わが家の前のセイヨウブナの木には相変わらずアカリスがやって来て実を食べている!
「今年は豊作でアカリスも食料には困らないネ」
なんて、Katrienと話して羨ましく見ているのだが・・・。
僕は今日、Lier市内を自転車で散策して、公園に差し掛かったところで、低い木から何やら木の実を採っている男の人を発見した!
近づいていって「それは何ですか?」と声掛けてみた・・・、男は「○△×・・・」と答えたが聴き取れず、どうせ知らない木だからいい事にして「食べられるんですか?」と聞くと「食べられるよ!」と答えたので、僕もまねをしていくつか収穫した。
こんな実だった!
あとで考えたら、これはまだ青いわい・・・熟してない!
ハマナスの赤い実(ローズヒップ)と住宅。
川沿いの階段に腰掛けて、先ほど収穫した木の実の皮をむいていると、後ろから声がして「あのぉ、、私たちはこの階段を降りたいのですが・・・」と言ってくる男たちがいたので、見てみると小さい船を持っていた。
「おぉ!カヤックか!どうぞどうぞ!」と階段を開けて通してやると、2人乗りのカヤックを川に降ろして漕いで行くのであった・・・。
僕はまた階段に腰掛け30分ほど、木の実の皮を剥くのに熱中していたら、今度はおじいさんが一人乗りのカヤックでこの場所に乗りつけてきて、カヤックを引き上げ、僕の前を通過し遊歩道の反対側にある池に降ろして、また漕ぎ出した・・・。
そうだ、この池のほとりにはLierのカヌークラブのクラブハウスがあるのだった・・・。
そうか、そのルートだったのか?この階段は!
じゃましたね。
で、一生懸命皮を剥いた木の実はこれです(大きいのはクルミの実)。
調べてみると「ヘーゼルナッツ」であることが分かった!
ドングリに似ているが、これは人間の食用に良く使われているらしい!
ヘーゼルナッツの木は和名でセイヨウハシバミと呼ばれていて、菓子やクッキー、アイスクリーム、チョコレートなどに使われているらしい(日本に輸入されるのは95%がトルコ産)
食べ方が分からないが、とりあえずフライパンで炒ってみた・・・。
殻が非常に硬くて両手の指を使って押しつぶそうとしてもびくともしない。
が、熱すると殻が割れるものあるが、中には「爆発!」するのもあり、フライパンに蓋をしておかないと危険だ!
焼き上がった実を割って食べてみたが、ピスタチオをイメージしていたがちょっと違う。
味は栗のような味で甘みがそれほどない感じか・・・、他の調理法があると思うので断定はできない。
ベルギー、意外と食用になる植物が多いことに驚く・・・、栗、クルミ、フキ、つくし、ヨモギ、野生のプラム、ローズヒップ、リンデン、カモミールなどなど。
昔はそういうのを食べて、人間が住んでいたのだろうから不思議でもないが、沖縄になかった植物も多いので面白い!
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