね(笑)
コメントを投稿