27.1.09

散々な一日

 今朝は夜中に-4℃になったとかで、霜が降りて、芝生や屋根や車のウインドウが白くなっていた。
 最高でも2℃くらいと言うので、防寒着をつけて学校へ出かけた。

 家を出るのが遅かったので、早足で駅まで急ぎ、時間ギリギリに駅について、電車の時刻表の電光掲示板を見ると1分前だった。さらに良く見ると発車時刻の横に赤い文字でOH-31追記されていて、「31分遅れています」とのことだった。あらら・・と拍子抜けして寒いホームで待つ事に・・・・、同じ学校のレカルさん(フィリピン人女性)と会ったので、一緒に学校まで行った。

 学校のあるMechelen駅に着くと、授業開始4分前だった。学校まで歩いて10分なので、また早足で学校まで歩いたが、当然遅刻だった。

 授業は昨日と同じく、訳の分からないまま3時間が過ぎ、授業が終わってから、見かねた先生が、僕とベトナム人女性(ベルギー在2カ月)を呼んで、「あなた達は、もう少しオランダ語に慣れてから来た方がいいんじゃないか?」と、おっしゃった。「先生が心配するほど、僕は問題にしていませんよ」と、言ったがうまく伝わったかどうか、とりあえず「家に帰って、妻と相談してから連絡します」と、その場は帰った。

 先生と相談をしている間に時間は過ぎ、またまた電車の時間にギリギリになったので、またも早足で駅に向かう事に・・・。駅に着いて時計を見たら、3分前だったのでちょっと足をゆるめて、長い8番ホームの階段を上がって行ったら、ちょうど電車が動き出したところだった「おっと、1分前じゃないか?」動き出した電車が止まるわけはない。逃がしてしまった。

 運転士の時計か頭か、駅の時計が狂っていたはずだ。

 次の直行便は1時間後。仕方がないので、アントワープ経由で帰る事にして、アントワープの一つ手前の駅まで行って、乗り換える。

 Katrienによるとルーヴエン行きに乗ればリールを通ると言う事だったので、それに乗ったら、次に止まった駅がMechelenだったので元に戻った事になる。

 駅名の看板が「Mechelen」だったので「あれっ?」と思い、訳の分らないまま、急いで降りて、次に来る「確かにリールを通る急行電車」(LIERと電光掲示板に評されていた)に乗って、やっと地元Lier駅に帰ってきた。

 ちょっと、世界の車窓から・・・・を気取っていたのが、外の風景は真っ暗(夜)だった。

 せめてもの救いは、電車のチケットが昨日買った1カ月定期券だった事だ。(3回検札があった) ベルギーはどこの駅にも改札がないので、自由に出入りして電車に乗る事が出来るが、必ず乗務員が回って来て検札をする。チケットを持ってなければその場で買う事に・・・。

 帰ってKatrienに今日一日の顛末を話すと「ま、電車と言うのはこういう事があるからねえ・・・、仕方ない。でも乗る時は、どの駅で止まるか時刻表で確認しないとだめよ!」。ん、確かにそうだ。

 「オリエンテーシー講座(今の学校)は、先生の言うように、もう少しオランダ語を鍛えてから行った方が良さそうなので、そうするか」と言う事になった。

 僕は、自宅でオランダ語学習。買ってしまったMechelenへの定期は無駄には出来ないので、週に3回程度電車でMechelen市まで行って勉強してくる(社会見学)と言う事で話はまとまった。

 この定期で「乗り継ぎ」と言う事でAntwerpen(アントワープ市)まで乗れるので、大都会Antwerpenまで足を延ばせる。ついでにAntwerpen見物も出来るので、なんだか希望がわいてきた。

慌ただしく、散々な一日だった。
にほんブログ村 海外生活ブログ ベルギー情報へにほんブログ村 写真ブログへにほんブログ村 外国語ブログへ

0 件のコメント: