涙が止まらない・・・寒くて

急にまた寒い、サムイの話が始まっているが、ホントに寒いのだ！

寒さを体験するためにわざわざ外に出て、自転車で走ってきた。

変な奴だとお思いでしょうが、－４℃～－５℃と言ったって、ベルギー人も犬を連れて散歩の人、ジョギングの人が多いのだよ！

池の水も表面が凍っている！

池へ降りる階段は、カモの足跡か？足跡の向きは池から上がってきている。

寒々とした風景。

流れのある川は凍っていない。

夕陽を浴びる家並み・・・、そうだ夕陽を見に行こう！

池の氷の写真だけ撮ったら帰るつもりだったが・・・

川の向こうから見た、聖グマルス教会。

日没まで秒読み段階に入っている夕陽を追いかけて、川沿い自転車道を行く。

別の方角の空には、半分の月が上がっていた！

日没まで同じ場所に立って、写真を撮っていたが、だんだん体が冷えてきて、風も出てきた。

これはイカン！

夕陽を深追いしすぎてしまった！　帰り道は向かい風で町から５㎞位は離れてしまった！

３段しかないギアを、一番低いギアにして風に向かって進む・・・、メッチャ寒い！

手袋の中の指がかじかんで、靴の中の足の指先まで冷たくなっている。

涙が出てきて止まらない！

それでも時々、立ち止まって写真を撮ろうとするが、カメラのシャッターボタンが何処にあるのか、それを押しているのかどうかさえ、指の感覚がマヒしてわからない・・・。

もう写真は止めよう、とにかく早く家に帰ろう！

家に着いて、鏡で自分の顔を見ると、頬が赤くなっている・・・手袋を脱ぐと指が真っ赤になっている・・・感覚もない・・・、流し台の蛇口をひねり、お湯を出して指先をマッサージする・・・、それでもすぐには良くならず、長いソファで毛布にくるまって、しばらく横になっていて、それでやっと回復した。

久しぶりの寒さで、マイナス気温を甘くみてしまっていたことを反省。

 

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