第2弾、「ブルージュ遠征(アウェー)編」にするつもりだったが、結果を先に言うと「雨で順延・・・」って事になってしまったぁ!
だから本当のタイトルは「ブルージュへ行ってみた・・・」だ!
しかし、朝からいい天気で、リュックにラケットと着替え、ドリンクまで詰め込み、七分ズボンに青い半袖Tシャツ(なぜか背中に大きく「日本経済新聞」とプリントされている)リュックを背負っている間、電車に座っている間は「日本経済新聞」は見られなくて済むだろう・・・そしてテニスシューズ。
そんないでたちで、いざ出陣!
背中にラケットを背負った宮本武蔵の心境である。
おおげさだぁ?
Lier市内の遊歩道を歩いていると、脇の広場にある仮設舞台で子供たちが遊んでいた。
毎週木曜日には、ここでミュージックフェーストが開かれる。
ビールを飲んで、ワイワイしながら夕涼みをするのサ・・・。
元々、涼みたくなるほど暑くないってか?
(そうなんです、念のためジャンパーくらい持っておかないと・・・)
LIERの遊歩道
LIER駅のホーム
夏休みの学生たちがリュックを背負ったり、キャンプ道具や、小さいスーツケースで、小旅行に出かける姿が目立つ。
2等車内
1等と、2等の差ってあんまりないような気がするんだけど、強いて言えば2等が混んでいる時でも、1等ではスカスカに座れる・・・ってくらいのものか。
飛行機のエコノミーとビジネス・ファーストのような雲泥の差ではない!
「旅の友」はSUDOKUとビール、電車の日程表のメモ。
ベルギー国鉄のチケットについて少し触れておこう・・・・これから来る人のために(姪っ子か?)
LierからBruggeまで電車で1時間35分かかる。
大体1時間を越えるような長距離になると、料金は片道10€を超える・・・Bruggeまでは通常(平日)料金で往復30€となっている。
Weekendチケットだと土日祝(の前日19:00以降含む)15.8€(往復)
7・8月限定のsummer ticket は平日利用で15.0€(往復)
※summer ticketの方が安いが、週末に利用できない。
※summer ticketはベルギー国内どこへでも1回往復できる。
※Weekendチケットは、距離が延びれば料金も増える(正規の50%)。
このジレンマを解決する策は?
あります!
「RAIL PASS」という年間通して使える、長距離10回回数券。
10回券で74€・・・・1往復14.8€ですよ!
summer ticketより安い!
しかも、いつでも使える・・・ベルギー国内どこへでも行ける!
中・近距離週末はWeekendチケット、近距離平日はKEYCARDという10回回数券(20€)、長距離ならRAIL PASSというのが、僕のベルギー国鉄の使い方ですね(summer ticketは使わない)。
要するに、観光旅行で5回以上長距離移動があればRAIL PASS。
単発ならsummer ticketかWeekendチケット(駅でチケットを買う時に、とくに言わなくても安い方を出してくれる)。
他に、25歳までは「Go Pass」という、さらに安いチケットもある。
Go Pass10回券は50€(片道5€でベルギー国内どこへでも行ける)
フランダースらしい風景が続く(窓ガラスが汚れているぅ・・・)
あ、そう、フランダースと言えば7月11日は「フランダースの日」だったらしく、公共機関はもちろん、家庭の窓などに黄色い生地にライオンの絵を模した「フランダース旗」が、いたる所で翻っていた。
フランス語圏の「ワロンの日」というのも別に定められている。
国際的観光都市Bruggeの駅、窓口のあるホール。
駅を出るとすぐに目に入るのが、長い期間の修復工事の終わった聖母教会の塔。
駅からすぐの所にある安いホテル(看板=44€・25€)
中心に向かって歩いていると、救世主大聖堂の塔が見えてくる。
ところが僕は、中心には急がないので横道にそれて、ぶらりと歩く・・・
2階の窓に可愛い人形と花が飾られて・・・さすが観光都市。
観光案内所のある近くの広場(’t Zand)
BruggeにもLierのような遊歩道が、旧市街を囲むようにある。
休憩ベンチもいちいち洒落ている。
湖畔に浮かぶ古城のような「鍛冶屋の門」(Smedenpoort)
鍛冶屋の門
真ん中は車が、対向車と交互通行で通り、両側の小さな門は歩行者用。
中はすっきりとしてきれい!
(鍛冶屋がある訳ではない・・・スマン!)
反対側から見る。
僕は旧市街をあとにして、郊外方向へ歩き続けた。
始めて歩く場所には新しい発見がある。
何の建物か知らないけど・・・
自転車と窓辺の花
民家のプラムの実
郊外を歩いたのは、ある目的があったのだが、その目的を果たせないまま旧市街に戻ることになってしまった・・・、その事はあとで触れます。
時間を無駄にしたとお思いでしょうが、僕はそんな当て外れの「ぶらり」も楽しんでいるのですよ。
再び旧市街遊歩道に戻って来た。
中心のフロートマルクトへ歩く・・・
ブルージュらしい街角をお楽しみください。
ガイド本も持たずに適当に歩くから、いろんなものが見えます。
ガイド本を持って歩いている人をよく見かけるが、(それ自体、悪い事ではない)目的のもの以外は目に入らないのではないかと、いらぬ心配をしてしまうのである・・・
テーマパークに入ってきたようなフロートマルクト周辺。
長くなってしまったので、テニスの「テ」の字も出ないまま、この稿を終了しよう。
珈琲(一服)してから続きを書こう。
2 件のコメント:
こんにちは。。。
お久しぶりです!!!
お元気でいらっしゃいますか?
あのもしベルギーの中で日曜日に行くとしたらどこに行くのがおすすめでしょうか?
ぜひ教えていただきたいです!!!
やあ、里沙子さん!
今は里帰りしているようですね、ゆっくり休んでください。
僕はご覧?の通り元気です!
ベルギーで行く所ですかぁ・・・
まずは大きい所(町)から行った方が無難でしょうね。
ブリュッセル、アントワープ、ゲント、ブルージュ、リエージュ、メッヘレン、オステンド、ルーヴェン・・・
それぞれ個性的でおもしろいですよ!日本人の目から見ると、無料でテーマパークの中に入っているようです。
その後、田舎へ行くと、これまた素晴らしい!
絵本に出てきそうな、、、絵葉書になりそうな風景が多いです。
このブログで右側にあるラベル「観光」をクリックすると一気に観光気分で読めるようになってますよ!
お楽しみください。
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