昨日の続きですが、今日のタイトルは「ブルージュ遠足」ですよ!
背中のリュックから、テニスラケットのグリップがはみ出した状態で、テニスシューズを履いて七分ズボン、青いTシャツで、若者のように、世界遺産の観光都市ブルージュを闊歩(遠足)してきたのであるから、変な観光客だったかもしれない・・・。
ま、いいさ、一応、テニス遠征のつもりで来たのだから・・・
ブルージュ(Brugge)と言えば鐘楼、世界遺産の中にある世界遺産。
鐘楼の隣にある西フランドル州庁舎。
ちょっとだけ離れたブルグ広場(Brug)にある市庁舎。
1376年から1420年にかけて建てられた・・・スゴイ!
その市庁舎に掲げられている、ベルギー国旗とフランダース旗
Brug広場にセグウェイ軍団が集合していた!
一度は乗ってみたいと思うが、、やっぱり自分の足で歩いたほうがいいんじゃないの?と思ってしまう。
同じ広場に面してある「聖血礼拝堂」
市庁舎の左側にある「公文書館」1537年に完成、今は「自由ブルージュ博物館」になている。
「公文書館」の右に空いている通用門を通る時、天井を見ると、こうなっている。
そして壁にこんな彫刻が掛けられている。フランダースのライオンを真ん中に、ブルージュのマスコットのクマとライオンが両側にいる。
通用門を通りぬけて、振り返るとこんな感じ。
そして、観光ボートが行き交う運河に出る。
運河を渡ると旧魚市場がある。
お土産品店が並ぶ魚市場で、実演販売として、ショール生地の織物をしている男性がいた。
テニスラケットを担いだ観光客(僕)は、再びマルクト広場へ向かう。
確かにテーマパークのようで、世界中から人が集まっている(いろんな言語が聞こえてくる)。
鐘楼の裏側の通り。
フィギアのお店がある。
マルクト広場は相変わらず、馬車がひっきりなしに走っている。
僕はこの広場に面したブラッセリー「CRAENENBURG」という店で、テニスの対戦相手になるハズだった、ブルージュ在住Aさんと待ち合わせしていた。
まずは順調に再会できて、祝いの1杯!
僕は「珍しいビールを・・・」とKWAKビールを飲む。
15:30に待ち合わせて、30分ほど休んでから、Aさんのホームコートへ歩いて向かう事になった。
通り道でブルージュ在住者であるAさんが、「通ツウ」っぽく案内してくれた場所がいくつかある。
ブルージュで一番短い通り「DE GARRE」25mくらい歩いたら行きどまりだった!
旧刑務所跡地に建てられた、一般のアパート・・・
(ブルージュに刑務所があったのかぁ!?)
シックだが斬新なデザインは、ブルージュ歴史地区にはそぐわないと思うのだが、景観条例適用されてないのだろうか?
旧市街から郊外へ向かうゲントの門
運河を越えようとしたら、橋が跳ねあがって、通行止めの赤信号。
船が通り過ぎるまで、待たなければいけないのよね・・・
オイ、オイ、雨が降りだして来たよ!
この橋を渡って、5分ほどでテニスコートに着いたが、雨が降り始めていたので「しばらく待ちますか、いずれ止むでしょう・・・」と、クラブハウスで、Aさんが準備してくれたシャケのおにぎりをほおばる・・・、さすが!おいしかったぁ・・・丁寧に冷たい麦茶まで準備してくれていたぁ・・・、「お~~っ!日本の夏の味!」
しかし、待てども雨は止まず、激しくなったり、空が少し明るくなったりしたが完全には止まない。
ダブルスの相手をしてくれるはずだった仲間も訪ねてくれたが、あきらめて帰ってしまった・・・。
まことに残念ながら、踏ん切りをつけなければならなかった・・・「次回にしましょう!今日はこれから車で少し、ブルージュの町を案内をしますよ」と、Aさん。
「テニス対決アウェー戦」は「雨で順延」となった。
車でAさんが案内してくれた場所・・・これはな~に?
これこそ、僕がブルージュ郊外を歩きまわり、探そうとして探せなかった、「古い町ブルージュの新名所」、斬新な発想とデザインの「新式跳ね上げ橋」である。
この大きく跳ね上がっているアームのようなものと、運河の上にかかっている橋の部分が、絶妙な重量バランスを保っていて、船が通過するときには、油圧操作で、ゆりかごのようにアーム部分が下がり、道路の部分が跳ね上がるようになっている!
運河の多いベルギーやオランダ、いろんなタイプの跳ね上げ橋や、横開きの橋もあるが、これは新発想です!
いつか、動く所を動画で撮ってみたい!
そして、ブルージュで一番古い、1515年創業というカフェ・・・、が、店名忘れた!(月・火定休日で店内に入れず)
ブルージュらしい町並み
ブルージュの地ビール醸造所「Brasserie Halve De Maan」の入口の門。
三日月に顔のマーク
3月に甥っ子が来た時に、Aさんと初めて会ってビール「Brugse Zot」を飲んだ場所だった。
マルクト広場のカフェの軒のテントの色は緑色で統一されているらしい(景観条例)
マルクトから、Philipstockstraatと言う通りを30mくらい入った所にあるカフェでビールを飲むことになった。
カフェのハウスビールであるらしい・・・美味しかった!
Aさんお勧めのビール!
店名を忘れたので、ビールの名前も忘れたぁー。
おつまみもおいしかった!中華風海老フライ、春巻きなど盛り合わせ。
グラスのデカサにつられて注文したホップスビール(Hopus)
名前の通り、ホップ味の効いた美味しいビール、度数が高そうです・・・酔いました。
このカフェもビールの種類が300種類以上あるらしく、料理もおいしいとあって満席!
僕とAさんは、カウンターの脇で立ち飲み!
たまたま後から入って来た、Aさんの友人(若いベルギー人)カップルと一緒に、立ち飲み話で盛り上がっていた。
このカフェは、なかなか良かったなぁー、
姪っ子と一緒に行くかぁー!
この頃からもう、帰りの電車の時刻を気にしながらのカフェタイムとなり、20:50頃には退散しなければならなかった・・・、駐車場まで歩き、AさんがBrugge駅まで送ってくれた。
Lierまでの最終便に間に合わせるには、Bruggeで21:35の電車に乗らなければならない。
幸い早目に着いたので、ひとつ前の21:18の電車に乗り、家路に着く。
いやいや、雨に降られテニス対決は出来なかったが、雨のブルージュもいいもんだ!
普通の観光客は早々にホテルに退散して、一部のモノ好きたちが、しっとりと静かな(テーマパークでない)ブルージュを楽しめる。
Aさんありがとうございました!
楽しみは持ち越しになりましたが、それでも十分楽しかったです。
2 件のコメント:
こんにちは。
雨でテニスができなかったのは残念ですね!!
でもその代わり、ブルージュの街を観光して、ビールを飲めたのは良かったですね!!
ベルギービール三昧、うらやましいです。
ななちゃん、
雨でテニスが出来ないのは残念でしたが、ベルギービール三昧は「いつもの事です」(笑)。
雨のブルージュの情景も非常にいいですよ!
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