1.1.09

ベルギーの正月

 先ほど両親の家から帰ってきた。向こうのレストランで、シカ肉料理をごちそうになって、シャンペンで(こちらではシャンパーニエというので雰囲気がある)「Gelukkif Neuwyaal !ヘルックフ ヌゥーヤール!」(幸せな新年を)と、乾杯した。

 日本のように、特別な正月料理なんてないから、普段よりちょっといいものを、と言う感じじゃないかな?僕はクリスマスから過食だったが、やっと元に戻り、落ち着いてきた。

 街も正月という感じじゃないし、クリスマスからそのまま引き続き、ヌゥーヤールなのである。家に帰って来てからTVのニュースを見ると、アントワープやブリュッセルなど都会では、年越しの花火大会があったようだ。酒気帯び運転の取り締まりも(日本より厳しくはないようだが)

 年越しの時、街のあちこちで、花火をやっていたが、ほとんど本格的な打ち上げ花火なので、お金もかかるはず。ある人は、個人的に花火のために、お金を貯めて2,000ユーロ分(25万円)を打ち上げたんだとか・・・・。ベルギー人の、年越し花火に対する、情熱がうかがえるニュースもあった。

 お隣のオランダでは、そんな習慣がないから、わざわざベルギーに来て、花火見物する人もいるんだってさ。(わざわざと言っても、隣の県に行く感じで、行けるからね)

 また、この寒さで久しぶりに出現した、自然の池での無料スケート場がにぎわっていたそうだ。ウチの隣の池も、氷上を歩けるくらい固まってるから、出来そうだけどね。(写真はウチの隣)

 そして、年末年始を、バカンスで外国へ行くのも、正月の過ごし方の一つと言う事。
 去年は、フィナンシャル・クライシスで、年末年始の過ごし方では、海外旅行は減る傾向で、レストランの予約も減り、デリバリーの予約が増えたとの情報もあった。

 ベルギーの政界は、昨年末に政権交代があり、フィナンシャル・クライシスと、まだ続いているオランダ語圏と、フランス語圏の対立など、難題を背負った政府になりそうだ。

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